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vol.69 9月を楽しむ【手紙の助け舟】

喫茶手紙寺分室

こんにちは。喫茶手紙寺分室の田丸有子です。
お変わりなくお過ごしでしょうか。

重陽の節句

さて、一桁奇数月のゾロ目となる日には何かしら大きな行事があり、それを五節句と呼びます。

1月7日…人日じんじつ(七草)の節句「無病息災を願う」
3月3日…上巳じょうし(桃)の節句「女児の成長を願う」
5月5日…端午たんご(菖蒲)の節句「男児の成長を願う」
7月7日…七夕しちせき(たなばた)の節句「技巧の向上を願う」
9月9日…重陽ちょうよう(菊)の節句「不老長寿を願う」

1月だけ1日の元日は別格扱い。代わりに1月7日を取り入れたと言われています。

今月は重陽の節句がありますね。「菊の節句」や「栗の節句」とも呼ばれています。菊のお酒を飲んだり、菊のお浸しを食べたり、栗ごはんを食べたりして収穫を祝い、無病息災や長寿を願います。また主に九州地方では「9日に茄子を食べると中風(発熱、悪寒、頭痛などの総称)にならない」という言い伝えがあるそうで、重陽の節句に焼き茄子や茄子の煮浸しなどを食べる風習があるそうです。栗ごはんにはちょっと季節が早い気もするので、茄子と菊のお料理を作ろうかと献立を考えています。免疫力も上がりそうですよね。

切手帳から菊の切手を集めてみました。今の季節は菊の切手を貼っておたよりを送ると重陽の節句が近いことを思い出してもらえるかもしれませんね。菊の切手ありきで、便箋は何にしようか、ポストカードはどの絵柄が良いかしら…考えを膨らませていくのも楽しい作業です。

白露

一方、二十四節気は「白露はくろ」(9月8日〜22日頃)です。
まだ暑さも残っていますが、秋の気配が少しずつ感じられるようになる頃。秋の七草も咲き出します。春の七草はお粥を食べて無病息災を願いますが、秋の七草は、はぎ尾花おばなくず撫子なでしこ女郎花おみなえし藤袴ふじばかま桔梗ききょうの順番に咲いていくのを愛でながら秋が深まっていくのを楽しみます。

そういえば、春に訪れた日本庭園に長い萩のトンネルがありました。もちろんその時は咲いていませんでしたから秋になったらさぞかしきれいなのだろうなぁと想像しました。これから萩の季節ですね。見に行ってみようと思います。

夏から秋へと移り変わる季節を楽しんでいきましょう。
夏の疲れが出やすい頃でもありますので、ご自愛お忘れなく。

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田丸有子(たまる・ゆうこ)|喫茶手紙寺分室 note ライター
手紙文化振興協会認定 手紙の書き方コンサルタント
子供の頃から「手紙魔」と呼ばれるほどの文通好き。
切手に描かれている美術品や絵画の実物を鑑賞するための美術館巡りが趣味。目下ステイホームで始めたベランダガーデニングに夢中。
blog: 手紙魔Yukoのお手紙ライフ

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