見出し画像

ナイルの情シスに転職して、9ヶ月が経ちました😲

はじめまして!ナイル株式会社 コーポレート本部 ICT推進ユニットの高橋 翔太 です。
2023年7月頃にナイルに転職して、9ヶ月経ちましたので、自分のことを整理したいと思い、書きまとめました。どこかの誰かの参考になれば幸いです!


ナイル入社(転職)のきっかけ

それまで何をしていたか

元々、ものづくりや研究・分析が好きで、新卒からIT関係の仕事に就き、

  • 生命保険会社のヘルプデスク兼システム運用管理担当として、日々全社のシステムの各種権限関連の運用改善、業務改革的なこと、統制

  • ISPの企業で、社内グループ会社向けに、ネットワークの回線に関連する各種ソリューションの更改、最適化、新規設立会社のインフラ初期導入 等々のプロジェクトのPM

  • 物流企業の配送拠点 社内SEとして、拠点設備(オンプレミスのネットワーク・サーバー関連、電気設備周り)のお守りの他、現地の方々が使うPCやハンディスキャナ、ラベルプリンターなどの故障・修理対応 をしてきました。

エンドユーザーと日々向き合う仕事が多かったように思います。

転職のきっかけ

そんな私がナイル株式会社に転職しようと思ったきっかけは、

  1.  ヘルプデスク(CE) → テクニカルサポート・フィールドエンジニア → インフラエンジニア に続く、次のキャリアシフトを考えたいと思っていたため。

  2. 1人のエンジニアとして、より自由度が高く、難易度の高い挑戦ができる環境を探していた。(情シスも含め)

の2つでした。やっぱり自分が思っている姿と違うかな、というのが一番大きな要因だったかなと思います。今までの仕事も嫌いではないし、興味深い部分もたくさんあったのですが、私が目指していた姿というのはいわゆるWeb系のイメージだったのではないかなと今ではそう思っています。

そんなこんなで、転職活動をしている中でエージェント経由ではありますが、ナイル株式会社を紹介されて入社に至りました。

今、何やってる人?

「自走できるエンジニア」という前提の元で、以下の役割(ミッション)をこなしています。

🛡️全社利用のIT基盤の運用・保守、セキュリティ強化

→ 全社的に使用しているSlackやGitHub, Google Workspaceなどの運用・保守の他、オフィスのネットワーク・サーバー類のメンテナンス、ナイル社員のリモートワークのセキュリティリスクを減らすために、各種MDMやEDR, CASBといった、ゼロトラストモデルに向けたソリューションのセキュリティ強化対応 を進めています。

📚IT統制に関する社内外の交渉・調整

→外部監査(IT部分)の推進役として、社内外との調整をしっかりと行い、全体を取りまとめる他、外部・内部の状況に応じて臨機応変に外部監査担当との交渉も行います。

🧩前進的な技術の可能性検討・自動化・効率化

→AWS/GCP/Azure といったクラウドのマネージドサービス、Zapierのようなノーコードツール、RPA、生成AI、API連携など様々な技術を掛け合わせて、多種多様な業務の自動化・効率化の可能性を模索し、実現するといったことをしています。

入社してみてどうよ?

🔥自由度が高く、挑戦ありき

→会社のVALUEである「BET ON MYSELF」にあるように、とにかく挑戦することを賞賛する雰囲気があり、現状に対する問題提起をして解決策を提案し、実際にやってみるということに対しての敷居がかなり低いので、自由度が高く色々試行錯誤しやすいという実感があります🤔 なので実際、直属のマネージャーや本部長から依頼される仕事というのはあまりなく、私が今持っている仕事の7~8割ぐらいは、なんだかんだで自分で提案して、実現に漕ぎ着けている仕事だと思います笑

⏩️物事が変わる新陳代謝が早い

→ 良くも悪くも人や物事が変わるスピードがすごく早いと思います。 私が過ごしてきた9ヶ月がまさに株式上場に向けた動きの真っ最中だったこともありますが、まだまだ創業期な雰囲気があります。そのため、ペースが早く朝令暮改ならぬ朝礼朝改みたいなことが起こってますw 合う人合わない人はすごくハッキリすると思います。ものづくり精神といいますか、事業・文化・仕組み・運用…e.t.c.を自分で作っていくような人がすごく合っている会社だと思いました。

この9ヶ月間どうだった?

がむしゃらにやってきた」の一言に尽きます笑
上手くまとめるのは苦手なので、VALUEに沿って書き殴ります。

◆ BET ON MYSELF

  • とりあえず考えてみる、手を出す、一歩踏み出してみるのが大事

  • 自分にとって未知の技術領域への関心を持ち、積極的に取り入れ活用した。 業務上必要だけど、付加価値を生まないと思われる作業の自動化、効率化を実施してきました。ICTヘルプデスクの問い合わせ対応状況の記録・自動管理・リマインド、月次請求・支払い処理の半自動化、コーポレートサイト問い合わせ通知 + 履歴の自動書き出し、Netskope 検知マルウェアの生成AIを利用した自動分析 + レポート作成、Netskope 検知 認証情報漏洩可能性検知 + Slack DM通知 などなど

◆ GO THE EXTRA MILE

  • 外部IT監査の取りまとめは伊達じゃない

  • 監査の確認内容はただ振るだけじゃなく、分かりやすくして事業部のメンバーの工数を少しでも抑えられるように、かつ自分で対応できることは自分で積極的に手を出して、対応していく。目的と手段を一緒にしない、理想と現実を監査の担当者の方と一緒に精査していきました。

  • 「その目的を達成するには、その確認手段でならなければならないのか」「そしてそれは、現実的に実施できる?」

  • ただの羅列じゃない、KPI

  • ICT推進ユニットの[ネットワーク][セキュリティ]のKPIを新たに定義し、運用を定型化した。KPIで提示した数値や結果に対して意味(原因、経緯、解釈)を持たせ、次の施策に繋げる。

◆ OPEN THE MIND

  • 社外のLTへ登壇し、ナイルのICT環境について発信、似たような職種・領域の方々とのコネクションを作った。

  • 業務の自動化・効率化において依頼された要件に対応するだけでなく、その技術でどんなことができるかを自分なりに提案して、ユーザーに技術のイメージを持ってもらい、目線を合わせるよう意識した。

◆ そして

2023年下半期のナイルアワードで🏆ベストエンジニアリング賞🏆を受賞できたのですごく嬉しかったです!! (受賞できると思っていなかった!!!)

これから何していきたいか(~入社1.5年後ぐらい目処)

今までやってきたことを引き続きやっていきつつ、以下の内容を進めていきたいと思っています!

◆ICT業務環境の改善

 業務効率化・自動化を通してなるべく「特定の誰か」に依存しない業務環境を目指し、定常業務、トラブル対応時の持続可能な運用の設計・構築 していくこと → そうすることで、今以上にリモートワークを進めたり、ライフイベントなど、休みたい時にちゃんと休み、仕事も問題なく進められるという状態を目指したいですね。
 例えば、業務効率化という観点では、今のICTではヘルプデスクの問い合わせのナレッジや必要な資料がなかったり、まとまっていなかったりするので、それを整理するということがあります。そうすることで、問い合わせや定常対応の自動化のためのフローが出来上がってくると考えています。

 問い合わせ・定常対応自動化のフロー(大枠)

◆コード管理、開発環境の充実

自動化や効率化を進める中で、どうしてもRPAやノーコードだけでは、仕様上、痒いところに手が届かないケースがあり、そういう場合はAPIを積極的に利用してNode.js, Pythonでコードを書くことも多いです。また、業務改善関連のアプリは「とりあえず動くものを作る」という雰囲気があり、お試しで作成したものがそのままずっと使われ続けるといったことも多々あります。(業務アプリ開発 参考記事)
それがそのままだと、後々、開発者がいなくなった後のトラブル発生時に色々と問題があるので(というより、実際にあったのでw)
なので、これまで開発してきたもの、そしてこれから開発していくものに関して

  • Infrastructure as Code の実装

  • コードのバージョン管理

  • CI/CD 環境の構築 

をすることで、管理はもちろん新しい機能の要望があった際などに迅速に対応できるようにしていきたいです。

◆積極的な外部発信の実施

ナイルのICT推進ユニットが利用している技術、取り組みを定期的に発信していくことで、社内での横展開はもちろん、社外で同職種やさまざまな方にとっての有用な実例になることで、VISIONである「日本を変革する矢」として貢献したり、ICTへのイメージを持ってもらうことで、採用に貢献できる部分もあると考えています。

最後に

以上、長文となりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!🙇‍♂️
ナイルの情シスはあまり情報がなかったりして、イメージがつきずらいと思いますが、もしこの記事を読んでいただき、少しでも「こんなことやってるんだ」「面白そう」とかイメージを膨らませていただけたのであれば、幸いです!!
他にも、もっとナイルのことが知りたいと思った方は弊社のブログも見てみてください〜↓↓


この記事が参加している募集

自己紹介

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?