一人飲みの流儀【家飲み編】
気がねする必要はなく、節約にも繋がる家飲み。
最大の魅力は、自宅だから飲んですぐ寝ることができるところだろう。
気持ちの良い状態で、床につけるのは幸せでしかない。
そんな魅力に溢れた家飲みには、誰でも1つや2つこだわりを持っているものだ。
少なからず、私はある。
そんなものない!とにかく飲めればいいという方もいるだろう。
そういった方は、考え方によってはお酒の量や度数にこだわりを置いているともとれるのではないか。
確かに、こだわりを披露したところ、得にもならないと思うが、自分なりの家飲み流儀をお伝えしたい。こだわりを持って家飲みするのも悪くはないからだ。
私が意識していることは、何を食べてしめるかだ。
決して、最後を疎かにしてはいけない。
(終わり良ければすべて良し)と言われるほど。
最後が決まらないとグダグダになる。
マラソンで例えるなら、ゴールがない状況。
だからこそ、最後に何を食べてしめるのか、考えてからツマミとお酒を用意してほしい。
なんなら、しめから逆算して献立を作るべし。
そうすれば、自然とゴールまでにベストなツマミが選択できるはず。
その結果、しめに向けて、胃のコンディションを整えながら、気持ち良く飲める。
ここまで、家飲みの魅力を語ってきたつもりだが、あまり良いイメージを持っていない人もいるだろう。
一般的に侘しい・寂しいというイメージが少なからずあるからだ。
お店の雰囲気も気合いの入った一品もない。
そして、一人で飲むなら、孤独感もあるだろう。
だかしかし、この思い込みは当てにしない方がいい。
逆に誰かと飲んでも楽しいとは限らないからだ。
侮れないのが、家飲みは一人でも楽しむことができる。
むしろ、ひとりで自分勝手に飲み食いして、好きな時に眠れる方が利点は多いと感じる。
もしかしたら、気を使わないことが、一番の贅沢かもしれない。
だから、家飲みを気にすることはないのだ。