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シェアハウス夫婦になる

こんにちは、てんまりです。
未来の自分のために(なるか知らんけど)書いています。

前回のお話↓↓

最初から読む↓↓

『普通』ってなんだろ。
『結婚したら子供できて車買って家買って』的なのが普通と思っていたあの頃。そんな普通の幸せは、私には無かったようです。

子供できない悩みは常にありつつ、車のローンがある状態じゃ家も買えんということで、元夫くんを説得し、車を手放し、ローンを精算し、マンション購入に踏み切りました。2015年、夏の陣。

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マンションを買って良かったことといえば、部屋数が多くなったので喧嘩をした時にひきこもれるってこと(2K→3LDK)とか、自分の家!っていう安心感とか、賃貸で払っていた家賃より毎月の支払金額が減ったこととか(その分固定資産税が飛んでってましたが)、お金に関する喧嘩が劇的に減ったこととか・・・
逆に、悪かったことは、会話が減ったこと・・・かな。

その頃はお金について、貯金について、色々考えるようになって、子供のこととか将来のこととか、悩みも増えました。
お金について少しの知識を手に入れたことで、考え方も少し変わり、相変わらず散財し続ける元夫くんに嫌気がさしてきました。2人の未来のことなのに、なぜ私一人が頑張らないといけないんだろう。なぜ私一人が、貯蓄のために我慢しないといけないんだろう。

家を手に入れて、幸せなはずなのに、なぜ不安なんだろう。
この不安とか悩みとか、ふたりのことについて、話し合いができないのはなぜなの???
そういう小さな不満の種が、私のなかにくろいモヤモヤとして積もっていきました。
このころ元夫くんは、家を買ったことで自信がついたのかなんなのか、趣味の釣りに没頭していきました。元夫くんの両親が住んでいる地域に近いところで物件を購入したため、義両親の車を借りては釣りに行き、帰ってくるのは夜中だったり朝方だったり。眠りが浅い私にとっては、夜中の物音で起きてしまうことも割とあり、各自の部屋を別にしましたが、それでも同じ家の中、音が気になる問題は最後まで私にとってストレスの種でした。

そして、部屋が広くなったことも相まって、釣り道具コレクションがどんどん増えてゆきました。
自分の部屋だけで散らかすのは良いとして、リビングで盛大に釣り道具が散らかっているさまを見るのは苦痛でした。
相手のだめなところばかり目につき、喧嘩(私が文句いうだけのやつ)もしましたが、『相手に期待するから、期待外れになった時に傷つく』ことに気づいてからはもう何も期待しないことにしました。

そして、子供を望むことを諦め、自分のために生きると決め(5年位かかりましたが)、何を言っても暖簾に腕押しの元夫くんに期待することもやめ、一緒に暮らしているのに会話がない、もしくは続かない仮面夫婦状態になりました。
やや時短の職場をやめ、派遣で別の会社にフルタイム勤務になってからは、自由に使えるお金が少し増えたので、お金の使い方に対して文句はあれど、私は私で貯めていくからせめて邪魔だけはしないでというスタンスで、生活していました。

そんなシェアハウス状態の夫婦生活が楽でもあり、苦痛でもありました。
楽だったのは、元夫くんが私の行動に鑑賞してこなかったこと。
どこに遊びにいったとか、誰といたとか、何時に帰ってくるとか、何にも聞いてこない。それを良いことに、私はついに元夫くんのためにご飯を作ることをやめました。もともと料理は苦手で、用意してなくても勝手にコンビニやスーパーで自分で買って食べてはるし、ええやろ、ってことで。

苦痛だったのは、成長して考え方も変えていきたい私と、ぬるま湯につかっていたい元夫くんとで、話が噛み合わなくなり、会話が成り立たなくなりました。そもそも期待しないようになって、ふいに話しかけても無視されたりする事も、どうでもよくなりました。一緒にいる意味あるのかな、って思いが少しずつふくらんでいきました。
病んでいたのかもしれません。
いちばん、気にかけて欲しい人に空気のように扱われ、それに傷つかないように自分の感情に蓋をしていたのかも。

2018年頃から日記をつけていたのですが、それによると2020年頃から離婚したい欲あったな、と思い知らされます。
『大事にしてくれないひとと、いつまで一緒にいるんだろう』
と、過去の私が言ってます。刺さる・・・

次のお話↓↓



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