見出し画像

ガリガリ、死にかけのモデル

女性は、なぜ髪型を褒められたり
話題にあげてもらうと嬉しいのか?



昨日も書いたんですが、

『褒める』というのは
適切じゃなくて、

正確には

『指摘する』なんですが、

まぁそれは置いておきます。

女性が、なぜそこまで髪型に執着し
アイディンティーとまで
なっている人が多いのか?

今日はその部分をもっと
深く掘り下げてゆこうと思います。

で、まず大前提として
一般的な部分についてシェアします。

と言うより、これが結構
知られてないってのも感じます。

今の世の中の女性への価値観や
見られ方についてです。

『美』の比重が高すぎる

ってことです。

女性は、美しいことを求められ、

非現実的なまでのハードルを
高く設定された世界を
生きているんです。

一つわかりやすい例を言うと、

スーパーモデルの写真は
フォトショップで大幅加工
されてるって話、聞いたことがないですか?

風俗嬢さんの写真や、

AVのパッケージの写真が
本人と全然違うな、

『パネマジ』だ!
『パケ写詐欺』だ!

みたいな話はこのノートでは
よく取り上げるテーマでしょう。

これとおんなじことが
世界のトップモデルとかでも
普通に行われているんです。

例えば、シャネルとか
ブルガリとか、ルイヴィトンとか
なんでもいいんですが、

こういった一流ブランドのイメージを
作るモデルさんたちも当然ながら超一流です。

いわゆる、スーパーモデル
ってやつですよね。

体脂肪率が18%とか、

女性としては普通に
生理が止まったりとか、

貧血になって歩けなくなったりとか、

普通にヤバイことですが、

で、ちょっとでも太ると
仕事を干されたり。

ようは、言ってしまえば
?『ガリガリ』です。

モデル体型といえば
聞こえがいいんですが、

死にかけの病的な痩せ体型が
もてはやされてるのが現状です。

しかも、恐ろしいことに
そんなガリガリのモデルの女性が
撮影のために服を着ようとすると

『細すぎて着れない』

なんてことも撮影現場で
よく起こるんだそうです。

超一流のブランドが、

その日の撮影のために
そのモデルのために作った
服が着れないってどんな感じ?

それをその場で直して
また写真を撮るんですが、

それを今度はフォトショップで
加工するんですね。

「さすがにガリガリすぎてねぇ…」

ってなるんで、

「少しは二の腕に肉を足そう」
「太もももガリガリには見えない程度に」
「ほっぺたも少しふくよかに」
「バストサイズはワンサイズくらい大きく」

みたいな感じです。

そうでもしないと
あまりにも女性らしさがない
魅力的ではない状態なんですね。

で、出来上がった写真や映像は
完璧なものができます。

というより、完璧というよりは、

『非現実的』です。

だって、加工してできたものですよね。?
本当はガリガリで
そこまで魅力的じゃないものを…

無理やり、

ギリギリに細くて、

かつ美しい。

…っていう、猛烈に
特殊なラインとして作るのです。

写真っていうよりは、

『工芸品』『職人芸』でしょう。

また、友人が仕事かなんかで
人気女性芸能人にあったそうなのですが、

「ガリガリだった」

と言っていました。

テレビは太く見えるので
ガリガリくらいでちょうど良いんだそうです。

テレビの業界も似たようなものなんですね。

そして、それが問題なのが
世の中にイメージとして
それが広まっていて、

「当たり前」かのように
誤解されていることです。

世の中の美のイメージが
明らかにおかしいんです。

非現実なまでに
細い女の子がキレイ、美しい。

ってことになって、

それをみんな目指すっていう
危険な状態になっています。

それが今の世の中です。

しかも、ちなみに
世の男性はそんな女性を求めます。

「きれいな女性がいい」
「細い女性がいい」
「若くて、すべすべで、モデルみたいな」

みたいな感じになります。

まぁ、私自身完全に
その手の男性なので
全く言い訳できないのですが、

わかりやすい例があります。

それは出会い系サイトやアプリ、
もしくは結婚相談所での
人気の傾向です。

出会い系サイトやアプリや
結婚相談所で

人気の男性は、『高年収』です。

医者とか、大企業のエリートとか
固い感じで収入も高いと
モテますよね。

で、女性はどんな人が人気か?
っていうと…

わかってると思いますが、

『美人』です。

美人の定義もさまざまなんで
人によって違いがあるにしても、

『整った顔立ち、良いスタイル』

というのは大前提でしょう。

つまり、逆説的に言えば

『ブスには興味がない、価値がない』

って言ってるのが今の世の中です。

かなり過激な表現ですが、

これもまた世の中の真実です。

表立ってあまり多くの人が
言うことはないにしても、

内心は思っていることでしょう。

『価値がない』は言い過ぎにしても、

『美人は価値が高い』というのは
実際問題としてあります。

だから、世の中の女性たちは
世の中に蔓延する
非現実な美のイメージに翻弄され、

フォトショップで大幅加工された
スーパーモデルのような
美人を目指し、

すこしでもそれに
近づけるようにと努力します。

そして、メイクを頑張って
1時間とかするのも普通です。

すごくないっすか?

人によっては、毎朝
1時間メイクしてるんですよ?

で、そのような子の場合
スッピンは見せられないとか、

メイクしてない自分の顔は
本当の顔じゃないとか、

メイクを落とした顔を
見られたくないから
彼氏とも泊まりに行けないとか、

めちゃくちゃ苦労してるんですね。

日本人はメイクが濃い民族ですが、

みんな少しでも可愛くなろうと
本当に努力しているんです。

もちろん、美容整形や
プチ整形をしたりもあるでしょう。

男性は、このような悩みや
苦悩を理解する必要があるんです。

…ってところから
本題に入ろうと思ったんですが、

長くなりすぎました 笑

なので、また明日続きを
話そうと思います。

女性の美への渇望や恐怖が
わかったような気がしたら嬉しいです。

だって、それは我々男性が
社会全体からプレッシャーをかけ、

求めていて、

価値を感じているからなんです。

美しくないと結婚できなかったり
良い相手と結ばれなかったりとか、

実際にはそんなことはないんですが、

確率としては確かにってことも
あるのかもしれませんね。

藤井隆博

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!