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2.3 採用担当者目線で見る職務経歴書の書き方

こんにちは、ミナです^^

前回では履歴書作成のポイントを見ていったところで、

今回は

職務経歴書を作成するときのポイント

について書いていきます!!

2. 書類作成

2.3 職務経歴書作成のポイント

 前回では履歴書作成のポイントを整理したところで、今回は職務経歴書を作成するポイントに関して紹介します。職務経歴書は過去の仕事での「何ができるか」を証明する書類となりますので、仕事内容や成果を伝えながら、採用担当者に会ってみたい・話してみたいと思ってもらえるように作成していきましょう。
本noteを読むことで得られるメリットは以下です。

✓職務経歴書作成におけるポイントがわかる

2.3.1 職務経歴書の基本構成を理解する

 まずは職務経歴書の基本構成を見ていきましょう。一般的に職務経歴書にはどのような項目を記載すれば良いか押さえておきましょう。

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①タイトル・氏名・日付
②職務要約
③勤務先企業
④職務経歴
⑤活かせる経験・知識・技術
⑥資格・語学力
⑦自己PR

2.3.2 各パーツのポイントを整理する

 職務履歴書の基本構成を見たところで、各パーツの記載するポイントを見ていきましょう。

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①タイトル・氏名・日付
タイトルは最上部に中央寄せ・太字で「職務経歴書」と記載します。日付と氏名は右寄せで、日付は提出する日を記載します。メールで送る場合は送信日、郵送の場合はポストに投函する日、面接で持参する日は面接日を記載することで、常に新しいデータであることが採用担当者に伝わるようにしましょう。

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②職務要約
採用担当者が一番最初に経歴を知る冒頭の部分となりますので、応募企業が求めている人材に沿って、経歴をもとに自分は何ができるかアピールをしましょう。要約ですので、簡潔さが大切になってきます。3-4行にまとめることが良いでしょう。

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③勤務先企業
現在勤めている、過去に勤めていた企業に関する情報を書きます。企業のホームページなどの公式情報をもとに記載していきます。情報は箇条書きで書くようにしましょう。
*主な記載内容
・企業名 ※必須
・資本金
・従業員数
・売上高
・事業内容 ※必須
・就業時の雇用形態
・在籍期間

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④職務経歴
職務経歴は面接でよく聞かれる項目となります。在籍していた企業での実績や役割、どのようなスキルを身につけたかを具体的に書いていきましょう。
*主な記載内容
・職務に携わった期間(XXXX年XX月~XXXX年XX月)※月単位で記載
・所属部署、役割(第三営業部 第三課配属)
 所属していた部署や課の名前を書きましょう。役職・昇進がある場合は 
 「第三営業部 第三課課長昇進」のように書くと良いでしょう。
・具体的な職務内容
 携わったプロジェクトや業務の名称を簡潔に書きます。
 例)大手製造業向け基幹システム更改プロジェクト
  予算1億円、期間6か月、システムの機器構成・構築・保守 の提案、
  見積作成からSEへの連携まで全て担当
・実績
 その職務においてどのような成績を収めたか具体的に記載します。
 例)売上1億円(達成率120%、営業部150人中10位)
・受賞歴
 XXXX年度営業部内MVPなど社内・外で表彰された経験がある場合は記載し
 ましょう。

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⑤活かせる経験・知識・技術
応募企業で求めているスキルを中心に記載していきましょう。実績、成果を上げるために自分なりに工夫した点や意識したことを簡潔に記載します。

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⑥資格・語学力
応募先の業務と関連するスキルを持っている場合は必ず記載するようにしましょう。資格の取得年月日も合わせて記載をします。履歴書と職務経歴書に記載する資格は統一し、資格は正式名称で記載しましょう。また現在学習しているスキルがあれば学習意欲をアピールできるので記載するようにしましょう。

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⑦自己PR
応募企業で求められている人物像、仕事で活かせそうなことを中心にアピールしていきましょう。相手が求めていることに対して、自分は何ができるかを明確に書くことが大事です。2.1で紹介したポイントを押さえて自己PRを作成していきましょう。


2.3.3 実績は具体的に書き、
他者との違いを明確に述べる

 実績は出来る限り数字ベースに書いていきましょう。なぜ目標を達成できたのか、自分なりに工夫したことなどを述べていきます。実現方法の部分で、コミュニケーション能力の高さや業務遂行スピードの速さなどアピールしたいポイントを明確にしましょう。

2.3.4 実績をもとに、
相手が求める内容にどう貢献できるか伝える

 なぜ自分は案件に貢献できるのかを、実績をもとに述べることで信憑性が出ます。なぜ(Why)何をして(What)案件に貢献するのかを明確に述べましょう。また案件はチームで動くことが殆どです。チーム内でのポジショニングも明確にし、読む人がどういう風に活用すればよいかも伝えるようにしましょう。

2.3.5 職種ごとに盛り込むポイントを認識しておく

 職種ごとに求められるスキルやアピールするポイントは異なってくるため、希望の職種に合わせて的確に述べていきましょう。以下のリンクに職種ごとの記載例が掲載されていますので参考にしてみてください。


2.3.6 まとめ

 今回は職務経歴書作成のポイントを見ていきました。ポイントとしては以下になります。

✓実績は数字をベースに具体的に書くことで他者との違いが明確になる
✓相手が求めている内容を理解し、実績をもとにどのように貢献できるか明確に記載する

次回はポートフォリオ作成のポイントに関して紹介します。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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