未来のカラス ④
残り10
血に染まったタオルを
首巻いたジョンは
痛みに耐えて1週間かけて
カラス達をを探した。
未来のスクーターは宙に浮き
あたり一面探し始めた。
遠くの方で
煙が上がってるのを見たジョンは
ゆっくり近づいた。
Ash-Trashだと直感で分かった。
思った通りカラス集団だった。
十数人が集まり
何を話すわけでもなく
焚き火をしていた。
食事の時間だ。
ジョンはカラスたちにゆっくり近づき、
ジョンとバレないように天狗のようなマスクを被った。
ジョンは言った。
もっと話を聞きたい
カラスリーダー達は100年前の
バンドのマスクをつけても
それがジョンだとすぐ見抜いた。
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