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徒歩日本縦断《京都➡島根編》10日目ゴール『おいしい出雲そば』松江➡出雲

この日はいよいよ京都から出雲への旅、
ゴールの出雲へ向かう。

快活クラブで起き、6時過ぎ出発。
外は雨。
松江城に向かう。

折角なのでかるく観光する事に。

ねこが雨宿り。

堀が大きい。

にゃんこ

7:30の天守閣開門。
丁度開くタイミングだった。

中はまだ入れないので松江城観光終えて先急ぐ。

雨宿りできる道で助かる。

カッパを着た小学生が駐車場をぐるぐると回っていた。
学校までの暇つぶしだろうか?

グーグルマップの道案内をうのみにしたら、
坂道を上る事になり、やがて藪道にはいってしまう、
カートがひきづれない草でふさがった道になり、
カートを抱えて進む。

これが道案内で道として表示されていた。
カートを抱えて腕が疲れた。
蚊や虫も多く、でかい蜘蛛の巣もちぎって進んだ。

カフェでモーニングセット頼む。
味噌汁とパンの組み合わせ。
味噌汁にそうめん入ってた。

いよいよ旅の目的地、出雲市に入る

公園の公共多目的ホールがあり休憩で立ち寄る。
子連れの家族多くにぎやか。

近くにタコ焼き屋台があり、昼食にする。
まぁまぁ。

出雲駅へ向かう途中、川沿いの車の無い穏やかな道を歩く。

今日で10日間の旅を出雲ゴールするので、少し思い返す。

初日 雨の京都観光
1日目 トロッコ列車と河川敷での静かな野営泊
2日目 天橋立とラムネをくれた少女
3日目 峠と雪国
4日目 凍えたテント泊
5日目 温泉、湖と壊れた道路
6日目 鳥取砂丘の崖のぼり
7日目 夜行カラオケとバイカーとの出会い
8日目 コナンとトラブル
9日目 水木しげると差し入れ

そして今日。
色んな事があった。

今回は雨が多く、野宿は寒かった。

秋の紅葉が見れた道中では、風がかけぬけたあと、サァーと落ち葉が斜め落ちていき。見上げると、頭上でクルクル舞った木の葉もあった。

動物は、
屋根の上のさる。
鳴き声が高い鹿。
山に小玉する細い首のカラス
白とグレーのシッポがピンピンかわいい小鳥。
近づくと湖畔に低空飛行する鴨。
群て列をなし、グワグワしているのも良かった。
街中の猫。
飼い主に連れられ、しきりにこちらをみる芝犬。
褒められずとも、吠え続ける番犬。
湖畔からぴょんとはねる魚。
道はずれの家の庭で泳ぐ、高そうな鯉。
道のヘビ、カマキリ、カタツムリ、ミミズ、
峠で上昇気流に乗ってクルクルとのぼる鷹。
水に潜る鵜
優雅な鷺。

人。
寒い中工事する人、
電線直す人、
道路作る人、
船を出す人。
乗客のいない空のバスの運転手。
釣り人
腰の曲がりきったおばあちゃん。
ダンプの運転手。
浜辺のおじさん。
差し入れくれたおじさん。
息子自慢のおばあちゃん。
ラムネくれた女の子。
元気よく挨拶くれる子どもたち。
財布確保してくれたローソン店員。
サラダサービスしてくれたお店。
風呂上がりに応援してくれた銭湯。

全てが思い出深い。

旅も終わり、また苦役労働に戻る。
やっていけるだろうか・・・。

川沿いの道も終わり、
出雲市街に入っていく。

評判のよさそうな蕎麦屋に入る。
入る手前で大雨に降られて、雨宿りもかねる。
中は行列ができていて、25分待ってようやく席に座れる。

注文して、さらに待つ事10分、ようやくご馳走がきた。
ここのそばは今まで食べた中で1,2を争う美味しさだった。
食感が違う、細麺だけどしっかりと固く、噛み応えがあり香りも強い。
量は少ないが薬味もどれも美味しい。
天ぷらもサクサクであっさりとしている。
エビは太く、鶏肉は上品な味で固くなくて柔らかい。

外をでると雨は止んでいたが、すっかり日が暮れ寒くなっていた。

ゴールの出雲駅。これで今回の歩き旅は終わった!

ホテルに着く。
ホテルマンが歩かれて旅をしているのですか?
と聞かれ色々話す。
話をすると喜んでくれて、こちらも嬉しい。

sゴールした安ど感と、久しぶりの宿泊でテンションが上がる。
荷物はびしょ濡れで、身体に張り付いた服がうまく脱げずに転ぶ。
すぐに洗濯。
近くの銭湯割引券があり、お風呂へ。
天井が拾いお風呂だった。
サウナは狭く、混んでいた。
水風呂は小さく、その為に温くなっていた。
外気浴は寒く、座るベンチがキンキンに冷えている。

子供がサウナに入っていて、
おじさんが水風呂の入り方を指導しているのが微笑ましかった。

ホテルのサービスでドリンクバーがあり、
黒酢を飲んだり、お酒を飲んだりした。

部屋に戻って、テントの手入れや洗濯ものを干したり身支度をして寝た。
次の日は出雲観光して寝台特急で帰る。


この日歩いた距離 37km

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