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$幻の惑星 [DVD]ディーン・フレデリックス (出演), & 2 more Format: DVD


$最初は気合の入ったSF映画だなあと思って見ていたのですが、謎の惑星に到着したあたりからどんどんストーリーがスットコドッコイになってきまして、もう訳が分からなくなります。謎の宇宙人の襲来とか面白いのにどうしてこんなになっちゃったのかねえ。

 10、9、8、7・・・、カウントダウンが続いています。3,2,1,0、ちゅどどどーん、核爆発が起こります。当然ながら核爆発実験の流用フィルムですが。そしてナレーション、1980年代人類は原子力時代の余勢を駆ってついに宇宙へ進出した。すでに月は人類の宇宙探検のための前進基地となっている。ここを基点として今日もまた勇敢なる宇宙飛行士たちが宇宙の神秘を解き明かそうと頑張っているのだ、続いて宇宙を飛ぶ宇宙船ペガサスⅢ。えらく威勢のいい映画ですが、この勢いは長くは続かない。順調に飛行を続けていたペガサスⅢ、謎の引力源に引き寄せられコースを外れてしまいます。二人の宇宙飛行士は懸命に回避操作をするのですが、ついにコントロール不能に。そしてぶんぶん飛んでくる隕石群。ちゅどちゅどちゅどどどーん。はい、タイトル、でます。『The Phantom Planet』

Product description

DVD記録方式:片面一層
再生時間:81
映像色:モノクロ
音声 :モノラル
画面比:スタンダード
製作者:WHDジャパン
販売者:有限会社フォワード

原題:The Phantom Planet
監督:ウィリアム・マーシャル
製作:フレッド・ゲブハート
製作総指揮:レオ・ハンデル
脚本:ウィリアム・テラーク/フレッド・デ・ゴーター/フレッド・ゲブハート
撮影:エルウッド・J・ニコルソン
音楽:ヘイズ・ペイジェル
出演:ディーン・フレデリックス/コリーン・グレイ/アンソニー・デクスター/フランシス・X・ブッシュマン/ドロレス・フェイス/リチャード・キール

■ストーリー
地球の宇宙船が行方不明になる事故が多発したため、チャップマン少佐(ディーン・フレデリックス)は宇宙船ペガサスで捜索に出発する。異常な重力で強制着陸させられた惑星レトンには、科学文明が発達した小人の社会が存在した。惑星の大気のため小人になったチャップマン少佐は、隕石型宇宙船でレイトンに攻撃を仕掛ける侵略異星人ソラライトに、勇敢に立ち向かっていくが…。

■解説
本作の監督は「吸血鬼ブラキュラ」シリーズのウィリアム・マーシャル。プロダクション・デザインのボブ・キノシタは「禁断の惑星」のロボット・ロビーをデザインした事でも有名。また、リチャード・キール(007シリーズの“殺し屋ジョーズ”)が宇宙モンスター役で映画初出演を飾っている。本作はボブによるデザインで60年代SF色が非常に強いが、内容はサイエンス・ファンタジーであり“ガリバー旅行記”の宇宙冒険版とも言えるだろう。(田中 靖人)

Product Details

  • Package Dimensions ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g

  • EAN ‏ : ‎ 4571244171710

  • Director ‏ : ‎ ウィリアム・マーシャル

  • Media Format ‏ : ‎ Black & White, Subtitled

  • Run time ‏ : ‎ 1 hour and 21 minutes

  • Release date ‏ : ‎ April 24, 2009

  • Actors ‏ : ‎ ディーン・フレデリックス, コリーン・グレイ, アンソニー・デクスター, フランシス・X・ブッシュマン, ドロレス・フェイス

  • Studio ‏ : ‎ 有限会社フォワード

  • ASIN ‏ : ‎ B0024D4H3C

  • Number of discs ‏ : ‎ 1

(上記サイトより引用・編集)


$視聴者レビューより引用・編集
同時代の作品でも「禁断の惑星(1956)」のような超一流のSF映画とは比べようもないプアな映画であり、素晴らしい特撮技術や芸術的な造形を期待して見るなら、がっかりするのは確か。
しかし、思想的には高貴なものが感じられ、非常に美しい印象が残った。アメリカ映画でありながら、力による解決を望まず、心を重んじた作品であるところが素晴らしい。
科学の進歩が行き着いた先という問題に対しては、上にあげた「禁断の惑星」とは異なった見方が表現されているが、それもまた面白かった。
そして、登場する二人の女性、ゼータとリアラが美しい。明るく積極的だが、やや現実派過ぎるブロンド美女のリアラとは対照的に、清純、控え目で神秘的なゼータは、まるで日本女性のようなところもあり、容姿的にも日本人好みではないかと思う。ゼータがシーツもないベッドで眠る姿や怪物に抱きかかえられる姿が妙に悩ましいのは、制作者の狙い通りであるに違いない(笑)。
日本では、1974年位にテレビ放送されているが、劇場未公開であるようだ。心で見るなら、素敵なレトロSF映画である。




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