2023年読書感想文特集『うまれてくるよ 海のなか』かんちく たかこ(ぶん)・高久 至(しゃしん)・アリス館
2023年全国青少年読書感想文課題図書の中から、今回は、低学年向けの『うまれてくるよ 海のなか』を紹介します。
読書感想文を書く上で、親子で話し合いたい「アイデアのヒント」や「もっと知りたい!」「もっと読みたい!」おすすめの情報をお伝えします♪
この記事を書いたのは
[内容]
うみの なかで、クマノミの おとうさんと おかあさんが、いっしょうけんめい たまごの せわを して います。ほうせきのような、あかい たまごから、やがて、ちいさな ちいさな ぎんいろの あかちゃんが うまれる うまれる。ふかみどりに、かれはいろ、むらさき、いろとりどりの たまごは、アイナメの たまご。いわの したには、サビハゼの たまご。うつくしい たまごと、しそんを のこすために、くふうを こらす さかなたちについて、しりましょう。
[こんな人におすすめ]
魚や水の中の生き物が好きな人
生き物のくらしについて知りたい人
きれいなものがすきな人
生き物を育てたことがある人 育ててみたい人
[テーマの紹介・保護者の方へ]
命の誕生の美しさ。海の中の世界の美しさ。子孫を残すために懸命にたまごを世話をし、工夫をこらすおかあさん、おとうさん。
海にすむ生き物も、わたしたちも、地球で育まれる命の営みを通してつながっています。命が生まれるふしぎと、命の美しさから、命の営みと美しい海の世界を大切に思う心が育まれます。
また、懸命にたまごを世話する生き物たちの姿に、おとうさん、おかあさんのすがたを重ねて、子どもたちが自分自身も大切にこの世界に迎えれたことを感じられたら、それに勝る読書体験の贈り物はありません。
親子で一緒に読んで、話し合ったり、調べたり、体験してみたりしながら、楽しんではいかがでしょうか。
[アイデアのヒント① ひょうしをみて]
あなたは、どんな うみの いきものを しっていますか?
うみの いきものの あかちゃんが どんなふうに うまれるか しって いますか?
ひょうしの しゃしんを みて、こころに、どんな ことばが うかんで きましたか?
[アイデアのヒント② ふせんをつかってみよう]
「きれいだな」「おもしろいな」「はじめてしった」「おどろいた」など、こころの なかに、うかんできた ことばを、ふせんに かいて、えほんに はりましょう。
ふせんを はった ページについて、どんな うみの いきものが、どんな ことを しているか、しょうかいして みましょう。
「どうしてだろう?」と ふしぎに おもったり、「もっとしりたい」と おもったことを、ふせんに かいて、えほんに はって みましょう。
[アイデアのヒント③ たいけんしてみよう]
なつやすみに、おとなと いっしょに 海に いってみましょう。海の ようすや、いきものを かんさつしてみましょう。
水ぞくかんに いって みましょう。水の なかの いきものを かんさつしてみましょう。
いつも たべている ものの なかに、うみで とれたものは ありますか。うみの なかでは、 どんな すがたを して いたのか、しらべて みましょう。
[もっと知りたい!]
次のページでは、知床半島・羅臼の流氷の海の中の生きものが紹介されています。卵を守るオニカジカを見ることができます。
次のページでは、静岡県伊東市でアオリイカのために産卵床を海に沈めるプロジェクトが紹介されています。
[もっと読みたい!]
合わせて読みたい本をご紹介します。
『おへそのあな』長谷川 義史(作)・BL出版
おなかの中の赤ちゃんが、おへそのあなを通して、家族の様子をみています。家族がどんなに楽しみに赤ちゃんを待っているかが伝わる心温まるお話です。
『海のなか のぞいた (福音館の科学シリーズ)』よしのゆうすけ(作)・福音館書店
水中眼鏡を持って、海の中をのぞいてみます。色とりどりの魚に、ヒトデにウミウシ、イソギンチャク。夏になったら、水中眼鏡を持って、海の中を観察してみましょう♪
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