どうすれば、余裕をもてるのか
人間が生きていく上で大切なものは沢山あります。
お金、家族、信頼、友情など有形のものから無形のものまで様々です。
どれも大切ですが、「余裕」も物凄く大切なんじゃないかなあと思っています。
背水の陣という言葉通り、追い詰められた状態で踏ん張ることも大切です。
しかし、常に追い込まれた状態だと疲弊してしまうのもまた事実です。
余裕を持つことで、人生はかなり楽になるのではないかと思ったので、私なりの考えをまとめていきます。
1. 余裕とは
余裕とは、必要分以外の余りがあるということです。
自分の身体・精神的に全てのリソースが消費されているわけではなく、まだ余力が残った状態とも言えるかもしれません。
例えば、「大人の余裕」という言葉があります。
既に経験している事象の場合、自分のリソースが余った状態でも対応でき、これこそ正に余裕なのではないでしょうか。
資産家は金銭的に余裕があるので、不測の事態が起こってもどうにでもなりますし、高度なプログラミング技術をもつエンジニアは、スキル的に余裕があるので、いくらでもジョブファーがあります。
とはいえ、モノやスキルといった観点で余裕をもつのは難しいです。
他方、精神面から余裕を生み出すことは誰にでもできるんじゃないか?と思ったので、次項ではそのことについて考えていきます。
2. 精神面から余裕を生み出す
以下の2つが重要だと考えています。
①身体を整える
②選択肢をもつ
それぞれ説明していきます。
①身体を整える
精神に余裕をもつには、まずは健康第一です。
身体のケアは当たり前の話ですが、忙しくなると疎かになりがちだとも思います。
読売ジャイアンツに所属する菅野智之選手が、昔こんなことをおっしゃっていました。
よく『心・技・体』と言われますが、僕が考える優先順位は『体・心・技』だと考えています。自分が一番大事にしているのは、コンディショニング(体)。技術は、一番最後。
心技体の順番で言われがちですが、まずは身体が万全じゃないと心も技術もついてこないということですね。
冬場だと季節性のうつ病があるように、身体が冷えていたり太陽を浴びる時間が少ないと体調を崩してしまい、不調に陥ることがあります。
身体が不調になった結果、心も疲弊していくということはザラにあるので、体調管理には気をつけていきましょう。
シンプルですが、下記の習慣だけでも結構変わりますよ!
早寝早起き
3食の食事(野菜多め、脂控えめ)
身体をよく温める
週2以上の運動習慣
湯船に浸かる
②選択肢をもつ
私はこれが結構大事なんじゃないかなあと思っています。
受験期に余裕がなくなるのは、受かるか分からないというプレッシャーもありますが、それ以上に選択肢の有無だと思います。
事前の模試の成績で、ある程度自分の学力は認識していると思います。
学力が低いと行ける大学の選択肢はかなり狭まりますが、学力が高いと選べる選択肢は格段に増えます。
就活でもそうです。
内定が1つもない状態より、複数ある状態のほうが気持ちが楽ですし、企業側に変なマウントを取られても、毅然とした態度で振る舞えます。
選択肢をもつには事前準備がとても大切で、就活だと3年生の初めからサマーインターンや企業説明会に参加していれば、本選考でも優位に戦えるはずです。
ビジネスにおいても事前準備にコストをかけることで、クライアントに複数のプランを提示できます。
一本槍では心もとないです。
何を行うにしても、常に複数の選択肢を持つことで、精神的に余裕が生まれます。
今回はどうすれば余裕をもてるのかというテーマで書いてみました。
心を平穏に保つために、余裕をもつことのできる方法について模索していくことが大事かもしれません。
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