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温泉旅館で朝食配膳をしながら考えたこと

新潟の温泉旅館で住み込みバイトを始めて3日。
今日ふと気づいたことがあります。
それは、

「1名で予約されるお客さんは、ほとんど女性だ」

という事実です。

偶然かもしれませんが、朝食会場で一人席に座っているのはほとんど女性の方。

なんでだろう、と不思議に思いましたが、
身近な人で考えてみると、たしかに、

お母さんは温泉旅館に一人で泊まらせてあげたら喜びそうだけれど、
お父さんなら温泉だけ入って、ご飯は居酒屋とかの方が喜ぶ気がする。

女友達は将来一人で温泉旅館に泊まって贅沢している姿が想像できるけれど、
男友達だと、日帰りで温泉だけ入って夜は野宿やキャンプの方が喜びそう。(※私の周りに野生的な人が多いだけかもしれません)

私は温泉旅館に一人で泊まって豪華な和食の朝ごはん食べたいけれど、
彼氏さんなら朝はゆっくり寝てラーメン行きたいって言いそう。

おばあちゃんは一人でも温泉旅館行きそうだけど、
おじいちゃんは、おばあちゃんと一緒なら、って言いそう。

温泉旅館に一人旅、というのは、多くの男の人にはあまりピンとこない(もちろん好きな男性も沢山いると思いますが)、
大人の女性特有の、最高の贅沢なのかもしれません。

私も将来、休日に温泉旅館に一人で泊まりに行けるぐらい、心に余裕を持てたら素敵だなぁ、時々自分をめいっぱい甘やかしてあげられたらいいなぁ、なんて思いながら、
今日も朝食会場で、せっせとお茶継ぎに回っていたのでした。




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