記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

キングダム考察 777話 李信が大将軍になるために山積している課題は番吾の戦いで全て回収されるはず

【考察その16】

本誌と史実の盛大なネタバレ書いてます。


769話以降、小出しに考察にちょろちょろ出てました、
李信の「大将軍」としてのフラグ。


新生飛信隊が、将軍前、隊員から「守られたいた」組織から、
「色んな人を従えていく」組織に変貌を遂げつつあり。


政が「信が大将軍になったとしても」と言及してくれ、
番吾の戦いに信の成長の咬ませ犬としか思えない(爆)
王賁が参戦してくれました。


信が羌瘣との2人だけの檄で
「俺とお前が最強(=六将)」フラグを立ててくれちゃった上で・・・。


そして極め付け、最新777話。


「俺は李牧を討って天下の大将軍になる!」


言っちゃった!!・・・

フラグがパタパタ旗めいてたところに、
最終コーナーでチェッカーフラグがバッサバッサと振られました(笑)。


朱海平原の戦いで、飛信隊が800の騎馬で趙右翼を特攻した際、

「俺はこの戦いで”将軍”になる!」(49巻80ページ)

と掲げたフラグがその通りになった実績を考えると、
今回の信のこの描写も、
番吾の戦いのあと大将軍になるのはほぼ確定に思えます♪
うふふふふ、ニヤニヤが止まらん・・・(爆)。


もっとも、李牧をここで討てない史実なので、
ちょっとだけこのフレーズは引っかかってますがまースルーでいいでしょう(爆)。


いやそれよりも、ですよ。上記の記事で少し述べたものの、
この時は嫌な予感がすると流してしまいましたが
キングダムがこの先本当に、
李信将軍の活躍の奇跡を描こうとしている場合、
大将軍になる前に絶対に回収しておかなくてはいけないこと
山積している認識でして。

で、その回収タイミングもまさにこの番吾の戦いしかない認識です。


なぜなら、↑以前も言及しておりますが、

番吾の戦いの後、秦はその2年後に韓を滅亡させ、
その後破竹の勢いで9年で6カ国(途中で代という国ができるため)
を一気(途中楚との大敗を挟む汗)に滅亡させていきます。

楚の大敗時、番吾の戦いの6年後には李信はすでに大将軍であり、
それならば番吾以降楚戦大敗まで、秦は事実上負け知らずであるはずです。
韓滅亡までの2年という年月が中途半端なのも若干引っ掛かりますが(爆)。
(引っかかりばっかやん。大丈夫かオレの認識。。。)


ただ李信が大将軍になるには、本人も

「結局まだ足りねぇ」(69巻196ページ)

と直近に述べており、上記記事にて、羌瘣との仲発展に踏み切ったのも
その一環のための行動だったと考察していました。


そう言うわけで「足りない」と思われるその他の彼の課題について、
目を背けず凝視していきたいと思います・・・。


課題1:本能型の将としての覚醒


これは↑以前の記事、朱海平原のオマージュシーン考察でも述べてました。


気になっていたのは、以下でした。
朱海平原の戦い、飛信隊右翼合流最初の尭雲軍戦、
50巻545話〜546話のあたりの話。
信が尭雲相手に本能型の将として初めて隊の指揮をとった戦いです。

この戦いは結果的に「戦果をあげた」ものの
「勝ったわけではなかった」となっており、
結構中途半端だな、と当時は思ったものでした。


そして時を隔て、前年にあたる宜司平野で李牧の罠に嵌められた戦いで
蒙恬との共闘で罠脱出を成功させたことと、宜安城を奇襲で堕としたこと。
特に本能型の覚醒という意味では特に宜司平野の罠脱出ですよね。

ただこれらも、李牧を出し抜いたにとどまり、
結果的に軍を半数以上も失ったり、主力戦力を落としたり、
実質的には「負け」な状態でした。


そして、「飛信隊」がその名をずっと変える意思はないように、
「スタンス」も一貫して変わらないとするならば、
今後も「突撃隊長として突っ走る李信大将+軍師河了貂」の体制を
貫き通すことも考えられるっちゃーられるんですが、
それならばあまりにも、朱海平原のあの信の指揮の位置付けが
ものすごく中途半端だと思うわけです。

あそこでもし、ものごっそトコトンけちょんけちょんに負けてたなら、
「だから言ったじゃん」的に、今の体制継続も腹落ちしたんでしょうがね。


で、宜司平野の時、罠に嵌められた直後、
信が右翼の陣形を完全に捨てると決めた際、
「俺の目を信じろ」(66巻65ページ)と言葉ではなく目力だけで
河了貂も信を信じちゃってる実績も作っており。


戦いを重ねるうちに信の判断による戦局がじわじわと増えていくのが
常套なんでしょうが、多分そんな甘っちょろい進み方は連載長期化の
原因になるから(爆)それはしないと思うので、
この番吾戦で、本能型の将軍としての才能が覚醒するんじゃないかなー、
という予想です。


これは以前に書いた記事、朱海平原のオマージュ予測では、
軍略系+倍の勢力の軍を率いる趙将・袁環を相手にすると
すごくいいサクセスストーリーだと思っていたんですけどね。

なんだか突如早速李牧との対決がありそうな雰囲気になってきているので
どこで目覚めさせてくれるかは乞うご期待な状況です。
・・・って、すっかりこの考察が当たること前提で書いちゃってますわ(爆)。


課題2:飛信隊の大将軍組織に見合う組織体制


2の1:飛信隊に対する信のデザインの曖昧さ


これは以前の、今回番吾の戦い前に体制を整え直した新生飛信隊が
「大将軍となる過渡期の組織」であるという考察が前提の課題です。

新参メンバーについては769話でサラッと紹介されたにとどまり、
今まで通りアットホームな飛信隊の空気は、どんなメンバーが入ろうと
変わることないことが伺える描写であるように感じられました。


今回、補填された兵士や将は個人の自己顕示欲が高そうなメンバーであり、
一見、失った将の「機能」を補い、あわよくばそれ以上の
「勢力」を加えるように思える人員にも見えなくないですが、
「人となり」の機能としては格段にレベルダウンしているような印象です。


メンバー補強の回の769話では、
信は新参メンバーに関しては河了貂や各将に任せきりな印象で、
あまり興味なさげに見えてしまっております。

配下の将について、さらにその配下の隊に対してを、
いちいち大将である信が細かく気にする必要ないのは確かでしょうが
特に新規メンバー、利己的だけど戦闘力がおおいに高く力を発するはずの
人員たちのモチベーションを挙げる工夫をどう考えているんでしょう。

一時のミーハー熱が冷めた後、忠誠心が失われる心配はないのかね?。

いざとなったらまた

「俺の背だけを見て追いかけて来い!」(44巻211ページ)

的な発動を仕掛ければなんとかなると考えているのでしょうか?。


百人隊の時は

「生きてる奴も死んでる奴も全員きっちり(恩賞は)百等分だ」
(12巻183ページ)

で済んだのですが、同じ手はもう使えないでしょうしね。
軍の中で将と一兵の階級の差がつきすぎているし。


自己顕示欲の塊の羌礼がよく
「もっと褒めろ」と分かりやすく言ってくれてまして(笑)、
もはやこれは最近信と羌礼の馴れ合いになってきている感はあるものの、
これをおざなりにしているのは、信が配下の将を育てる気がない
その現れとも取れるんです。

ただこれ、信が今更礼を褒めまくっているのは想像つかんし(笑)、
やったところで場渡り感満載だし、やりゃいいってもんでもない。


今話の李牧追跡の特攻隊、馴染みが長い我呂直下の赤飛麃の選抜で、
黒飛麃を伴わなかったのもどうかなぁ。
信も古参の方をより信頼している感出しちゃってるんですよね。

ただ黒飛麃(だと思うけど)、少し前772話で隊列の不安視もあったし
信の手足となるには役不足感あるのも分かるんですけどね。


うーん。。。


信が、百人将時はまだ子供だったこともあり、
大人に「守られている」組織からの脱却が、
どこかのタイミングで必要だと言うこともあるんでしょうが、

どちらかと言うと私は、桓騎軍敗戦の帰路、信が摩論にされた指摘

「あなたが誰よりも桓騎の死を一番悔しがっている」(69巻187ページ)

にて、ちゃんとした答えをこの時点で言えてないことを、
この課題解決で回収して欲しいな、と言うことが
こちらを課題とした本音でした。


韓非子召喚編の問答で、人の善悪の本質の事例として桓騎を掲げましたが
桓騎から学んだことを、それだけで終わらせてほしくありません。

本来、桓騎軍が桓騎らの「家族」であったこと、
そして那貴の言葉を借りると飛信隊は「仲間」であること
(69巻53ページ)、その真意を理解した時点、
すなわち摩論から指摘を受けた段階で、

飛信隊が、信にとってどういう位置付けで、
隊のメンバーに対してもどういう方向性でいてほしいかを
信の口から語ってほしい
と思っていました。


桓騎から信に受け継ぐ命の火は、信の「組織」に関する意識
であって欲しい。・・・と言う、極めて個人的な希望の課題です(苦笑)。


現在は本当に、

「俺たちは背を支え合う仲間だ」(62巻32ページ)

と信が言っているように、飛信隊は仲間以上でも以下でもないと、
表層意識下では思っているのかもしれません。

それが隊メンバーみんな参加の「尾平の婚礼」の現れにも見えますしね。


番吾の戦いで古参メンバーと新規メンバーのなんらかの「歪み」を発見し、
もしかしてそれは、いい面も悪い面も両方顕在化してしまう。
でもそれが大将軍が率いる軍としての「目覚め」となる
・・・ことを祈っております。(苦笑)


2の2:河了貂が動きすぎな本陣陣営


課題1で少し述べている
「突撃隊長として突っ走る李信大将+軍師河了貂」の本陣
ぶっちゃけこの体制を飛信隊は脱却すべき、と個人的に思っているのが、
この課題を掲げた意図です。

この課題解決は先に課題1の解決が必須なので、
どっちで述べるか悩んだのですが。
組織の課題という意味でこっちにすることにしました。


別に河了貂に意地悪を言いたいわけではないです。
河了貂は頭脳派で信より俯瞰して状況を把握できますし、
感情で突っ走り気味な信の弱点を補うことが出来る
貴重な人材である認識です。
後方支援と言う位置付けで彼女は飛信隊にいるべきです。


ただ、あり得ないですよ、また今回出ちゃってるじゃないっすか、
河了貂が苛烈な死戦場に勝手に繰り出して、信が怒ってる場面が。。。


遡れば、何度もありました。

合従軍戦で万極軍の中散った隊員を集めるために
信のもとに足を運んだ河了貂に対し信が
「バカ、お前入ってきたのか!」(27巻48ページ)
と驚くところから始まり。

完全に裏目に出た著雍戦(36巻)では
河了貂はついに捕虜となってしまい。

黒羊戦では最前戦で軍師として狙い撃ちされかけつつも
羌瘣の絶妙な6連続タイムリーヒット笑のおかげで無傷で済み。
(43巻192ページ)
↑ま、この戦いは本陣を構えられない戦いだったので
仕方ない面もありましたが。

朱海平原でも敵将金毛に狙い撃ちされ、ここでは現に矢で射抜かれ、
討ち取られるまで後一歩だったところを仁と淡のおかげで
九死に一生を得られ。
(57巻81ページ〜)

・・・「河了貂が狙われる」のオマージュ案
↓記事に予測として書いておくか!?(苦笑)。
(オマージュやないで、これは。だから書かんけどね苦笑。)


そして最新777話で最前戦にまた無防備に自ら信の所までのぼり。
「なんでこんな所に入って来てる!」と、
信がまるで合従軍戦の再来か?と思えるような怒り方しとる。

今回、彼女に被害は及ばないとは思いたいですが、
↑これ、フラグに見えてならないです。。。


合従軍から変わらない信と貂の関係とか、
呑気なこと言ってる場合でしょうか??。

河了貂、あなた何度、
他の隊員に迷惑かける状態で死にかければ気が済むんですか。

あなたが軍師になって何年経ってる?、10年ですよ。
著雍の戦いから何年経ってるよ!?、7年ですよ!。
黒羊からは!?、5年ですよ!!。
朱海平原からは・・・4年よ。。。


本来ならばこれらで勉強して、最前線に出張らない体制や対策を
彼女ならばいくらでも考案できるはず。
44巻46ページとか、63巻217ページとか、
勝鬨を上げる状況の時に抱きつく要員を揃える(笑)くらいなら
屈強なボディガードや影武者を周りに置く配慮が
何故出来てないんでしょうか?。


私は以前、河了貂が信に対して抱いている感情は恋愛感情ではなく
異性の身内に抱く憧れの感情で、そのため貂は信に認められて、
そばにありたく考えていると考察していました。↓

なんか結局は、貂が「信の近くにありたい」願望を叶えるため、
「自分が前線に動いて行ってもいい」言い訳を作っている
だけのように
見えてしまう。

772話で羌瘣を気にしていそうな信を目で追うところも、
おかげで未練たらしい姿に見えてしまう。

上記記事で、著雍戦での貂の気持ちをめっちゃ深掘りして
どんなに貂が信に認められたいか理解出来ていたつもりだったし、
まさかそんなペラい女だとも思いもしなかったから、
だからなお、現在まで全然反省を反映してないことが
めちゃくちゃ私だってショックなんです(涙)。


あとそれとね、まだ信が、
河了貂が最前線に出張ることを納得しているなら良いんですよ。
もうこいつはこういうもんだ、だからそれを含めての体制にしよう
と思ってくれてるならまだ救いがあった。

でも多分、信にも、その危機感はない。
口の注意だけでなんとかなると思っている。
本気で貂を守る気があるなら、隊長命令で人事権発動すれば
いいだけの話なのに、河了貂が自分ごとでなんとかするんだろうと
思っている節が絶対あるやつなんだ。


信は、河了貂が著雍戦で人質になった時、河了貂について、

「ずっとあいつは俺の横にいた」
「あいつはもう、俺の身内、たった一人の妹みたいなもんだ」
(36巻79ページ)

と一見熱く語ってましたが、「俺の横にいた」と、
貂と一緒にいることは受け身で捉えており、すなわち
自分が望んで貂と一緒にいるわけではないと言ってます。

「飯やら洗濯やらほとんど俺の下僕状態」(5巻191ページ)

と結構貂にひどい?扱い(笑)を同居時代にもさせており、
信にとって貂は、自分が主体的に「何かしてあげる」対象ではないことが
もうお互い染み付いている認識なのでしょう。


このような信と河了貂の「王弟の乱で共に戦った」ことを引きずる
「元家族のような間柄」という中途半端な彼らの立ち位置
中途半端な馴れ合いをずるずると引きずっており、
ツーカーだとお互いが思ってしまっているがゆえ、その結果、
彼らの話し合うべき課題に気づかない環境を彼ら自身が作ってしまっている
印象です。

・・・軍としての心臓を担うところがこの状態なのは、致命的では?。

この課題、2人には相当重く受け止めて欲しいものですよ・・・。
起こってから、怒る、その繰り返しって、頭悪すぎですぜ(涙)。

これが作者様の「飛信隊の貫こうとしている姿」ではないことを
強く願っている次第です。。。


課題3:李信一人が軍の命運を背負い込む隊と信個人の性質


これは、上記オマージュ案の記事で候補に書こうか悩んだのですが。
でも怖いし実現してほしくないので結局書けてません。


朱海平原では、龐煖を討った後信も死んでしまい、
飛信隊が隊として機能停止してしまった実績がありました。。。
(58巻91ページ〜)


軍の機能停止なんて軍としてはあってはならない事態であり、
この対処ができないと、大将軍の軍は愚か、
それを率いる将なんて全くもって認められるものではありません。

信が将として不在であっても、戦える軍である必要が絶対あるのです。
越えなくてはいけない壁なのは本当に確かなのです、
分かってます、ええ。。。


でもまた機能不全になる予想を、
すなわち信が討たれる予想を、私はどうしてもしたくない(涙)。。。


「討たれる」じゃなくて「行方不明」とかではダメでしょうか?、
作者様神様仏様・・・。


信は上記のこと・組織として動けなくなることはもちろん
身にしみて理解をしています。

影丘で岳白公と一騎打ちする信に援けに入る崇原が
「お前(信)が死ねば飛信隊はここで終わるんだぞ」(63巻188ページ)
と言っている返事に「んなことは分かってる」と返しており、
そのため全てのその痛みを背負う覚悟は彼にはあるわけですが、
その分

宜安城で、怪力3人集を死にかけさせた作戦を
「俺のせいだ」(67巻150ページ)とやたらに自分を責め。

羌瘣がボロボロになって戦うことは
「いつもすまねぇ」と言ってて(51巻50ページ)、
信が頭を下げるべきことと思い込んでおり。

肥下戦で色んな死を目の当たりにした状況で、
最も大切な人の位置付けである羌瘣の死への覚悟出来ない弱気すら
「すまねぇ」と謝ることだと思っている。
(69巻152ページ)


もちろん大将の首が取られたら戦は負けなので、
大将の責任感はもちろん必要なのですが、
その割には彼の「反省」が、自分自身への鼓舞以外、
後になって具体的にどこに反映しているのかが見て取れません。


飛信隊の運命は、信の命運と一蓮托生であり、
リスクヘッジが100%で出来てない状態なのは、
信としても、飛信隊としても、解決すべき大きな課題であるはずです。


まとめ:課題の回収予測


番吾の戦いでは、馬陽での王騎と龐煖の戦いの時のように、
信の「武の勝利」がありながら、李牧に「(人間的な)策」で敗れる
のではないか、と思っています。
完全な個人的な希望ですが・・・。


武力という意味での死闘は、
朱海平原でこれ以上ないくらい信は見せつけてくれたので
これ以上のものはもう描く意味はないのではないかなぁと思っており。

と言うかこれまでの考察の通り、武の成長より、
信には先に掲げているソフト的な課題が山積しているのです。


弱点が突かれることは常套句ですし、
無論李牧ならば絶対にこれを突くだろうと思っています。

課題1のように、本能型の将としての成長を、李牧自ら
朱海平原と宜司平野の戦い、両方で目の当たりにしており、

その覚醒を待たず、早い段階で、

課題3の龐煖との一騎打ちで、飛信隊にすぐ追われなった経験から
「李信個人を倒すことで飛信隊は機能不全になる」
算段を立てる
のは当然でしょう。
まさに、連載の今の流れのままですね。


そこで課題2の「組織の弱さ」で決定打を撃つ、と。

もしかすると新参メンバーによって内部崩壊を早めてしまうのかも
しれませんし、

こちらの戦局にカイネを置いたのももしかするとその戦略かもしれません。
カイネが出張っている河了貂を懐柔し、飛信隊から河了貂を離脱させ、
飛信隊の組織壊滅を決定的にすることが可能かもしれません。


・・・あかん、
すっかり李牧の勝ち戦しか見えない状況になっとる(慌)。。。


いやいやいや、そこは大人しくそうはならんでしょうよ!!。
なんせこっちは主人公やぞ。
史実でも生き残るのはこっちやぞ。


前回も少し小出ししましたが、
今回の戦いで前年の負け戦に参戦した軍のうち、
王翦が自身の側近にスカウトするまで気に入って?いる
蒙恬の楽華軍ではなく、飛信隊を再び参戦させた意図は、
飛信隊が李牧の囮になると充分わかっているからであるからだと
考察しています。

王翦が773話で飛信隊を開戦の口火を切る軍に指名したことも
その布石であり、
ともすると信も自身が囮なのを充分認識済みであると・・・思いたいです。

なのできっと絶対、課題の解決はあると思うし、
秦軍の「囮作戦」もこれからきっとあると信じております!!!。


・・・羌瘣の覚醒もあるはずですしね。

もちろん私、今回ここまで触れなかったけど
この希望は絶対忘れてない(笑)。

なんなら全ての信の課題を羌瘣が解決してくれると一蹴なので
記事にならないから黙ってたまでですぞ(爆)。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?