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だって、私たちは「幸せになるために働いている」。仕事のために人生があるわけじゃない。人生の一部に仕事があるだけなのですから。

育休明けの昨日、職場にいながら、何か違和感を感じていた。
それは、学校現場に横たわっている無数の「ムダ」に対する嫌悪感だったのかもしれない。
では、なぜその嫌悪感を抱くに至ったのか。
それは、育休を取得し、外から職場を俯瞰する視点を得たからに他ならない。
そんな折、ふと目についたのが、この記事であった。

私は長い間、健康社会学者として会社サイドと現場サイド両者の声を聞いてきてきました。その中で痛感したのは、「不公平感による生産性の低下」です。日本の産休制度は海外と比べても「ワーキングマザーに優しい制度」なのに、ワーキングマザーは常に肩身の狭い思いをさせられている。一方で、子どものいない人たちは不満や不公平感を抱き、企業の生産性向上の土台である「社員同士のいいつながり」が失われていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6e2bf90bdc40c53f05e6ea0f352b1219b1734098?page=3

不公平感による生産性の低下
どの職場でも、多かれ少なかれ起こりそうな気がする。
果たして我が職場ではどうであろうか。
男性が育休を取る文化が、まだまだである中で、どのような感情を同僚が抱いているだろうか。

仕事以外の経験が、仕事の生産性を高め、個人の能力を開発する格好の機会になっている場面に私はこれまで何度も遭遇してきましたが、F社も例外ではありませんでした。育児を経験した人は、女性であれ、男性であれ、その経験をした人でしか得られない視点とスキルを身につけます。それは留学をした場合であれ、読書ざんまいの日々を送った人であれ、遊びまくった人であれ、同じです。  
かつて米国の教育学者、ドナルド・E・スーパーが「キャリアとは人生のある年齢や場面のさまざまな役割の組み合わせ」で、「家庭や社会におけるさまざまな役割の経験を積んでいくことがキャリアである」と定義したように、会社員としての役割とは違う、“役割”を一年間経験することは、必ずや仕事にもプラスの影響をもたらします。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6e2bf90bdc40c53f05e6ea0f352b1219b1734098?page=3

今回、新たな役割を得たことで、私のキャリアは確実に積み重なった。
そして、それは、職場にも還元できる経験であると強く確信している。
時間や備品に対するコスト意識が低い我が職場。
もっともっと、生産性・効率性を高めていけるよう、声をかけていきたい。

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