他人の意見ではなく、自分の本心で生きるための考え方
「人は笑えど、天は笑いはしない。」
とある漫画の表紙裏に書かれているのを見てから、事あるごとに心の中で唱えている言葉です。
ちなみに僕の名前「天尋」の「天」の文字はこの言葉から頂戴しました。
親や上司や先生や友人など、誰かの目を気にしすぎてしまい、自分のやりたい事を制限して生きてしまう人。
優しさや気の弱さ故にこれまで他人を優先してきたり、親や先生などの大人の言う事をちゃんと守ってきた、いわゆる「真面目な人」に多いかと思います。
しかし、自分以外の誰かの意見を尊重して生きてきた人は、自分の中の本当の願望を見る習慣がなくなってしまいます。
そんな人は、「困った時は誰かに聞いてみる」「始める時や選択する時は誰かの同意がないと不安」、常にこのような方法をとってしまいがちです。
このような人は何かトラブルが起きてしまった時に、「人のせい」にしてしまう、あるいは「過剰に自分のせい」にしてしまう傾向にあります。
正直申しますと、以前の僕もこの状態でした。
二十歳くらいまで何でも人のせいにし、社会人になってからは逆に自分のせいにし過ぎる事で、自分を貶めてしまっていました。
そのような人が自分の本音を知り、自立するための考え方をご紹介します。
今回は少し抽象的な心のお話になります。
「答えはすでに自分の中にある」という言葉を聞いたことがある人もいるかと思います。
この言葉も一番上に書いた言葉に似ていて、「自分の心に聞いてみる」という意味を持っていますよね。
しかし、他人に選択を求める習慣で生きてきた人は、何かを選択する場面で自分の心に聞いてみても「よくわからない」もしくは「なんとなくわかるけどこれでいいのか不安」のような状態になります。
そんな時は空(天)に向かって、「私は本当の本当の本当はどうしたいのか」を問うてみてください。
ただし、そこに他人の気持ちをできるだけ介入させないこと。
空に向かって聞く事について、あなた以外の誰かの都合を考える必要はまったくないのですから。
それで誰かに迷惑をかける事はまったくありません。
ただ空に向かって聞くだけなんですから。
損得を考えても良いし、考えなくても良い。
我欲を入れても良いし、入れなくても良い。
あなたを強制する事は何もない、なんの条件も制限もない。
本当は何が欲しいのか。
本当はどんな状態になりたいのか。
そんな丸裸の状態から出てきた答えこそ、あなたの「本音」になります。
すぐにはピンと来る答えが出てこないかもしれません。
大切なのは「他人の意見を介入させないこと」です。
答えが出たとしても必ずしもその本音に沿った行動を実行しなければならない訳ではないし、現実の生活を変えるのには相応の時間が必要になる事もあります。
それでも、あなたの中から出てきた「あなたの本音」を尊重していただきたいのです。
その気持ちを誇りに思い、大切にして欲しいのです。
「自分を生きる」とは「自分の意志で決めること」です。
あなたが自分で決めた事を誰かが否定してこようとも、
例えそれであなたが失敗して、それを誰かが笑ってこようとも、
そんな事で自分を貶める必要はまったくありません。
人は笑っても、天(自分)は笑っていないのですから。
今日も素敵な人生をお過ごしください。
鈴木天尋
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