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シンプルな英会話成功法則      81.問題発生 遠慮⑯

慎み深く遠慮する
でしゃばらず行動を控えめにする
カッと熱くならず冷静でいられる
 
あの東日本大震災でも
被災者の自制心の効いた落ち着いた行動を
世界が賞賛しました。
 
私たち日本人が守るべき
民族の誇りでもあります。
 
ところがこの「美徳」を
英会話学習者に当てはめてみるとどうでしょう。
 
「美徳」どころか
「障壁」になってしまいます。
 
言うべきときに言わない
5つ言うべきところで1つしか言わない
相手に反論しない
多少不服でも妥協してしまう
みんなが話している時に邪魔になるだろうからと
黙っている
本当は断りたいのに相手の気持ちを思って
あいまいにする
 
 オーストラリアでの体験です。
YMCAで海外からの移民者を対象にした英語教室を
見学する機会がありました。
 
指導者はオーストラリア人のベテラン教師
生徒はオーストラリア滞在歴が1ヶ月以下
国籍は日本、韓国、ベトナム、中国、タイ
ギリシャ、イタリア、カンボジア、・・・・
 
クラスはそれはそれはにぎやかでした。
先生が一言言うと
「よってたかって」意見を言う
という風でした。
 
うるさい(にぎやか?積極的?)順を国籍で並べると
1位  ギリシャ、イタリア
2位  韓国、中国
3位  ベトナム、タイ、カンボジア


ビリ  日本
という図でした。
 
日本人は本当に静かで控えめでした。
わたしもさすがに
「何をしにこのクラスにきているんだろう」と
思ってしまいました。
 
ギリシャ、イタリアの人たちは
ある程度英語が話せるのかというと
とんでもありません。
 
学校で一度も英語を習ったことがない
という人が大半でした。
 
ではそんな人たちがどんな「英語」を話していたのか
というと
もうそれは「英語」ではありませんでした。
 
母国語10に対して
「英単語」(のようなもの)を1交えて
堂々と(!)先生に話しかけているのです。
 
それがまた不思議なことに
通じてしまうのです。
 
すると先生が
「Good , good . Very good .」
とほめるものですから
さらにヒートアップするという具合です。
 
英会話ができるようになる秘訣は
まさにここにあるなと思わされました。


極超日常英会話に挑戦してみましょう!!
*何度も何度も暗唱できるくらいになるまで大きな声で読んでみましょう。

タイトル81 メジャーになるぞ!

ギターにバイオリン、アコーディオンの三人組。

もう長い間ストリート演奏をしていますが
三人の夢はいつかメジャーになることです。
 
ギター担当:G バイオリン担当:V
アコーディオン担当:A
G: We have a small audience today .
V: Yeah , getting smaller and smaller .
A: It doesn't matter . I need only those who understand our music .
G: It would be ideal , but ・・・・・・
V: Don't we have to reconsider our music ?
A: You are so faint-hearted , aren't you ?
G: OK , let's make it this way . We play here whole this week .
V: Yes , as usual .
G: And if we shouldn't have less than 50 people listen to our music , we would change the style .
How's this ?
A: All right , that's fair enough .
 
毎日がんばってます。
聴衆が少なくなってるようですね。
三人一緒にメジャーを目指しているようですが
何か早くチャンスがあるといいですね。
なんでもそうですがメジャーになるのは厳しいですね。

*日本語対訳
ギター担当:G バイオリン担当:V

アコーディオン担当:A
G: We have a small audience today .
(今日は聞いてる人少ないねえ)
V: Yeah , getting smaller and smaller .
(うん、どんどん少なくなるねえ)
A: It doesn't matter . I need only those who understand our music .
(そんなの問題じゃないよ。俺たちの音楽をわかるくれる人だけでいいよ)
G: It would be ideal , but ・・・・・・
(それは理想かもしれないけどね・・・・・)
V: Don't we have to reconsider our music ?
(俺たちの音楽のこと考え直した方がよくないかい)
A: You are so faint-hearted , aren't you ?
(君はずいぶん気弱だなあ)
G: OK , let's make it this way . We play here whole this week .
(じゃあ、こうしようか。みんなで今週ずっとここで演奏しよう)
V: Yes , as usual .
(うん、いつものようにね)
G: And if we shouldn't have less than 50 people listen to our music , we would change the style .
(それでもし俺たちの音楽を聞きに来る人が50人以下だったら、スタイルを変えよう)
How's that ?
(それでどうだい?)
A: All right , that's fair enough .
(わかった、それでいいよ)
               
 


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