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裸になってみました。ありのままの自分▶親の離婚編

更新2023/11/7
かっこいい文章で人の心を動かせたら、素晴らしいのですが、自分の人となりを思いきりみなさんにさらして、さらして、

そのうえで、繋がれたらホントかも、なんて考えました。

言いたくないことからはじめます。

親が中学二年のとき別居しました。
母親は、別居始める前、父親の隣で寝ることを辞めました。

たまに、身体を震わしていることもありました。子供ながら、"お母さん可哀想だなぁ"と思いました。

いつも優しく接してくれる母親が大好きな自分だったので、そんな母親を苦しめる父親を敵対するようになりました。

父親に対しては、ほんとに、よく知らないというのが今でも思う気持ちです。

子供とよく話すことも無く、行儀が悪いと、夕飯を食べてる時に味噌汁を顔にぶっかけたりする人でした。

小学生、中学生になっても、
ゲームセンターで遊ぶために、母親の財布からお金を抜いた時には、何度も蹴られ殴られました。そのときの記憶は、今でも、鮮明に蘇ります。

すごく褒められたことの記憶はほとんどないですね。

ただ、小学生の時、一緒に野球をした記憶はあります。

ただ、笑いながら、楽しんでる記憶ではなく、大人のスピードのボールを自分のすぐ近くの壁にぶつけて、笑ってる顔だけが思い出されます。

何度も、一緒に新幹線で今住む、広島のおじいちゃんの所へ遊びに来ました。

しかし、そこでの記憶は全くと言っていいほどありません。

一緒にいたはずなのに

話を中学生の時に戻します。

母親は、父親と離れて眠るようになって数ヶ月たったある日、親戚のおじさん、おばさんが家に集まってきました。

広島から、岡山から、京都から、子供ながらただ事でないことは理解できました。

子供たちは、大人たちの集まる居間ではなく、食卓のあるところへ待たされました。

大きな声を出す父親の声が聞こえます。

泣いている母親の声が聞こえます

なだめるおじさんおばさんの声が聞こえてきます。

数時間たった頃、みんなのところに、子供たちが呼ばれました。

母親は、家を出ていくということでした。

父親が自分たち子供の前ではじめて、心の声で話した言葉でした。

もしかしたら、2歳上の姉、6歳下の弟は、違ってみえたかもしれません。

"お前たちのことはほんとに大事に思っている"

たぶん、こんな言葉だったと思います。

そのから、数日だったあと、母親が家からいなくなりました。

近くには暮らしていましたから、父親が会社に出かけてから、自分たちが学校にでる30分ぐらいの時間は、うちに来て、用意や朝食の準備をしてくれたと思います。

それからの生活が、自分を冷めた人間にしてしまいました。

母親は、ボロいアパート(共同トイレ、風呂なし)に暮らし始めました。

中学生ときは、時々は会うことができました。
近くのパート先のスーパーマーケットにも会いに行くことも出来ました。

姉も、そこのレジ打ちのバイトを始めましたから、母親の存在を常に感じることは出来ました。

でも、家に帰るとそこに、母の姿はありません。

宿題した?
きょうは塾の日から、はよご飯食べや
弟泣かしたらアカンで
野菜もちゃんと食べなさい
ちゃんと”ありがとう”って言った?
早く寝なさい

の言葉も聞こえない。

親父が一生懸命、会社から帰ってご飯の支度をしている。料理上手な母だったので、ただただ、美味しくないご飯が毎日続く。

”何これ、不味い”って親父に言うと

”いらんのやったら食うな”
と返される始末

今なら、どれだけ親父が大変か理解できるけど、そのときは、母のいない家なんて家じゃないって心から思ってた。姉も弟もいるのに…

つまらない家での生活に、飽き飽きして、仲のいい友達の家に入りびたり、寝る時間まで家に帰らなくなりました。

そこのおばちゃん、おっちゃんたちも、もちろん、友達もそのお姉ちゃんも、実は1番大事してくれた”おばあちゃん”(芸妓あがりの人でたくさん怒られたけど、あったかい人でした)も、うちの家庭の事情を察してか、”はよ帰りや”とは言われなかった。ただ、みんなお風呂に入って、布団を引き始めたら、さすがに家に帰った記憶がある。

ほんと、とんでもない”よその子”だったと、今なら思う😅

そんな、暖かい人に囲まれてたので、グレることは無かったと、今でも感謝している。

(弟は、みごとにグレました😅)
今は、1番のしっかりものですが、ずっと申し訳ないと思ってます🙏

だから、今その頃を振り返っても、家での記憶があんまりない。ふたつ上の姉は、どうしてたのか、6つ下の弟は、どうしてたのか、思い出せない。

高校を卒業するまでの5年間の家での記憶が、ぽっかり抜け落ちている。よほど、家に帰るのが嫌だったんだろう。

ちょうど、弟の小学校時代が、全く記憶にないことに、40歳回って、兄弟でお盆に集まって話してる時に気がついた。

今回はここまでにします

こんな記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。

感じたこと、共感できることあれば、コメントよろしくお願いします。

たくさんの自分の経験があなたのお役に立てれば幸いです。すべて、体験からの学びをnoteにしています。是非、いろんな記事を読んでみてください。