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後輩は試される?

もう、21年前の話になりますが、私が社会人1年目の時、まだ職員旅行がありました。

学生時代の修学旅行ですね(笑)

観光バスに乗るまえに、1つ上の先輩から「まずは園長か主任の隣に座るねんで…。
座ったら、とりあえず喋る!席をたつ時はありがとうございましたね!」
と言われました。

(…ん?接待??)

保育業界の常識なのか、社会人になったら身に付けないといけない暗黙の了解なのか…。

学生上がりの私にはよく分かりませんでしたが、言われるがまま
「お隣よろしいですか?」

と声をかけ相席させてもらいました。

先輩に言われるがまま喋り続けた私。

暫くして主任に
「機関銃のように喋るね」
と笑われました。

(…へっ?…)

何も言えない私。
良かったのか、悪かったのか。

先輩というのは難しい…。
そう悟った職員旅行でした。

後輩とはどんな人間なのか、
私(主任)とどんなコミュニケーションをとるのか、
どんな指導をしていこうか、

そんな風に見ていたのかもしれません。


「指導する側、指導される側」
もっとシンプルでいいのに…。

試すようなことをするから
仕事が円滑に回らなくなる。

コミュニケーションの取り方をゲームとして見るのは嫌だな、と後々思い知らされるのです。

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