【シリーズ第29回:36歳でアメリカへ移住した女の話】
このストーリーは、
「音楽が暮らしに溶け込んだ町で暮らした~い!!」
と言って、36歳でシカゴへ移り住んだ女の話だ。
前回の話はこちら↓
彼が、友人の引越しを手伝った際に、ベッド、ソファ、そしてテーブルを手に入れてきた。
この三点セットにより、私の部屋は、いきなり生活感のある部屋に変身した。
何度か泊っていくうちに、彼は気付いたのだろう。
ベッドは狭いし、テーブルも椅子もない。
そして、この女はこれらを買う気がない、ということに。
その昔、