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生きていてくれれば『107歳』!

今日は母の祥月命日。
昭和53年10月19日。あれから45年となる。
享年62。生きていてくれれば107歳だがそれは無理な話だ。
私は当時名古屋に住んでいた。仕事で福井市に宿泊していた夜中に弟から知らされた。だから臨終には立ち会えなかった。
翌朝中継の仕事を済ませてから名古屋に戻り自分の運転で大和での通夜に間に合うように帰宅した。かみさんと娘は一足先に戻っていた。
私は37歳。弟は35歳と31歳。
名古屋から大和の自宅までは4時間半ほどかかったと思う。その間私は車の中で知っている懐メロを次々と歌っていた様に思う。
前夜あまり寝ていなかったので『眠気覚まし』の思いもあったのかもしれない。
あれから45年。
親父も二人の弟もすでに他界して一家は私一人残された。
尤もかみさんも娘一家も二人の孫もいるのでたった一人というわけではない。
何年経っても通夜と葬儀のことは覚えている。
45年という歳月は長いようでなんだか短い。これから『お供えの『団子』でも買に行くとするか。
私も定年になってからもう25年となる。

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