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「量子のもつれ」と構造主義。構造に囚われたエロスが認識テレポートする。認識劣化の先に待つ宿命とは

まえがき

泥酔して書いたポコチン連発の意味不明記事をシラフの時に少し手直ししました。これまで、物理現象含め、世界を現象させるのはポコチンだと言ってきました。この考えは基本であり変わりません。ポコチンが全てを現象させると考えています。しかし、現実には、ポコチンは社会の構造の中に囚われていることを話しておく必要があります。この「構造」という概念こそ、昨今世間を騒がしている「量子のもつれ」に関連する様々な事柄を理解するカギとなります。そもそも、この「構造」は、わたくしたちを拘束する家畜の檻なのですが、いかにも有益なものであるかのように取り上げられ、扱われています。

本文

最近、世間が非常に騒がしいです。
アラン・アスペはコペンハーゲン解釈が正しいことを証明した人です。
ノーベル賞を受賞したそうです。なぜでしょうか?
量子脳理論もそうですが、この世界が人間にとって現象しているに過ぎない世界なら、もう科学を引っ込めればいいものを、その理屈を意識支配や意識抽出に応用したり、今度はエンタングルメントやテレポートなど耳障りの良い言葉を吹聴しまくっています。科学の危機に際して、科学の有用性を余計に誇張しています。

コペンハーゲン解釈が正しかったことが意味するのは、科学の暴力性です。
無意味とまでは言いませんが、自重すべき時が来たということです。
それなのに、まったく違う方向にプロパガンダされている。
恐ろしいですよね。まじでビビります。
こういうムーブメントに乗る人は、物事の真意を見定められずに、みんなワクチン打っちゃうタイプなのでしょうね。愚かです。

わたくしはノーベル賞は貨幣錯覚だと言ってきました。ようするに、利用されるんです。方向付けに利用されるのです。だからサルトルは辞退したと何度言ったら分かるのでしょう。また、無根拠な方向付けに利用して、結局自分たちの首を絞めるようなことをしています。わたくしは、科学の発展は、量子脳理論がそうであるように、家畜の檻を強化することにしかならないと言っています。コペンハーゲン解釈を正しいと証明した人がノーベル賞を受け取ってしまい、わたくしは非常にショックです。しかし、これも必然と言えるのかもしれません。最後に話しますが、ルサンチマンこそが、この世界を動かす原動力なのです。

「量子のもつれ」は個人や社会の認識が働いていない状態です。
世界は、ポコチンを原動力として脳みそが「構造」として現象させたものです。「構造」というのは社会を形成するために共有した認識の関係です。「実存」を他者との関係に展開した概念です。
例えば、「テレビ」でフランスの公園で中国人が太極拳をやっている映像を見た瞬間、見た人と、フランスとフランスの公園と中国と中国人と太極拳とそれらの概念を構築しているその他もろもろの概念との関係が一瞬で決まります。これはデコヒーレンスと言われています(波動関数の収縮でもあります)。「現象する」という意味と同じです。どんなに遠い距離でも、関係が一瞬できまり構造として現象します。現象させられる、というのが本当ですが。
テレビで見ても決まるのですよ。観測という言葉で惑わされていませんか?
これが構造主義における共同幻想(共同仮想現実)という概念です。
このような構造がわたくしたちにとって現象するのは、わたくしたちの認識が、社会一般が共有する所与の概念に依存しているからです。

「観測」という意味を誤解している人がいます。
観測という言葉は正確ではないです。観測で何かが現象するのではなく、その前に、「他者と共有する認識」によって現象します。共同幻想によって現象するのです。社会の構造を理解してください。まずは実存を理解するところからですね。
構造主義的に、他者と共有している全ての既成概念のネットワークが、網の目のように連動して世界と自分との関係を瞬時に決定します。
セルジュ・アロシュが似たような事を言っています。でも構造主義を理解できてないです。

わたくしの言ってることが理解できない人は構造主義の勉強が出来ていないと思います。専門バカにならないで、もうちょっと社会の構造に、為政者のやり口に気が付いて、一般に生きる人々の幸せを考えてほしいと思います。
世の中を難しくしまくって、結果、すし屋でゲノム編集の真鯛を食わされてるんですよ。まったく科学者には参りますね。
私が過去に書いた記事から引用します。

基本は一人一人が自分の仮想現実を見ているんですが、他者と関わる際に、言葉や制度、モノの概念を共通化してゆきます。たとえばコップ。コップにはコップという名前を付けて、液体を入れるものだという認識を共有しますよね。こうやって人間同士がいろんなものを共有してゆき、社会を形成します。そのコップは、社会で生活する人間にだけにコップとして現象します。犬や猫はコップをコップとして認識できませんよね?世界にぽつんと一人だけいる人間もコップを認識できません。コップをコップたらしめる(コップをコップとして現象させる)のは社会なのです。わかりますか?社会によってあらゆるものが現象させられているんです。社会によって、世界を見せられているんです。これが共同仮想現実という概念です。

ようするに、いろんなものを共有することで、いつしか、人間が社会から幻想を見せられているような世界になっていきます。色んなものを共有して社会を形成するうち、社会というものが、これまで人類が色んな概念を共有してきたその概念の母体・雛形のようなものになってゆくわけです。一人だけなら、世界はその一人だけのフィクションでしかないのですが、他者もいて、社会を形成してしまうと、社会が人間に幻想を見せる装置になってゆきます。これが社会というものの基本概念であり、構造主義哲学の基本的なエッセンスです。

以上の説明から、天体望遠鏡を覗けば、宇宙と覗いている人の関係が一瞬で決まる、と思いますよね?ちがいます。観察者が望遠鏡にも詳しければ、宇宙と観察者と天体望遠鏡を作った人と天体望遠鏡の素材や部品との関係、それらを作った人々との関係が一瞬で決まるのです。これが構造主義です。わたくしたちが認識を共通化することで構造として作り上げた認識の体系が社会です。つまり、構造(共同)として波動関数の収縮が起きているわけです。わたくしは共同幻想と言っています。

結局のところ、宇宙を宇宙たらしめているのはポコチンにすぎません。つまり、宇宙はわたくしたちの中にあります。こういう話を冗談のように思ってる人ばかりなんです。まあ、先頭でやっているひとは馬鹿ではないんでしょうから、ポコチンの研究者だと割り切ってやっているのでしょうね。でも、世界の構造がわかったような詭弁を弄するのは止めるべきです。結局、このような研究は私たちの首を絞めることにしかなりません。南部洋一郎氏の言葉に耳を傾けるべきでしょう。科学を失ったら困る人が一生懸命科学の有用性を説いているにすぎません。ルサンチマンなのです。

シュレーディンガーの猫の状態は、そういう実験をすると知った時に猫の状態は決まります。観測する主体は、自分ではなく、社会の構造の中で生きる自分なのです。社会において共有している認識の構造が網の目のように世界(現象)との関係をつなぐ因子になるのです。

ほとんどの科学者は頭が悪く、実存主義と構造主義の認識論の違いが理解できていないと思います。
でも、きっと分かっている人は分かっていると思います。
科学者はポコチンを研究しているに過ぎません。
宇宙もなにもかも、あらゆる現象の源はポコチンにあります。そして、ポコチンが囚われた構造にあります。

それから、ほとんどの科学者は、STAP細胞理論とチョムスキーの生成文法理論における、弱者が論理的認識構造を進化(劣化)させ、内部化して、認識のデス・スパイラル(実在との乖離の拡大)に陥っていることを理解できていません。
つまり、理解力がない人ほど、この世界を理解しようとして結局は論理的思考力を進化(劣化)させてしまい、さらに宇宙を複雑に現象させてしまうという根本的なデス・スパイラルです。これが自発的対称性の破れの真意です。

ルサンチマンにより弱者が強者を乗り越えてゆく必然の先にあるのは自滅ではないのでしょうか。

以上です。

ご参考

#量子力学 #波動の仕組み #量子 #量子もつれ #エンタングルメント