初心者がテニスの試合で強くなるために誰でもできる事一覧
「テニスが強くなりたい」「試合で勝てるようになりたい」そんな思いを抱えている人がたくさんいますよね。
テニスというかスポーツにおいてすべて言えることですが、技術的なことも大事なのですが、上手くなるため、強くなるためのベースを整えなければシンプルに成長効率が悪くなります。
私も運動神経が良いわけでなく、体格に恵まれているわけではありませんが、テニススクール入門から始めてテニスの試合で勝てるようになった中で、マジでとにかくやるだけで誰でも成長効率がアップする簡単なものを箇条書きで並べるので、できる事から始めてみてください。
ここではそれぞれの効果について細かい話はせず、とにかくこれをやっておけば良い的なノリで雑に並べます。金と時間が限られている中で投資効率の
逆に強くなりたくない人、昔取った杵柄で楽しく体動かしたいだけの人には関係の無い内容になっています。
誰でもできる強くなるための行動
とにかく試合に出る
テニスの試合で勝てるようになるためには、当たり前ですが試合に出る必要があります。そもそも試合に出ないと試合には勝てもしないし負けもしません。なので、とにかく試合に出てください。
上手くなるかどうかって話は置いておいて、強くなりたいなら試合に出る。強くなってから試合に出るのではなく、強くなるために試合に出る。勝った負けたはどうでもよくて、とにかく試合に出ることが大事です。
強くなったら試合に出るのではなく、強くなるために試合に出てください。
初心者向けの草トーなども多く開催されているので、ぜひ探してみてください。
試合や練習の動画を撮る
試合でも練習でも、動画を撮影できる場ではとにかく動画撮影しておきましょう。なんとなく自分が思っている自分のテニスと動画で見た自分のテニスを見比べて、できること・できないこと・理想との距離をしっかり測ることが重要です。
振り返りノートを作る
試合でも練習でも、テニスをした日は必ず振り返りましょう。試合の振り返りと分析の仕方は以下のリンクに詳しくまとめていますが、練習に関してもコーチに注意されたことや自分で気づいたことを適当にまとめるノートを作って、文章でアウトプットし、記録をつけることで成長を客体化できます。
強くなるための準備
同じラケットを2本以上用意する
同じラケットを最低でも2本以上用意したほうがいいです。ガットが切れることもありますし、張り替えの間にテニスできないとかもあります。違うラケットが2本でも最悪の場合許容だとは思いますが、ラケットが違えば打感もボールの飛び方も異なります。基本的にはテニスの練習においては変動要因を減らすことが重要です。
また、夏場の試合や練習においてはグリップが手汗で滑ることも多いので、常に2本のラケットでグリップが元気なものを使い、片方を乾かす形を取ると、グリップが効かずに負ける試合を減らすことができます。
ラケット自体そんな安いものでもないので、出費としては痛いかもしれませんが、強くなりたいのであれば必要な経費なのかなと思います。
グリップテープは頻繁に変える
ラケットを2本以上用意する項目でも書きましたが、グリップテープは「なんか滑りやすいな」と思ったらすぐ変えましょう。滑るグリップに慣れた状態でテニスをしていると、ラケットが吹っ飛ばないようにグリップに余計な力を入れる必要が出てきます。
夏場はドライタイプのグリップテープに変える選択もありますが、個人的にはウェットタイプのテープを練習3回~4回くらいで張り替えて、ラケットを2~3本用意しておくと安心感があります。
テニスシューズをオムニ用とハード用で分ける
オムニコートでしかテニスをやらない人はオムニ用だけで良いし、ハードコートでしかテニスをやらない人はハードコート用だけで良いのですが、どちらのコートでもテニスをする人は、シューズを分けたほうがいいです。
強いてどちらかしか使わないというのであれば、個人的にはオムニ用シューズをハードでも使う方をおすすめします。
ハードコート用(オールコート)シューズでオムニを走ると初速の滑りでフットワークが死ぬので、本来であれば取れるはずのボールが取れなかったり、転んで怪我するリスクが上がり、縮こまったプレイになりがちです。
逆に、オムニ用シューズでハードコートテニスをすると、足の負担が大きく、シンスプリントなどが発生する危険が増えます。
強くなるためのマインド
試合でも積極的にチャレンジする
試合は緊張感を持って技術を使い、身につける絶好のチャンスです。成功率が低い技術でも積極的に使っていきましょう。勝っても負けても成長の機会になればそれでいいんです。いずれ勝てますよ。
セルフジャッジは紳士的に
試合形式の練習でも試合でも、セルフジャッジは紳士的に行いましょう。芋ジャッジで獲得したポイントは本来なら失点ですし、ライン際の難しいボールを処理する技術を身につける機会を失います。非紳士的行為によって得た勝利が本物かどうかは自分が一番よくわかりますし、それをヨシとするメンタル自体が成長を妨げます。
非紳士的なジャッジに腹を立てない
逆に芋ジャッジと出会った時もイラつかないようにしましょう。オンラインのボールがアウトにされてしまうのであれば、それなりの戦い方を考える。
ボール2個分内側に入ったボールをアウトにされた時は流石にブチギレそうでしたが、基本的にイラついても何も起こらないので、心穏やかにこの試合で自分がどのような成長ができるかだけ考えてプレイしましょう。
フットフォルトに気をつける
試合に出るとしたら論外なのですが、フットフォルトは常に気をつけて練習しましょう。チャレンジングなプレイは草試合でも積極的に取り入れていくべきだと個人的に思っていますが、サーブのフォームを試合中にいじるとかはリスクリターンが全く合っていません。
なので、普段からフットフォルトに気をつけてサーブ練習をしていないと、試合で指摘された時に対応できません。私は試合中に相手が過度なフットフォルトをしている場合、声掛けして修正してもらいますが、フットフォルトを気にしながらサーブを打ち始めた瞬間にダブルフォルト連発する人がほとんどです。
超初級で試合していた頃は、上のレイヤーになればフットフォルトは減ると思っていたのですが、意外とフットフォルターをオープンの試合でもちらほら見るので、初心者の頃からフットフォルトに気をつけてサーブ練習するのをおすすめします。
練習中にラリーで2バウンドさせない
練習中にラリーで2バウンドさせるのはやめましょう。試合中に2バウンドしたボールは失点です。
楽しく笑顔で練習する
とにかくテニスは楽しく笑顔で練習することが大事です。ムスっとしながらテニスしてる人は一緒にテニスをしてくれる人も減りますし、周りの雰囲気も悪くなって全体的な練習効率が落ちます。
ぶっちゃけ良い大人が貴重な金と時間を使って楽しくスポーツしようって時に不機嫌なのって何を考えているのかよくわかりませんが、シンプルにプラス要素がないので気をつけましょう。
負けても落ち込まない
試合で負けても落ち込まない。落ち込んでもテニスは上手くなりませんから。
テニス好きでモチベーションの高い人と仲良くする
基本的にスポーツでも勉強でも仕事でも、モチベーションが高い人のコミュニティに所属することで自身も一緒に引き上げてもらえます。ただ一緒にいるだけではなく、プレイでも知識でも雰囲気作りでも、なんらかの貢献をしつつコミュニティに所属することで自然とテニスが上手くなっていきます。
試合の前日に酒を飲まない
二日酔いで試合に挑むとフットワークが左右1~2歩狭くなります。体調悪い状態で試合しても体に負担がかかるだけで、得られるものが少ないので気をつけましょう。これがアルコール依存症の私にとって一番難易度の高いことで、守りきれてないポイントです。
「あたりまえ力」を上げてテニスを楽しもう
以上が「テニスの試合で強くなるために誰でもできる事一覧」です。正直運動神経もフィジカルも普通程度の私が1年で草トーオープンレベルの試合に挑める状態になったのは、「これやったら誰でも強くなれるっしょ」みたいなことをやり続けているからなのかなと思います。
技術的なことはYoutubeやプロの試合を見て学び、練習や試合を通して体に覚えさせれば良いのかなと思いますが、それを行うための土台の部分である装備やマインド、基礎行動原則を身につけることが大事です。
ベース力を上げればテニスも仕事も勉強も社会生活も大体全部うまくいくので、できることからやっていきましょう。
基本的な思考は「やったら上手くなるのになんでやらないの?やっても上手くならないのになんでやるの?」です。
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