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『自分』を決めつけない、限定してはいけない


皆さんこんばんは

現状から思い切って飛び出よう


さて、今日は人生の可能性について話します。


結論はタイトルの通りなのですが、人は誰しも無限の可能性を秘めています(自分では想像出来ないくらいの可能性を)。


自分が出来ること出来ないこと、達成することしないこと、挑戦することしないことは各自が決めていることです。


「自分の内側」が現実となるのです。



私は知らなかったのですが、【現状】というのは現在の延長線上にある未来のことも含む言葉なのだそうです。


ということは、私たちが普段考えている未来は今現在考え得ることのできる【未来】となり、
無頓着に生きているといつの間にか、
"ある程度決まった"人生を歩んでしまう、ことになりかねません。


現状に満足している人なんて恐らく居ないと思います。
多かれ少なかれどこかに、不満足を抱いているのが普通です。
そうであれば、なおさら自分の現状については注意深く観察することが必要でしょう。


RASとスコトーマ


私たちがリアルに感じている現実は、自分がこれまで認識してきたことや信じてきた事柄に基づいて造られていると、苫米地さんは仰っています。


【RAS】とは何かというと、人間は毎秒五感を通じて何千万という情報を受け取っているらしいのですが、自分の意識に昇るのはほんの40個程度です。


意識に昇らせて実際に"認識する"情報を選ぶためのフィルターがRASです。


そして、RASによって認識出来ずに無意識下に吸収されたその他の情報、
つまり自分には"見えなかった"情報のことを【スコトーマ】と言います。


別名、【心理的盲点】と言います。


脳がどういう基準で情報の取捨選択をしているのかと言うと、それは、自分にとって「重要か否か」です。


全ての情報を処理してしまうと脳はパンクし、人間は餓死してしまうそうです。
脳は人間の身体の中で1番エネルギーを使っていますので、脳は上手くサボっているわけです。


勿論、私たちの自我や意識はそのようなことを認識することは出来ません。
何故なら、脳が私たちを上手く"騙している"からです。


例えば、昨日までの自分が決めたことや受け入れた価値観があるとしましょう。
すると脳は、それに反する情報は処理していちいち意識に昇らせたりしません。


脳は重要ではないと判断するのでその情報にスコトーマがかかるわけです。


"私はお金を稼ぐことは出来ない、またはそのようなスキルを持ち合わせていない"

"私は秀でた才能がない人間だ、何をやっても上手くいかない"


これらの言葉を普段から心の中で唱えていたり、無意識のうちに受け入れてしまったこのような自分を否定する言葉によって、どれほど自分を限定してしまうか分かると思います。


本当は世の中にお金を稼ぐチャンスや方法は幾らでも転がっているのに、スコトーマがかかってそういう現実を認識出来なくなるわけです。


自分や他人が気付いていないだけで、本当はあなたには素晴らしい才能やまだ光っていない能力があるのに、
いつか「あなたはこういう人間だ」と他人から受けた言葉を受け入れてしまったせいで、自分のその才能に気付けないのです。



自分の可能性を決めつけてしまうなんて勿体なくないか?

コンフォートゾーン一例

自分が普段慣れ親しんでいる現状のことを、
コンフォートゾーン】と言います。
上の写真で言うと、赤色の部分が私たちの心や意識が安住している場所です。


赤色から飛び出してしまう行動を取ったり、そのような状況に出くわした場合、人は動揺したり不安がったりします。


人が中々変われないのはこのシステムが働いているからです。
いくらいつもとは違う行動をとっても、コンフォートゾーンに戻らないようにするための将来のイメージや確固たる目標がないと、大きくは変われません。


 人間には【ホメオスタシス】という恒常性システムが備わっています。 
運動して体温が上がった時は発汗して体温を元に戻そうとしたり、
あるいはガリガリの人が食べても中々太れないのは、細胞レベルで「自分はガリガリ」だと身体が認識していてそれを維持しようとするから、無理やり生活習慣を変えないと増量出来ないのです。


この成長を妨げる厄介なコンフォートゾーンですが、これは新しく上書きすることが可能です。


いつの間に受け入れてしまった信念体系、それに基づいて生まれるRASとスコトーマ。
そして、これらが反復されることで生まれる自分の安心領域。

最悪の場合、無意識のうちに「自分はこんなもんだ」とか、「自分の人生はこんなもんだ」と決めつけてしまいます。



これってすっごい勿体なくないですか???


少しずつでも良いから自分がいつの間にか受け入れてしまった信念や、普段自分に対して投げかけている言葉を変えてみることが大切です。


そうすれば何かが変わります。

これは有名なエイブラハムの感情の22段階。
普段自分が使っている言葉で自分が位置する階層が大きく変わります。


感謝の言葉や情熱に満ちた言葉を普段から使っている人と、
不平不満や悪口、陰口などばかり言っている人では見えている世界が違うのは想像に難くないと思います。


自分を決めつけることはこれと全く同じで、
限定化することを止めると、見えている世界がガラリと変わるのです。
スコトーマ(盲点)が外れて、自分にとって重要だと判断する情報が変わりやがて、行動や生活が変わるのです。


自分の人生を決めつけているのはいつも自分だと再認識して、すべての人が輝いて活躍できる社会にしていきたいですね。

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