【40代の転職/キャリア】不安を払拭するのは挑戦しかない
▼前回のエントリー:
【40代の転職/キャリア】不安との葛藤|ただ徒然と生きる事とは(メンタルハック/資産運用/人生/転職/ビジネス)
03.スタートアップ(シード前)→有名企業(上場)への転職
前エントリーでも記載しましたが、
①.会社の黎明・勃興期への入社経験
②.自身がやってきた事に再現性があるかどうか
③.自身が今までいけなかった領域の仕事ができそう
上記の3点でスタートアップ(シード前)に入社をさせていただいたのですが、①、③を満たせる気がしないと思い、特に経済状況が一変したことも影響だとはとらえますが、そういった視点も含めてなかったので、再度、転職活動というか、少しチャレンジ的な意味合いをもって、職務経歴書・履歴書を再更新しておりました。
また、旧友から「一度、真剣に受けてみないか?」と言われて、少し考えてみましたが、今の年齢だと最後のチャレンジだと思いましたし、年齢に応じて転職が厳しくなると思った節もあり、受験をしてみました。
その企業の概要は、あまりの大企業で、従業員数は数万人。
新卒の就職活動でも人気の企業の1つであり、私も新卒時にエントリーシートで落選したような気がします。
また、数奇ではありますが、会社設立して100年以上の歴史を経ており、正直、会社名を言えば、「あぁ」というリアクションをもらえる大企業です。
正直、私のようなキャリア、転職経験の多さを鑑みた時に、きっと落ちるだろうと思い、むしろ気楽に受験をしようと思いました。
その時の自分の転職活動の軸はこちらです。
①.自身の最後の転職活動にしたい
・サラリーマン人生では、終の住処としたい
②.今までのキャリアを活かせそうな環境
・立ち上げやら、色んな経験をさせてもらっているのは、自分の強み
③.関わる産業の広さ・多さ
・サービスはVerticalでも業界はHorizontal。
そういうことで、もう行動しても損は何もないと思い、現職の方には迷惑をかけるかもしれませんが、自分の人生を生きるために、受験をしようと固く決めました。
選考のフローは以下のような感じでした。
選考期間は、2-3か月程度で、長かった記憶があります。
また、正直受からないと思っていましたが、④、⑤、⓺と色々と角度が上がってきているので、不安感・ドキドキ感も一緒に大きくなっていきました。
今回の自分の転職の動機:
こちらはあくまで自分の中にとどめるものであり、嘘偽りない自分の心境と照らし合わせたものです。
1.結果勝負になると、給与水準を上げきることに対して不安を感じた
2.自身の人生で経験していないピースをうめたい
3.挑戦するなら、大きく展開できる事業を考慮したい
4.自分が主人公でなくてもいい
5.ブランドネームを取りに行く
大きな方向性というより、正直メンタル的には、どこでもそれなりにやっていこうと思っていたので、細かい軸は選定しなかったと思います。
ただ、人生で自分が得たナンバリング、ラベリングは一生ものでもあるので、そういった型にはめてみたいと思いました。
例えば、元マッキンゼーとか、元三菱商事、元JTBとかですね。
そういうものが人から見るとあるのかもしれませんが、自分にはないと思っていて、そのブランドネームを取りに行きたいと思いました。
そういった背景で、転職活動を40代でおこない、結果「合格」を勝ち取ることができました。
正直、自分自身が一番びっくりしましたし、今働いていますが、嘘でしょ?とも思っています。
人生おもしろいものです。(おもしろくない時期も長かった…)
ほんの数年前までは、生きること、進路について絶望をし、転職活動という回数を何度も重ね、人から見ると血迷った生き方をしていると思われていたにも関わらず、好転するものです。
転職を何度も重ね、ここでもないと自分で判断をして、忍耐強くないなと…自分はあきらめやすい性質の人間になったのかと、自分に嫌気がさすこともありました。
ですが、人生、やっぱり行動に応じて、結末が変わります。
それは何歳になっても、変わらない不変の真実で、
人生を変えられるのは、”決断”と”行動”のみだと痛感しました。
酒を飲む場所で、”給料が少ない”、”上司が言う事を聞かない”、私自身、そういった暴言も吐いてきたこともあるかもしれません。
仮に言っていなかったかもしれませんが、自分自身でそうとらえていた事もあり、何か心で満足していない日々を悶々と過ごしていました。
ですが、人生の訓示としてわかったこと。
・人生は自分が描いたとおりにしかならない
・行動することでしか、人生は打破できない
・動かない怖さは、永遠に自分をそこに留めている強制力をもつ
・行動しても必ず成功するわけではないが、人生をBestじゃなくても、Betterには導く力を持っている。
結果は変わらないかもしれないけれど、それを何度も繰り返すと、
次は違う景色が見えるというのが今の自分の解です。
最後は、精神論強めの主張になってしまいましたが、
あなたにとって、「今日が一番若い日」です。
あなたの半歩いや、だれにも見えない軌跡の一歩でもいいと思います。
動き出すことに、はじめて変わるものがあります。
私も怖さもありました。ですが、あなたの人生です。
今が嫌なら、逃げましょう。人はそういうかもしれませんが、
あなたにとっては、前進です。
人は評価するけれど、あなたの人生を勝ち取るのはあなた自身でしかありません。
あなたの人生が、あなたにとって有意義になることを願って、本エントリーを終わらせさせていただきます。
Best wishes to you and your family.