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まずいカップラーメンに出会ったことがないのはなぜ?

あなたは、どうだろうか?
不味いカップラーメンに遭遇した経験があるだろうか。

これまでに様々な種類のカップラーメンが登場している。
カップラーメンの元祖といえばカップヌードル。

片手で持つことが可能で、お湯を入れるだけという簡単な調理方法で、万人から支持されている。

野外労働者が寒い外でも手軽に食べられる物として注目され、一気に世間に広まっていった。手軽さだけではなく、その味は我々の胃袋を掴んだのである。

現に、子供からお年寄りの方まで幅広いニーズに受け入れられている食べ物になった。

忙しく働くサラリーマンや料理が苦手な独身者の胃袋を満たしてくれる画期的な食べ物といえるでしょう。料理を作るのがめんどくさいと考える人も多いであろう休日の手抜き料理としても代用可能。

しかも、値段もそこまで高くない。大概は200円ほど出せば手に入る。つまり、コスパが高いのだ。

最近では、非常食としてもお湯がなくても食べられる物まで登場している。我々の生活に欠かせない物になってきているのは間違いないだろう。

実に、さまざまな種類のカップラーメンを食べてきた。
ご当地限定の物から海外の物までと多彩に食べてきたつもりでいるのだが、いまだにマズイ味に出会ったことがない。

もちろん、各企業努力の賜物なのは間違いないだろう。
むろん、記載されている作り方を無視して不味くなるのは問題外。

付属のかやくを入れ忘れたり、お湯の量を間違えたりして不味くなるのは、作り手が原因である。それは、カップラーメン自体が不味いわけではない。

確かに、海外の物は独自の香辛料やスパイシーな匂いを漂わせているものも存在した。

蓋を開けた瞬間から日本食では嗅ぐことのない不快な物もある。
得体の知れない食べ物ほど怖いモノはない。

勇気を出して、恐る恐るお湯を入れると独特の香りはより強くなり、さらに不安感が増す。だがしかし、食べると不思議と麺とスープが絡み合って調和が取れている物が多かった。

もしかしたら、カップラーメン自体にマズイ物は存在しないのではないだろうか、と最近では考えるようになってきた。

では、逆にマズイ味があるとすれば、どんなカップラーメンなのだろうか?
正直なところ、想像が付かない…。

何となくスープの味が不味くなるのは想定できる。
味の薄さや濃さから生じる不味さは解かる。

また、匂いが強すぎて味がわからず、微妙な味になってしまうのも納得できる。ただ、麺が不味くなるイメージが湧かない。

麺の太さによる違いはあるものの、揚げ麺タイプの物が多い。
麺自体に味が練り込んである物もある。

それが、どのように不味くなるのだろうか。
スープと味が絡まないとか?腑に落ちない。
個人的な想像力のなさもあるかもしれない。

やはりカップラーメン自体にマズイものはないのだろう。
それが、私の導き出した結論だった。
考えてみたがどれもしっくりこない。

企業だって、何度も試行錯誤して販売しているわけだから、なかなか不味い味にはならないのだろう。

世間的には健康を害するイメージが強いものの、美味しく食べられる物としての安心感は非常に高いと思う。



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