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CES2022

こんにちは、TechWasabiです。すごい今更ですが、CES2022に行ってきましたので、記事を書きます。

CES2022でのCovid-19の影響

CES2022はCovid-19 パンデミック以降始めてのリアル開催になりました。2年ぶりの開催になります。
オミクロン株の影響により、直前にKeynote登壇企業や出展企業のキャンセルはありましたが、無事開催されました。
来場者数は約4万人、出展社数は2300社とのことでした。2020年と比較し、来場者数は4分の1、出展社数は約半分となり従来と比較すると小規模なものになりました。とはいえ現状のオミクロン株の影響を考えるとかなりの数が参加したのではないかと思います。
また、今回のCESではAbbott社の簡易テストキットが配布されました。

CES2022におけるトレンド

CES2022で大きく注目されたのはヘルスケア関連とスマートデバイス、そして車関連が多く注目されていたように感じます。

1. ヘルスケア
特にヘルスケア関連は、LVCC(Las Vegas Convention Center)という大きな会場のど真ん中に大きくかまえていました。ヘルスケアの中でも、スリープテックはひときわ多く、たいそうなデバイスを使うものからスマホだけで睡眠スコアを測れるものから様々でした。今後はウェアラブルデバイスだけではなく、スマホの機能を利用して健康を測定するようなサービスが増えていくかもしれません。

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2. スマートデバイス
スマートデバイスは個別の出展というよりもHisenseやSamsungなどが出展ブースの一部として公開をしていました。Hisenseでは、キッチン周りやリビングなど、家の中が更にインターネットにつながっていく、Connected homeを作っていくような製品を多く出していた印象です。
さらに、Samsungはスマートホームデバイスを他社と連携させる仕組みを作っていくと発表をしており、今後一層スマートホーム化が加速していくのではないかという予想がされています。

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3. 車両関係
さて、近年のCESの目玉になっている車両関連です。今年のCES2022でも目玉ブースが多くありました。特に賑わっていたのは、報道されていたSONYのEVや、BMWが開発した、Eインクを使って車の色を変えることができるクルマが大きく目立っていました。
動画がアップできないので、写真でシャアになってしまい残念ですが、グラデーションのようにどんどん色が変わっていく様は壮観でした。
車両に関してはEV関連が中心になっていました。これは2022年のトレンドというよりも、今後数年数十年にわたり、世界が変わっていくものだと思います。ただ、その中でも各社EVを購入してもらうため、いくつものAdd-valueを実行しEV車両を購入したくなるような仕組みを作っていくのだと考えます。

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感じたこと

CES2022に参加して感じたことは、良くも悪くも世の中は数年で大きく変わってしまったということです。皆がCovid-19の感染に気を使いながらもイベントに参加し、今後Covid-19の影響を見据え、世の中の変化を敏感に捉えながら新たなソリューションを出していきます。中には、Covid-19の期間だけ需要があり、世の中が落ち着いてしまえば不要になるサービスもたくさんあると思います。それでも、数年に渡ってイノベーションが起きることは間違いなく、CES2022に出ていたソリューションや商品が、もしかすると大きく成長するかもしれない、世の中のスタンダードになるかもしれないと思うとワクワクしますね。

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