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素晴らしき石垣島

どうも、ワイティー(@waithiii)です。

このnoteでは、石垣島に友人と3泊4日の旅行をした際の出来事について、書いていこうと思います。

stand.fmでもお話しているので、ぜひそちらもお聴きください。


現在私は大阪に住んでいるのですが、何と関西国際空港から石垣島へは直通便が出ているようです。勝手に「1回沖縄本島を経由するのかな?」と思っていたので、これは嬉しい誤算でした。

朝イチの便に乗り、石垣島には10時半には着きました。

それにしても、石垣島の日差しは厳しい。のちに分かることですが、撮った写真全てで私の目は半開きでした。良い写真があればLINEのトプ画にしようと思いましたが、全てお蔵入りです。何となくそんな気はしていたものの、とはいえ1枚くらいはちゃんと撮れてるだろとは思っていました。しかし、現実は甘くありません。これに関してはただの誤算でした。


1日目:空腹の俺たち

昼前に到着し、お腹がすいたので、早速腹ごしらえをすることにしました。我々の共通認識として、沖縄と言えばアメリカン。アメリカンと言えばハンバーガーということで、旨いハンバーガー屋で茶をしばこうと思い、バニラデリというお店に行きました。

おすすめはアボカドわさびバーガーだそうです。私はお店のおすすめには素直に従うタイプなので、このバーガーを頂くことにしました。生粋のわさび好きの私からすると、わさびのパンチが足りないように感じましたが、石垣牛を使用したパティは抜群に美味しかったです。

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それにしても、人はなぜハンバーガーに挟む肉のことを、パティと呼ぶのでしょうか?ハンバーグではないのでしょうか?そして、ハンバーガーとはそもそも何なのでしょう?

謎が謎を呼びますが、私の目的はハンバーガーの学術的調査ではありませんし、パティもパンティも大好きだということで結論づけましょう。全ての疑問をカフェラテで胃袋の中に流し込むことにしました。先ほどの疑問は、12時間後にはもう私の身体の中にいないはずです。

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そして、30分後くらいでしょうか。
小腹が空いてしまいました。(早えよ。)

すると、素敵なお店が目に入ってきました。

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ポークに、玉子に、おにぎり。
クラスの人気者たちが勢揃いです。

メニューには、20種類くらいのおにぎりがあったのですが、第一印象から決めていた彼を選びました。(彼女かもしれません)

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スパムと玉子、それにからし菜という謎の野菜が挟まった、チキナーという商品です。味は想像通りでした。特にサプライズもない素朴な味。しかし、不思議な安堵感に包まれました。なぜか?と深堀りして考えると、店員さんがおばちゃんだったからだと思いました。やはり、いつの時代もおばちゃんが握るおにぎりは最高です。噂によると、かのハンムラビ法典にも「おばちゃんのおにぎりが1番落ち着くものである。」と書いてあるらしいです。

そんなこんなで、1日目はその後も近くをぶらぶら散歩し、スーパーでビールや小料理を買い、夜に宿で飲み食いしていたら終わっていました。


2日目:自然に戯れてもらう

2日目は石垣島の自然と戯れるべく、カヤックとシュノーケリングのツアーに参加しました。大自然を肌で体感するのは素晴らしいものです。しかし、のちに体験する生き地獄をこの時の私はまだ知る由もありません。

まず我々はマングローブが両サイドを囲む川で、カヤックを楽しみました。カヤックは思いのほか、スイスイ〜と進んでいきました。やはり木々に囲まれるとパワーが漲るような気がしないでもありません。人間を辞めたくなったら、森で隠遁生活を送ろうと思います。

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カヤックの後はシュノーケリングまで時間があったので、昼ごはんを食べに行くことにしました。そして、伝家の宝刀食べログを見ていると、面白そうなお店を発見しました。

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なかよし食堂というネーミングがまず良いです。
我々は犬猿の中ですが、この食堂に入ることにしました。

石垣島の名物といえば、八重山そばです。
そして、このお店でも八重山そばが人気みたいです。

なので、私はカツカレーを食べることにしました。

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思いとは裏腹に、私はおばちゃんに「カツカレー!」と告げていました。カツとカレー。この語感にやられてしまったのかもしれません。

これには、あのイチローもびっくりでしょう。

イチロー


邪道であるカツカレーを美味しく頂いた後は、いよいよシュノーケリングです。私の圧倒的な背泳を披露しようと思いましたが、残念ながらシュノーケリングで見るのは、あくまで海中であって、空ではありません。大人しく魚やサンゴを見ました。

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魚とサンゴは綺麗だなあと思いました。(小学生の作文かよ。)

そんなことを思いながら海を泳いでいると、不意に猛烈な尿意が私を襲いました。本当のことを言うと、ウェットスーツを着た時点で若干尿意を催していたのは否めません。私は自分の膀胱タンクに根拠なき自信を抱いていたのです。しかし、一度頭にチラついた尿意を払拭することは、例え釈迦であろうと難しいものです。

泳いでいる最中に幾度となく思いました。
「このまま海で盛大に漏らしてしまおうかしら?」と。

ただ、私ももう良い歳の大人です。海の中だからと言って、借り物のウェットスーツを着ながら漏らすのは憚られます。小学生の時の私なら、お構いなしに漏らしていたことでしょう。

しかし、大人という生き物は厄介です。
常識という心の楔が、知らず知らずの内に打ち込まれています。

シュノーケリングが終わった後も、私の頭はトイレで一杯です。そうはいっっても、海は街から若干離れているので、戻るまで時間がかかります。私は死にそうな顔をしながらインストラクターのお姉さんにこう尋ねました。

「この辺にトイレってありますか?」

すると、お姉さんはとびきりの笑顔で「ありませんね!そこらの木の陰でしたらどうですか?」とおっしゃいました。

お言葉に甘えたいのは山々でしたが、ツアーの参加者には我々以外にも女性の方が4人も参加していました。そして、彼女たちは今の会話を完全に聞いているわけです。私は怒りと尿意で股間を震わしながら思いました。

「できるかあ!」

インストラクターのお姉さんが、5分ほどの距離にある簡易トイレとシャワー室が併設された場所まで車で送ってくれましたが、その5分間はまさに生き地獄でした。海中でウェットスーツなど気にせずにぶちまければ良かったと、そう何度も思いました。

そして5分後、何とか漏らさずに無事にトイレで用を足すことができました。ここで漏らさなかったのは今後の自分の財産になる。俺は1つ新たな壁を超えたんだ。そんな確信を得られたことだけが、唯一良かったことです。(どんな確信だよ。)

この日、夕方以降何をしたかは全く覚えていません。


3日目:ポイントは爽快感

石垣島での日々も早いものでもう3日目です。この日は川平湾で海を眺めようという話になりました。なので、朝から石垣島の北にある川平湾へ向かいました。

どうです?これ?
「ちょー綺麗なんですけどお!」って私は思いました。

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途中に立ち寄ったミルミル本舗で食べるアイスと、そこから見える絶景も素晴らしかったです。やはり、山の上から海を眺めて食べるアイスは爽快です。どれくらい爽快かと言うと、会社の嫌な上司のカツラが、皆の前で取れてしまうくらいの爽快感です。

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この日は晩ごはんも豪華でした。石垣牛を出す焼肉屋をググったところ、石垣牛MARUというお店を見つけました。石垣牛はかなり高価ですが、このお店はかなりリーズナブルでした。石垣島に行かれる際は、ぜひ訪れてみてください。

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それにしても、いつも思うのですが、肉の上にわさびを載せるのって何の意味があるのでしょうか?

「わあ!わさびが消えた!」と表現する女性タレントを、テレビで見たことがありますが、消えたらアカンやんとしか思いません。消えると感じるなら、わさびを載せる必要はどこにあるのか。この問いに関しては、長年に渡って、ミートグッバイ小池氏が研究を重ねているそうですが、未だに結論が出ていないようです。

ただ1つ言えることは、焼肉最高。
そして、海に夕陽が沈む様を見て3日目も終了です。

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最終日:やらかす私

朝起きた瞬間に思いました。

「帰りたくない。」

しかし、現実は残酷なものです。全てのことにいずれ終わりはやってきます。終わりがあるからこそ、人は燃えることができるのかもしれません。そんなことを朝から海をぼんやり眺めながら思いました。

そして、最後に空港ではソーキそばを食べることにしました。

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そうです。
間違えて八重山そばではなく、ソーキそばを食べてしまいました。

カツカレーなんか食べるんじゃなかったと、今noteを書きながら私は後悔しています。私は今も八重山そば童貞のままです。



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