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話すって楽しいね


1年生

先日Xでもポストをしたのですが、少しずつ規律も生まれて、より一層授業が楽しくなってきています。
数か月前までは未就学児だったとは思えないくらいの成長です。
私自身国語と体育が好きなので、成長著しい子どもたちに国語と体育を通して更に成長してほしいと思い授業に臨んでいます。
そんな中で、私自身も楽しい授業ができたので、紹介できればなと思います。

国語 「わけをはなそう」

今回紹介するのは国語、光村図書の「わけをはなそう」です。
指導目標は「相手に伝わるように、行動したことや経験したことに基づいて、話す事柄の順序を考えることができる。」です。
簡単に言うと、「思い」→「理由」で話すと分かりやすいよね!ということです。

「わけをはなそう」 板書

授業中の子どもたちはとにかく「話したい」「伝えたい」思いに溢れていました。一人終わったらもう一人、また終わったらもう一人と、どんどん友達に話しかけにいっていました。
見ているだけで「楽しく」活動しているのが伝わってきました。

意識したこと

言葉の変換

大人にとっては当たり前な「わけ」という言葉。
子どもに「わけ」って意味は分かる?と聞いたところほとんどの子が分からないと答えていました。
大人の当たり前と子ども(特に低学年)の当たり前は違うのだなと改めて痛感しました。
今回は「わけ」=「りゆう」と変換したところ、子どもたちにすっきりと落ちていました。

話型と大事にしたいこと

話型の提示は多くの先生方がやっていると思います。子どもたちはどういう風に友達に伝えたらいいのかが分からなくなった時に板書を見て話をしていました。ただ、何度も話すうちに自然と身についていたので、板書を見る回数は減っていきました。
今回の学習では、相手に自分の思いが伝わるように「わけ」も大事にしています。活動をする際には、今回は「わけ」が大事だからそこを意識していこうね。と伝えています。子どもたちは自分の経験や思いを「わけ」に乗せて話していました。

「わけ」の種類

「わけ」を具体的にしようねと言ったところで1年生には難しいです。できる子もいるとは思いますが、少数だと思っています。いろいろな学年でおよく使うのですが、具体的の具体例を子どもの言葉から見本として板書に残すようにしています。板書に残しているのはあくまで例なので、これ以外のものでももちろんOKです。

没入感

1年生といえば、とってもピュアです。何事に対しても楽しくやる力が多いにあります。
今回子どもたちは目をつぶって、「動物園に行く」という設定を担任から聞いています。きっとこの時子どもたちは動物園に行った経験を頭の中で思い浮かべていたのではないでしょうか。
その後、どんな動物がいるのかを教科書で確認したのち活動に入りました。

おわりに

今回この単元を紹介したのは、自分がとっても楽しかったからです。そう思えたのも子どもたちが楽しそうに学習していたからです。
自分が授業中に意識していることを自分なりに分析してみましたが、どれも簡単なことです。きっとどの先生もすぐにマネができるのではないかなと思いますし、なんなら、多くの先生がやっていることだと思います。また、楽しい授業を創っていけるように頑張っていきます。

本日も読んでくださり、ありがとうございました。誰かの一助に慣れればな
と思います。
また、よろしくお願いします。


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