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【山の心得】~RW編~
こんにちは!みーちゃんです!!
梅雨入りしそうな天気ですね・・・
そんな中明日6月1日(明日)は全国的にも天気が落ち着いて晴れる所も多いようですね!
このようなタイミングをアウトドアで活用しない手はないのではないでしょうか!
ただ、これから水辺のレジャーが増え、水難事故も増えていく時期のようなので、細心の注意を払って臨みましょうね!
また、25度を超えるのも当たり前の季節になってきて、25度からが熱中症のリスクが一気に高まるようですので、水分・塩分補給もちゃんと意識づけていきましょう!
「ゆで卵は生卵には戻らない」
熱中症のたとえでよく使われる言葉ですが、人間も同じで熱中症により、体温の高い状態が続き体液が失われると、自律神経による体温調節に異常が生じ、体の細胞を構成するタンパク質が高熱により変質し、細胞が次々に壊死していってしまいます。
そして、細胞が壊死すると元に戻すことができなくなるため、熱中症が、タンパク質が熱によって変化するゆで卵にたとえられることがあるようですね。
【山の心得⑥】~RW編~
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今回は第6弾になりますが、RWに関して記事に致します。
RWとは・・・DVDの規格?サッカーのライトウィング?と思われるかもしれませんが、
登山でのRWと言ったらあれですよね。。。。
そうです!!ロープウェイ
レインウェア!(Rain Wear)
ですね!!
登山における三種の神器の一つでもあるレインウェア、ちゃんと登山前に持ち物チェック済みでしょうか?
「山の天気は変わりやすい」
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とは本当によく言うもので、レインウェアは忘れないようにしましょうね。
上半身(ウェア)だけで良いとは思わず、下半身にレインパンツも準備するのが良いです。
さらにレイングローブやスパッツ(ゲイター)も雨対策になりますので持っておくとよろしいかと思います。
レインウェアがなぜ大事なのかをまとめました。
レインウェアが大事な理由
1.気象条件の変化に対応
・突然の天候変化
→上記にも記載しましたが山の天気は変わりやすく、急な雨や嵐に見舞われることが多いです。レインウェアを持っていると、こうした急な天候変化に迅速に対応できます。
2.体温の維持
・防寒効果
→雨に濡れると体温が急激に下がり、低体温症のリスクが高まります。防水性の高いレインウェアは、体を乾燥・防水させ、体温を維持する役割を果たします。
・風雨からの保護
→レインウェアは風を防ぐ効果もあるため、寒風による体温低下を防ぎます。
3.安全性の確保
・視界の確保
→しっかりしたフードやつばのあるレインウェアは、顔に直接雨が当たるのを防ぎ、視界を確保します。視界が良ければ、足元の確認や進行方向の把握が容易になります。
・滑りやすさの軽減
→濡れた服装は重くなり動きが鈍くなりますが、レインウェアは防水性があり、動きやすさを保つため、滑りやすい状況でも安全に歩けます。
4.快適性の向上
・濡れた衣服の不快感防止
→雨に濡れた衣服は重く、不快感を引き起こします。レインウェアは内部を乾燥させることで、快適な登山をサポートします。
・汗を逃がす
→高品質なレインウェアは防水性だけでなく透湿性も備えており、汗を外に逃がして蒸れを防ぎます。
5.装備の保護
・バックパックや装備の保護
→レインカバーと併用することで、バックパックや内部の装備品(食料、電子機器など)を雨から保護できます。
まとめると
レインウェアは登山において以下の理由から非常に重要です。
突然の天候変化への対応
体温の維持と低体温症の予防
視界の確保と滑りやすさの軽減による安全性の向上
快適性の向上と衣服の不快感防止
装備の保護
登山中の安全と快適さを確保するために、レインウェアは必須の装備です。天候の変化に対応できるよう、必ず携行するようにしましょう。
だから登山三種の神器なのでしょうが・・・
上記の通り、レインウェアの重要性についてはお分かり頂けたかと思いますが、どのようなレインウェアを選べばよいか分からない方もいらっしゃると思いますので、レインウェアの選び方を下記に記載したいと思います。
レインウェアの選び方
選び方として、3つの軸があります。
耐水圧(mm)と透湿性(g/m²)と耐久性(D:デニール)の高い物を選ぶのが良いです。
1.耐水圧(mm)とは
防水性を表す数字となっており、mmという単位で表示されます。
耐水圧10,000mm以上が登山用には適しているとされています。高山や長時間の悪天候に備えるなら、20,000mm以上を選ぶと安心です。
2.透湿性(g/m²)とは
透湿度といわれ、g/m²でという単位で表示されます。
汗を外に逃がすための数値で蒸れに関する数値で重要です。透湿度が高いものは、汗をかいても内部が蒸れにくく快適です。10,000g/m²/24h以上の透湿度が目安です。透湿性の低いウェアを着用してしまうと、いわゆる「サウナ」状態になってしまい、汗が抜けずどんどん汗をかき不快な上に脱水症状を早めます。
3.耐久性(D:デニール)とは
生地(糸)の太さとなり、太いほど固く、丈夫になります。
イメージしやすい様に下記に例を記載しました。
・10~40D:非常に薄く軽量な素材。インナーウェアやベースレイヤー、軽量なウィンドブレーカーなどに使われます。
・40~100D:中程度の太さの糸で、一般的なアウターウェアやパンツなどに使用されます。軽量かつ適度な耐久性が求められる場合に適しています。
・100D以上:非常に丈夫な素材で、バックパックやヘビーデューティなジャケット、パンツなどに使われます。耐久性が求められる状況での使用に適しています。
この様に、レインウェアを選ぶ際は上記3点を気にしながら選ぶと良いです。耐水圧と透湿性は高いほど良いとされてますが、耐久性に関しては高ければ良いという訳ではなく、状況に合わせて選ぶようにしましょう。
全てを加味して高い防水性を誇る素材にゴアテックス (GORE-TEX)というものがあり、とりあえずゴアテックを選べば問題なし!!と言う感じでしょうか。
ゴアテックスにも2層~2.5層~3層とレベルがあり、3層が1番上のランクになっています。
とも言えます・・・
ちなみに・・・・ワークマンがコスパ良くてで良いのでは?と思いがちですが、
ワークマンのレインウェアは、確かに手頃な価格でありながら基本的な防水性と耐久性を備えているため、日帰り登山や軽登山程度であれば十分対応できます。しかし、長時間の登山や厳しい気象条件が予想される場合には、より高機能なアウトドアブランドの製品を検討するのが安心です。
登山の頻度や行く場所の条件を考慮し、必要な機能や性能を満たすレインウェアを選ぶことで、安全で快適な登山を楽しむことができます。
他にもレインウェアを選ぶときに気にするポイントとして下記の様な観点があります。
4.フィット感と動きやすさ
・フィット感
→体にフィットしつつも動きやすいデザインが重要です。試着して動きやすさを確認しましょう。
・調整機能
フード、袖口、裾などの調整が可能なものは、天候や体調に応じてフィット感を調整できます。
5.重さと収納性
・軽量性
→長時間の登山では、軽量なレインウェアが疲れにくいです。
・収納性
→コンパクトに収納できるものは、持ち運びに便利です。専用の収納袋が付いているものがおすすめです。
6.デザインとカラー
・視認性
→遭難時や悪天候時に目立つ明るい色や反射材が付いているものが安全です。
・使いやすさ
→ポケットの位置や数、ファスナーの使いやすさなど、実用的なデザインも重要です。
5~6に関しては好みの問題もありますので実際に着用して選ぶしかないと思います。
結局どのレインウェアを選べばいいの?
上記1~6の点を加味しながらおススメのレインウェアを記載いたします。
モンベル (mont-bell)
日本のブランドでコストパフォーマンスが良く、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
・mont-bell レインダンサージャケット
![](https://assets.st-note.com/img/1717141759659-B9ps8vjJgQ.png?width=800)
透湿性25,000g/m²・耐水圧20,000mm以上・50デニールのゴアテックス仕様
登山に必要な機能は全てそろっており、コスパも良し!
・mont-bell ストームクルーザージャケット
![](https://assets.st-note.com/img/1717141800140-SrE0TK8AS1.png)
モンベルを代表するレインウェア(だと勝手に思ってます)
透湿性35,000g/m²・耐水圧20,000mm以上・耐久性20デニールのゴアテックス仕様。
迷ったらこちらが1番コスパ良いかと思います。
ノースフェイス (The North Face)
タウンユースでも皆さまご存じ高機能でデザイン性も高く、信頼のブランドです。
・The North Face クラウドジャケット
![](https://assets.st-note.com/img/1717141856131-9AcFhcPOyL.png)
浸透性はあまりないが、防水性・耐久性を両立する50Dの2.5層ゴアテックス仕様。そのため、気温の低い秋口までは問題なく着用できる。チャックが止水仕様ではなく、ダブルフラップ仕様で雨水の侵入を防ぐ形になっています。
・The North Face クライムライトジャケット
![](https://assets.st-note.com/img/1717141932638-igUzStEFuS.png?width=800)
高いレベルで耐水性と軽量性を両立する耐久性20Dの3層ゴアテックス仕様。止水ジッパーになっており、ポケットに物を入れていても問題無し。
サラサラとした肌触りですべりの良い裏地は、汗をかいてもペタペタと肌にはりつきにくく快適!非常に軽量で、コンパクトにたためる収納性の高さも魅力。スタイリッシュなシルエットが魅力です!
パタゴニア (Patagonia)
環境に配慮した素材を使用しつつ、高性能な製品を提供しています。
・パタゴニア トレントシェル3L・ジャケット
![](https://assets.st-note.com/img/1717142000754-GECNLuA6IP.png?width=800)
ゴアテックス3層構造の3.3オンス・50Dの耐水性と軽量性に優れたジャケットになってます。タイトすぎないシルエットで、重ね着も可能。
パタゴニアのレインウェアの中では手にしやすい価格なので、初めてのレインウェアにもおすすめです。
他にもパタゴニアからは数々の防水ウェアが出ていますので、
環境にも配慮したいという方は探してみると良いですよ!
タウンユースでも使えるジャケットがたくさんあります!
他にもいろいろなメーカーから沢山出てるので検索してみると良いと思います。
・Arc'teryx (アークテリクス)
・Mammut (マムート)
・Columbia (コロンビア)
・Rab (ラブ)
・Marmot (マーモット)
・Black Diamond (ブラックダイヤモンド)
・MILLET(ミレー)
・Salomon (サロモン)
などなど・・・
調べているうちに好きなブランドが出来るかもしれませんね!
本格的なレインウェアは多少お値段が張りますが、タウンユースなら10年以上着用可能です。登山でもよっぽど雑に扱わない限り長く使用することが出来るので、お持ちでない方は是非購入を検討してみては如何でしょうか。
ランニングコストも長期で見た場合良いのではないでしょうか?
万が一破れてしまってもゴアテックスのパッチが数百円で購入可能なので、リペアも比較的簡単に可能となっております。
という訳で今回はRW(レインウェア)に関して記事に致しました!
今回も最後までご拝読ありがとうございます。
次回もよろしくお願いいたします。(^^)/
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