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地域応援ナース

会社員を辞めた私は派遣会社に登録者し、仕事をしていた。

最前線では、もう働けない私。
コロナの医療調整で保健所で働いてみることにした。

派遣会社からは、多忙でオリエンテーションはないので、事前にマニュアルを読んできてくださいとの説明。
マニュアルは熟読はしたがなんとなくしかわからなかった。

オリエンテーションがなくてできる仕事なんてあるのか?と不安に思った。

案内された場所は体育館の広さほどある場所。

そこに保健所の職員、派遣など見渡せば100名程いるだろうか?
ものものしい雰囲気だった。

何をすれば良いかわからない私だったが、隣の席の派遣さんからオリエンテーションをしていただけた。

細かくオリエンテーションをしてくれた右隣の方は鹿児島在住の看護師だった。

1月から医療調整班の仕事をしており地域応援ナースだと話していた。

地域応援ナースとは派遣会社から滞在するマンションを与えられ3ヶ月ほど県外で仕事をする。旅行気分になれると想像する。

普段、会社員をしていると出会わないであろう色んな人と派遣では出会うことができる。
それが派遣の良さでもある。

応援ナースどうですか?
保健所の仕事より、応援ナースの彼女の日常が気になる。

「うーん。なかなか遊びに行く気にならなくて…。車も鹿児島に置いてきましたしね。環境に慣れるので精一杯です。応援ナース最後の週に遊びに行こうかな。」と話していた。

やっぱり、旅行気分!なんてことは、ちょっと甘い考えかもな。

応援ナースの期間が終わったら次の仕事をどうするか?が最近の悩みだそう。

ボーナス時期になると会社員が羨ましくなる。
私が思うことと同じことを言っていた。

フリーランスの世界も色々と勉強になりそうだ。

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