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キングダム考察 最新版(〜792話):番吾の戦いにおける朱海平原戦の確定オマージュシーン&予測

【考察その22】

本誌ネタバレです。

オマージュ確定箇所が多くなってきたので3回目の
記事リニューアルになります。
最新話に応じてアップデートもかけています。

1回目はこちら↑。
番吾の戦い開戦前の
「起こるかもしれない」or「起こってほしいオマージュ」は
記録のためそのまま残しています。

2回目はこちら↑。
どちらかと言うと「王翦と楊端和確執」考察が
メインのつもりで書いていた記事だったので
独立出来てよかったかもしれない(笑)。
「起こるかもしれない」オマージュ案については上記と同様です。


784話以降の新たなオマージュ予測の追記もあります。
下の目次で飛べるようになってますので読んでみてください。



考察:顕在化ずみのオマージュ


■王翦軍将が趙大将によって一刀両断される(792話:追記)


すぐ後の章で「趙大将の秦将への特攻」の確定オマージュを書いてたので、
まさかこっちもオマージュになるとは想像していませんでした。


朱海平原:李牧が麻鉱を一刀両断(49巻100ページ)
番吾戦(今回):司馬尚が亜光を一刀両断


麻鉱は完全に油断している中で虚を突かれて討たれた一方、
亜光は王翦劣勢の中、王翦の盾として斬られたと言う
「武将としての矜持」が強く守られていた一刀両断だったと言う意味で
文句なしに「オマージュ」に該当するでしょう。


・・・なんですけど、本当に全く嬉しくないし、
いいシーンだった、と思いたくもありません。

「格好いい死に様だった」とは正気を保つための
言い訳くらいにしか思えません。


亜光、本気で退場すると思っていませんでした。

上記リンク考察は、亜光が殉死者への特別回想サービス(笑)がありながら
生還したから書けた考察でした。


・・・やっぱり過去の回想は死亡フラグだったんですね😭。。。

・・・と言うことは、やっぱり糸凌も、と言う覚悟をした方が・・・
後の落ち込み加減は少し、マシになるかもしれない(号泣)。。。


ただ少し、上記リンク記事の「王翦の国創立」考察には
近づいたかもしれません。

またしても自分がしたツイートからヒントが降りてきました。


今までの王翦の「国づくり」は、
亜光がいてこそ、亜光がいることを前提とした構想だったはずです。

それが今まさに、足元から音を立てて崩れ落ちている最中です。

自分のその「構想」を、音を立てて壊しているのは
自分の「青歌」と言う国を、大国「趙」の都合で
大きな犠牲を払いながら守っている城主でした。


「国」がどうあるべきか、
その中でなぜ自分が「国」を起こしたいと思えるのか。

ここら辺の王翦の考えが今後描かれるといいなと思っています。


■趙大将の秦将への特攻(782話)


いやー、「そう来たか」としか感想出ませんわ。

秦サイド目線としては全く嬉しくないけど、
このシーンの描写を再び目にするとは本当に思ってませんでした!。


朱海平原:李牧の麻鉱への特攻(49巻94〜95ページ)
番吾戦(今回):司馬尚の田里弥への特攻

今回は、前話の782話ですね。
見開きの特攻の様子が本当に2つの場面が重なって見え、
純粋に画に感動してしまいました!。


最新783話で田里弥が生還した感じなので、
秦側のオマージュ確定で今回の記事作成となりました。


この予測を書いた以前の考察で田里弥のことを結構ディスりましたが、
正直彼には本当にいいところを見せていただきたいのです。
ホントだよ(笑)。

この先きっと、彼の見せ場が来ると信じてます。

くれぐれも今回の、智将っぽい「全体の戦況」分析が、
あなたの「いいところ」にはしないでくれよ(汗)。


■李牧撤退を飛信隊が追う(再掲:779話)


これは前回の朱海平原、
李牧が麻鉱を討った後の撤退時、信らが猛烈に追い、
李牧を討つまであと一歩のとこまで迫ったシーンのことです。
(49巻532話、115ページ〜)

このシーン、あればいいなと上の考察で予測を書いたときは
思っていたよ。

そう、思っていたんだけど・・・。


779話で実現してくれたのは、まぁ嬉しいっちゃー嬉しい・・・、か??。


いやね・・・、

見たかったのは李牧が馬の脚を緩めて信と話すシーンでして、
(49巻123〜125ページ)


・・・
格下の傅抵なんかと刃を交わすとこなんて正直どうでもいいんだよ!!!。

・・・なんて、上の記事でこの内容を書いていた時は、
「信vs傅抵」がキングダム時間9年ぶりに見られたのに感動したと
書いた直後にこれ書いていたっていう「どっちやねん」的な、
まぁ、冗談でした(笑)。


ここは残念ながら、信サイドにとっては
格下(笑)を相手にしたところと、罠に引っ掛かっちゃったところで、
シーンをマイナーチェンジしてしまったにすぎません。

オマージュは李牧側ですね。

以前は罠を見抜いた河了貂(49巻124ページ)も見抜けない罠に
見事に李牧は嵌めました。


普通に考えたら、完全に飛信隊に取り囲まれており、
李牧が討たれるのは時間の問題なようにも見えるんでしょうけど、
もしかすると番吾城までの抜け道も造っているのかもしれませんね。
閼与城で舜水樹が抜けた穴(65巻141ページ)のように。

ここで討ち取られるなんてことはないようお願いしますよ、李牧さん。
だったらまたここ書き直さないとあかんですしな(笑)。


■亜光が討たれながら、趙将複数と討ち合う(再掲:775&776話)


前回、朱海平原において「亜光 vs 馬南慈+尭雲」の、
一騎討ちならぬ二騎討ち(52巻19ページ)シーンがありました。

これがあったのもあり、朱海平原の戦いでは、
モブ将かと思われた(失敬)亜光が実はそうじゃなかったどころか
めちゃくちゃ格好いい武将にランクアップしました。


今回、まず775話で「亜光 vs 楽彰+フーオン」と言う
またまた亜光の一騎討ちならぬ二騎討ちを見せてくれた上で、

776話では「楽彰+フーオン」に「傅抵」も加わり
二騎討ちどころか三つ巴討ちで、
しかも生還する(とみなしていいよね?)と言う、
素晴らしいオマージュを見せてくださいました!!。


ブラボー!亜光将軍!!


■王賁と亜光(玉鳳軍と亜光軍)の対峙シーン(再掲:773話)


773話での亜光と王賁のやりとり、
これがそもそも、ここの盤面での、朱海平原オマージュへの気づきでした。


まず、玉鳳の配置が、前回は右翼内の亜光軍後ろの遊軍で、
今回は右翼と中央の間での遊軍扱いとなってたとこからスタートです。
今回が前回の拡大版って感じですね。


>>第一カット:亜光が王賁の元に登場。
(前回:48巻160ページ〜)

>前回は、亜光がドンと王賁の横から寄ってきて、
 最初亜光側からは正面に向き合おうとしてませんでした。
>今回、同じドンと現れているものの、正面からの対峙でした。


>>第二カット:遊軍としての玉鳳について。

>前回は王賁、遊撃隊扱いの作戦を「愚策」と跳ね除けました。
>今回は「役割はわかっている」と言い、遊軍作戦を王賁はのみました。


>>第三カット:去り際。

>前回は亜光と王賁がケンカ?みたいな別れ方で、
>今回はお互い「武運を祈る」と励まし合い、前回と対比されています。


信の前ではツンデレ兄ちゃんなのに、
王翦軍第一将に対しては大人の対応が出来ている王賁。
悔しい(?)ですがちゃんと大人の成長してくれてますね。


■圧倒的兵力差のある局面からの開戦(再掲:773話)


今回、秦右翼に3万の飛信隊が配置され、6万以上の敵に対峙しました。

前回の朱海平原では、蒙恬の5千に対する趙軍は3万でした。
(48巻104ページ)

偶然か、趙側のアドバンテージは両方でそんなに差は大きくないですね。
(前回:趙=秦+2.5万人、今回:趙=秦+3万人以上)


なお、前回は李牧の発令で趙から先制し、
今回は秦側からの突撃で開戦し、対比になってます。


773話で飛信隊は、当初の隊列の場所から移動してました。
趙左翼に6万隊列したのを確認できてから、
飛信隊は右翼に配置されたっぽい描写でしたね。

今回は「朱海平原の秦左翼(楽華隊)」と同じ目的で
配属されている印象ですよね。
そっち側のオマージュも書けることを密かに祈ってます。


考察:今後起こる可能性のあるオマージュ


■王翦本陣への趙将急襲に味方将の援けが間に合う・未達(789話)


当初、この記事を書いた当初(784話時点)は、
「王翦を王賁が援けに向かう」オマージュとして書いてました。

ただしもともと、それよりも前↑の考察で、
「王翦を王賁が助けに行く」シーン(57巻616話あたり)の
二番煎じになるからやらんだろうなーと思う気持ちもあったけど
それでも確定する希望を込めてこの考察を書きました。


789話ラストシーンを見た時点で、王翦が息子よりも格上と認識している
自分の側近の亜光と倉央の援けがきた時点で
朱海平原との「似ているシーン描写」なのは確定だったと思います。

朱海平原のように、援けに入った将以外の将
(朱海平原の場合は蒙恬)により、
王翦が救けられる「オマージュ」になるまで温めるつもりだったのですが
どうやらその展開にはならなそうなので(大泣)
この考察はクローズとなります。


以下記載の文は参考までに残しておきます。


朱海平原の戦い 15日目:
王翦本軍への趙軍の猛攻(57巻615話〜)シーンをまず振り返ります。



傅抵の助攻から、馬南慈の「圧倒的な主攻」
「誰にも止められない」勢いで王翦に迫り(57巻38ページ〜)、
その勢いでまさに王翦に迫りつつある時、
王翦もついに自ら矛を手にし、戦線へ降りてきました(40ページ)。
【シーンA】



その様子を遠目で見て、自分自分も狙われつつ窮地であるにも関わらず
李牧は「勝った」と勝利を確信していました。(42ページ)【シーンB】



馬南慈軍の勢いは止まらず、傅抵らも迫ってきて、
馬南慈・傅抵どちらが王翦の首を取るかと言うところに、
十数騎で王賁が間に割って入りました。(50ページ)【シーンC】


ここから今回の、789話の番吾の戦いの現在の局面と照らしてみます。


【シーンA】で、朱海平原で馬南慈の猛進の様子が、
司馬尚が猛進する様子に重なっており、


【シーンB】は、番吾城にキタリ達が迫る報告を聞いた後、
王翦本陣にカン・サロも向かう報告を聞いた李牧が
「勝つのは青歌」と言う
ところに被ります。


個人的に気になったのは、
「勝つ」のは「青歌」と言っている点ですね。

趙軍が「勝つ」とは言ってないのです。


・・・なんかもしかすると、李牧は
「”番吾城”は明け渡し、戦的には負けに見える」戦局
描いていそうな気がします。

王翦的な「負け」を悟られて、王翦軍が撤退しないための策略が
これなのかもとかも考えられそうですよね。


話を戻します。

【シーンC】に対する番吾戦での対比は、この話の最後、
肉薄する司馬尚の前に立ちはだかるのは王翦の側近である亜光と倉央
武力に関して王翦軍の双璧と言える武将でしょう。


このシーンに対して朱海平原では、救けに入った王賁に王翦は
「理解に苦しむ、愚か者が」(52ページ)と蔑んでいましたが、

番吾ではこの死地に2将が入り込んでくれたことで
「勝つのは私だ」と勝利を確信している描写になってました。

その点からこのシーンはオマージュかな、と理解した次第です。


この後の展開として、朱海平原ではさらに蒙恬が助けに入り、
そこで馬南慈に一矢報い、戦況を五分に持っていきます。

番吾では話の流れ的に、
右翼から亜花錦が来るのが現時点では一番有力かと思います。
(下に記載の「羌瘣」案?(欲望??笑)も書いておきながら、
 本編の流れには抗えない(涙))

次回以降、そこまでを見届けてから、
新たな確定オマージュの記事として書き起こそうと思います。


■信の李牧急襲失敗後、秦右翼戦局の建て直しが起こる(784話)


以前↑「右翼の戦局を飛信隊が担う」と言うオマージュ予測を立てましたが
そのアップデート版になります。


朱海平原では、李牧が麻鉱を討った後を追った飛信隊が
李牧を討てず、結局秦左翼に戻り、
その後蒙恬によって崩壊仕掛けた秦左翼が立て直されました。
(49巻532話〜534話あたり)


今回の番吾の戦いでは、
「李牧急襲」については李牧側のオマージュとなり
上記の確定オマージュで書いた通り、飛信隊は罠に嵌められた訳でしたが、
この後の秦右翼については、きっと朱海平原での蒙恬のように
残っていた武将によって戻った飛信隊を活用し、
見事立て直しをしてくれる
のではととても都合良い妄想をしている私です。


で、朱海平原の蒙恬に値するのは、
やっぱり王賁が、それを担うのがすごく自然なのですが

↑でも書きましたが、
王賁が参戦した理由は絶対あるはずなのは承知なのですが
今回無理に活躍する必要はないんです。

ライバルである蒙恬の二番煎じ的な活躍は、
王賁にとってもきっとあまり面白くはないでしょう。
ね?、ね?、そうよね?。
(↑一体誰に聞いている笑)


なので、ここはやっぱり羌瘣にやっていただきたいです!。

これまでの右翼における場の解説をほぼ王賁が受け持っていて
羌瘣の描写がほとんどなかったのはその布石だったと信じてます笑。

「知略型」の武将として、蒙恬の後互換としても充分だと思いますし
(注:羌瘣ファンフィルタバリバリかかってることはご了承を😅)

実際、朱海平原では、ここの立て直しの武功で蒙恬は
このシーンの流れの中で王翦によって「将軍」格上げされました
(49巻186ページ)。

史実で「将軍」となる羌瘣ですが、
ここで蒙恬同様に昇格してしまうのもありえると思えませんかね?。
ここも達成できたら、ここだけでダブルオマージュになりますよ!。


・・・ふっ、下に記載している他のオマージュ予測で、
「司馬尚を羌瘣が討つ」考察も書いているのに、
どう言うことよってやつですよね。
どちらかは確実に誤りになるじゃん(爆)。

・・・いやね、それは逆の発想でして、
これだけ書いてたらどちらかは当たってくれるんじゃないかと
期待を込めて、書いているものなのであります(笑)。
なのでどうぞ大目に見てやってください。


そして、こっちのオマージュでは、
朱海平原の初日の夜、戦場で行方不明だった蒙恬を信が見つけ出し、
信が蒙恬にこの日の成果を手を取って讃えるシーン(49巻169ページ)を
是非、信と羌瘣で再現してくださることを、めちゃくちゃ切望します!!!


■ラスボスと羌瘣の対決(784話)


2つ上の考察、王翦救出の続きです。
朱海平原での馬南慈の役は司馬尚に代わるとして、
蒙恬の役は、そう、我らが羌瘣ですよ!!!・・・と思ってました。


頭出しはX(Twitter)で前回(782話)やった呟きでした。

「司馬尚が羌瘣に討たれる」予測、これ、当たろうがあたるまいが、
羌瘣ファンとしては絶対にやっておかなくてはいけない、
予測義務として今回書かせていただきました(笑)。


龐煖と羌瘣の戦い、この57巻、実は私
羌瘣が痛々しくて正直まともに読んでないです。辛すぎて。。。

剣では負けてなかったとは言え、龐煖に「神落とし」をバカにされ
けちょんけちょんに負けてしまったのは本当に悔しくて悲しかった。。。

龐煖と同等以上の武将を倒し、リベンジを果たしてほしい、
これはもう、私個人の欲望です!!!(爆)

でも、司馬尚を討った武功だって、羌瘣が将軍に昇格するに
十分相応しいと思いますし、丁度いいじゃないですか笑。
如何ですかね作者様、えへへへ(ヘコヘコ)。


今回の戦いで司馬尚が死なないのは分かっていることですが
本当に、せめて腕の1本でも落としてほしいと願ってます。
これが出来るのは、武力レベルで言えば信か羌瘣しかいないですよ?、
実際。
あ、バジオウもいけそうだけど多分それはないな。


考察まとめ


783話時点において、
秦左翼の楊端和軍や、李牧に出し抜かれた信と河了貂について
私は考察であえてスルーしています。

まぁ、純粋に本誌を見守っていると言う形ですね。
正直わからん、とも言う笑。


書こうかどうしようか迷ったのは、783話の「河了貂の落馬」、
これも一応、朱海平原の戦いのシーン再現なんですよね。
57巻84ページ、河了貂が矢で射抜かれた後のシーンです。

今回の落馬は戦いで河了貂が直接狙われたわけではないので
ひょっとしてひょっとすると「オマージュ」と言ってもいいかも、

・・・なのですが、
罠に嵌められてそれに気がついて
(どこが気づきになったのかは早く知りたいところですが)
それでずっこけた形の落馬なので、
シーン的にはオマージュでも、正直以前のよりも格好悪いよな
(苦笑)。。。

と言うわけでこっそりこのまとめでおまけとして書かせていただきました
(笑)。


中央以外のこの2局も本当にドキドキが止まらない状況ですし
引き続き頑張って静観したいと思います!。

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