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「人の役に立つべきかどうか」問題の謎が解けました

ずーーーっと気になっていていたことが、
先程、ようやく解決しました!


「人の役に立つことをやろう。」

「人の役に立たとうとしないことが大事だ。」

こういうこと聞いたことありませんか?
人によって、言うことが違うので、
どっちが正しいのか、ずっと気になっていたんですよね。

それが先ほど、日記を書いていたら、もしかしてこういうことなんじゃないかと思うことがありましたので、シェアさせていただきます。


結論から言うと、これどっちもホントのことなんです。

矛盾して聞こえるようなことですが、
人の役に立とうとしないことで、結果的に人の役にたつことができる
という話なんだと思います。

自分の過去を思い返してみると、
人の役に立とうとしたことで、逆に全く相手の役に立たないどころか、相手を困らせてしまう、というがありました。


コーチングを始めたばかりの頃のことです。

定期的に僕のセッションを受けてくれる、Eさんという方が、やっと現れた頃でした。
当然張り切りますよね。

「できるだけこの人の人生の役に立ちたい!!!」と意気込んでいました。

Eさんには、1ヵ月目は週1ペースで、2ヶ月目からは2週に1回のペースで僕のセッションを受けてくれていました。

コーチングは、結果が出てくるまで、大体3ヶ月を目安にするのが通常です。

駆け出しの僕は、「3ヶ月で1つの結果を出さなければいけない」と考えていました。


ところが2ヶ月を過ぎても、Eさんの目に見える変化は、僕には感じることができていませんでした。

僕は焦り始め、3ヶ月目のセッションからは、その方に、行動変容を促し始めました。

おもには、前回自分でやると言ったことがきちんと守れているかにフォーカスし始めていました。
やれないのであれば、なぜできなかったのかを、集中的に深掘りするのは、1つのお作法ではあります。

ぼくは、Eさんの「変わりたい」という思いを叶えるお手伝いがしたいと思って、そうしていましたが、実際には相手の方を苦しめてしまいました。

結局、3ヶ月を終えた時点で、Eさんとの継続セッションはなくなってしまいました。

今振り返ってみて思うことは、Eさんが変化していたかどうかは、僕には見えなくても、ご自身では感じていてくださったかもしれないということ。そして、そもそも結果というものは、「Eさんのもの」であって、「ぼくのもの」ではないということです。

僕は大きく勘違いしていました。

つまり、「僕は役に立とう」としていたのです。

しかし、言い換えれば、役に立とうとしながら、自分が役に立てたという成果がほしかっただけかもしれません。

なんて自分本位な考え方なのでしょう。
申し訳ないことをしたなぁと今では深く反省しています。

僕がこの時するべきだった事は、Eさんの役に立とうとすることではなく、Eさんから求められていることに応えることでした。

確かに、僕は求められていて、求められていたからこそ、Eさんはそれまで継続的にセッションを受けてくださっていました。
だから僕は、Eさんが僕に対して何を求めているのかに、もっと注意を払うべきだったのです。

共感して欲しいのか、
受け入れて欲しいのか、
それとも応援してほしいのか。

それをしっかりとキャッチして、応えていくことができていれば、結果的にEさんの役に立つことができていたでしょう。

これは、どんなビジネスにも通じることだと思います。

自分が持っている技術、
自分が持っている知恵、
自分が持っている資産。

これを生かしたいと思うあまり、「役に立ちたい」マンになってしまうと、ただの「善意の押し売り」になってしまいます。

役に立ちたいのであれば、役に立とうとしないこと。

役に立ちたいのであれば、相手が自分に求めていることは何かをキャッチすること。そして応えようとすること。

応えていれば、結果的に役に立てると言うこと。

きっと、役に立つって、そういうことなんですよね。


GOOD&SHARE代表 / パーソナル・コーチ
牧野彰邦


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