魂の男メシ 3選

待たせたな！

俺だ。

今日は、引きこもって自炊ばかりしている俺が、おすすめレシピを紹介していくぜ。

俺には、料理に掲げている3つのテーマがある。

①旨い
②ご飯に合う
③分量は測らない

まあ、一言で言ってしまえば、旨くて、腹が膨れるってことだ。

シンプルでいいだろう？

料理ってのは、分量なんて細かいこと考えずに、その日の気分で作ればいいんだよ。冒頭からよく分からないテンションでお届けしている、この記事での俺のキャラみたいにな。

あと、予め断っておくが、俺の作る料理はインスタ映えなんか狙えないから、ビジュアルには期待しないでくれ。

料理に大事なのは中身であって、見た目なんざただの飾りだ。

人間の場合はどうかだって？

それに関しては、ノーコメントだ。
じゃあ早速、魂を込めた料理とその作り方を披露するぜ。

1. ピーマンの肉詰め

いきなりの大本命、ピーマンの肉詰めだ。

俺は6歳まで保育園に通っていたんだが、食堂のおばちゃんが作るピーマンの肉詰めに骨抜きにされたことを、昨日のように思い出すぜ。

初めて出会った日から、ピーマンの肉詰めの虜になっちまった。

あのピーマンに詰まっているのは何だと思う？

肉の塊か？

違うぜ。

ピーマンの肉詰めにはな、

作り手の、アンタに対する愛が詰まっているんだよ。

苦味の中に、溢れんばかりの愛。

それが、ピーマンの肉詰めの魅力だ。

それじゃあ、材料と作り方も書いていくぜ。

□具材　
・ピーマン
・牛豚の合挽肉
・玉ねぎ

□調味料
・塩
・コショウ
・ナツメグ
・醤油
・本みりん（みりん風調味料でもどっちでも良いぜ）
・料理酒
・水
・すりおろし生姜

具材と調味料の量はどうするかだって？

俺の話を聞いていなかったのか？

分量なんて測らねえよ。

分量は自分の心に聞いてくれ。

アンタ自身が一番分かっているはずだ。（塩分の摂りすぎには注意だ。）

□作り方
①ピーマンを縦から真っ二つにする（おれはヘタも種も取らないぜ）
②玉ねぎをみじん切りにする
③ホールに、玉ねぎと合挽肉、塩、コショウ、ナツメグをぶち込む
④ホールにぶち込んだ材料をこねまくる
⑤おもむろに取り出し、愛をもってピーマンに詰めていく
⑥フライパンに油を引く
⑦肉の方から中火で焼いていく
⑧焼け目がついたら、裏返して醤油、みりん、料理酒、水、すりおろし生姜をぶち込み、蓋をして煮詰めていく。（火は、弱火でいいぜ）
⑨いい感じに煮詰まったら完成だ

ヘタは、火を通せば柔らかくなって旨いぜ。

肉ダネが余ったときはどうすればいいかだって？

せっかく頑張ってこねたんだ。

冷凍して、後日ハンバーグにでもして食べてくれよな！

ハンバーグには、ケチャップととんかつソースを1：1で混ぜ合わせたソースが一番旨いと、俺のじいちゃんが言ってたぜ。

2. 豚キムチ丼

この料理は、

「時間がないけど、ガッツリ食べたい！」

という欲張りなアンタにピッタリだ。

豚脂の甘さとキムチの辛さとのマリアージュ。

たまらなく興奮するだろう？

ド真ん中に黄身をのせるだけで、10点は加点されるぜ。

こちらが材料と作り方だ。

□具材
・豚バラ
・白菜キムチ
・玉ねぎ
・エリンギ
・ご飯
・卵

□調味料
・刻みニンニク
・醤油（ちょっとだけ）
・料理酒（ちょっとだけ）

エリンギを入れると、コリコリとした歯ごたえも楽しめて最高だぞ。

□作り方
①具材を全て一口大に切る
②油を引き、弱火でニンニクを炒める（油はほんの少しだぞ！）
③ニンニクがプツプツしたら、豚バラをぶち込む（中火に変える）
④豚肉に火が通ってきたら、野菜と白菜キムチをぶち込み、醤油と料理酒も投入する（火は弱火〜中火の間くらいにする）
⑤ご飯を丼に盛る
⑥いい感じになった豚キムチを、ご飯の上に優しくのせる

どうだ？

簡単だろ。

ご飯は、サトウのご飯でも、田舎のばあちゃんが送ってくれた新米でも何でも良い。

最後に、卵は忘れずにな。

アイツがいることで、クリーミーさが段違いに上がるぜ。

3. カレー

ラストを締めるのは、カレーだ。

写真のカレーにはめちゃくちゃトッピングされているが、もっとシンプルでも全然良いぞ。

この日の俺は、ムシャクシャしていただけだ。

ただ、カレーは時間がかかる。

作るなら、時間に余裕がある日にしてくれよな。

俺との約束だ。

□具材
・肉（牛でも鳥でもワニでもカエルでも好きにしてくれ）
・ジャガイモ
・人参
・玉ねぎ
・乾燥シイタケ
・しめじ

□調味料
・カレー粉（S&Bの缶だ）
・塩
・コショウ
・ガーリックパウダー
・粉チーズ（なくてもいいぞ）
・チリパウダー（これもなくていいぞ）

調味料の下2つは、本当になくてもいいのかだって？

本当に、なくてもいい。

おれは雰囲気で入れているだけだ。

入っていようがなかろうが、アンタの人生に何も影響しない。

□作り方
①乾燥シイタケを水につけておき、シイタケエキスを分泌させる
②玉ねぎをみじん切りする
③みじん切りにした玉ねぎを、焦げないように炒めていく（弱火〜中火の間くらいにする）
④③の作業と並行しながら、ジャガイモ、人参、肉は一口大に切り、しめじは手で引きちぎるんだ
④エキスを絞り出し、柔らかくなったシイタケも一口大に切ろう
⑤いい感じに炒められた玉ねぎを、皿に取り出そう
⑥フライパンに少量の油を引き、肉を炒めていくぞ（火は中火だ）
⑦肉に焼き色がついたら、残りの具材もすべてフライパンにぶち込め（鍋に移してもいいが、底が深めのフライパンなら別に変えなくてもいいぞ）
⑧水も加えて、中火で煮込め
⑨グツグツ煮えてきたら、一度火を止め、用意した調味料を全てぶち込め
⑩また火をつけて、トロみがつくまで煮込むぞ（火は弱火だ）
⑪トロみがいい感じにつけば完成だ

どうだ？

めんどくさいだろ？

市販のルウのほうが、煮込み時間は少なくて済むが、俺はS&Bカレーの粉に取り憑かれちまった。

たしかに、市販のルウの方がトロみがつきやすい。

なぜならヤツらには、小麦粉が入っているからだ。

まあ、別に俺はグルテンフリーを目指しているわけではないがな。

単にS&Bカレーの粉を吸って、ハイになっちまっただけさ。（別にヤバいものは入っていないから安心してくれ。）

S&B カレー400g

煮込んでいる間は、フタをした方が熱が逃げないから、煮込む時間を多少は短縮できるぞ。ただ、定期的にかき混ぜて、焦げつくのを防止しような。

4. 終わりに

本当は、10コのレシピを披露するつもりだったんだが、現段階で2500字以上も費やしちまった。

おしゃべりが過ぎたようだ。
好評だったら、またの機会に他のレシピも紹介するぜ。

ドンズべりだった場合は、もうこのキャラで登場しないから安心してくれ。

皆の食生活が、より良くなることを願ってるぜ！