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名言より学ぶvol.12 「夢なき者に成功なし」

幕末動乱の時代に. 生を受け、私塾「松下村塾」を開き、のちの明治. 維新で
重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた吉田松陰の名言。

吉田松陰(1830-1859)は、江戸時代末期(幕末)に活躍した思想家・教育者。長州藩(現在の山口県)で生まれ私塾「松下村塾」を設立。 のちの明治維新を支える高杉晋作・伊藤博文・久坂玄瑞といった要人を育てたことで知られている。

9歳のときには、長州藩の藩校明倫館(めいりんかん)で教師の見習いとなるなど、その秀才ぶりは藩主毛利敬親(もうりたかちか)をも驚かせます。

1854年、24歳のとき、ペリー艦隊が2度目に日本に来たのを機会に、進んだ
海外の文化に触れようと、下田に停泊中の軍艦に小舟で乗りつけ、海外に連れて行ってほしいと密航を頼みますが、ペリーに受け入れられず、陸に戻って牢獄へ。

江戸の牢屋から長州藩の「野山獄(のやまごく)」という牢屋に移された松陰は、1年間に約600冊もの本を読み、また黒船への密航を振り返った『幽囚録』も書きます。

翌年免獄となり実家杉家に幽閉(ゆうへい)の身となりました。その間松下村塾を開き、高杉晋作(たかすぎしんさく)、伊藤博文(いとうひろぶみ)ら約80人の門人を集め、幕末から明治にかけて活躍した人材を育成。

1859年、29歳のときに安政の大獄により、江戸で処刑されました。

松陰に教えを受けた人びとは、その後の明治維新や日本の近代化で活躍。

激動の時代を駆け抜けた偉大なる人ですが、やはりその根底には「夢・志」
があったのだと思います、自分と比べたならもう雲泥の差どころではありません。

日常の些細なことで一喜一憂してガタガタ愚痴っている場合ではありません。夢を持ち目標をロックオンしたなら死ぬ気になってやってみたら良いのです。幸い今の時代では一生懸命頑張って自己主張して何かを成し遂げよう、世の中を変えようと頑張ったくらいでは暗殺され命を失うことはないでしょう。

明確な夢すら思い浮かびませんが、それって単なる平和ボケでは、他人任せで何とかなるだろうと思っている証拠ではないか?

人生思った通りには推移して行きませんが、想った通りの方向に行きます。

叶わない願いを愚痴るのではなく、些細なことでも出来ることからコツコツと夢や目標を叶えていくことが大事ではないか?

記録にならなくてもせめて記憶に残り目に見える実績を残していけるよう頑張ってみたいと思います、幕末の志士たちに比べたら今の自分の悩みなど取るに足らないことでしょうから・・・。

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