北海道でソフトクリーム巡りしてきた
暑い夏になると、食べたくなる冷たいアイスクリーム。皆さんの好きなアイスクリームについて、コメントいただけると嬉しいです。
今回は、酪農王国の北海道で食べ歩いたソフトクリームについて語ります。
北海道でソフトクリームのお店が多い理由
北海道は日本の半分以上の生乳の生産量を誇ります。道東にある根釧台地を中心に、道内各地で酪農が盛んです。豊富な生乳とその土地ならではの特産品を使ったソフトクリームが道内各地で作られ、観光客を呼び寄せています。コーンも手作りのお店もあり、各店、競い合って年々、クオリティが高くなっています。
北海道には、定番から、メロンの上にソフトクリームをのせたもの、ラベンダー、ハスカップなど、さまざまなソフトクリームがありました。
今回は、5月の北海道旅行で出会ったソフトクリームについて書きます。
7月3日はソフトクリームの日
ソフトクリームは、アメリカ発祥。1846年、アメリカの主婦ナンシー・ジョンソンが、樽の中に氷と塩を入れて冷却する「手回し式アイスクリームフリーザー」を発明しました。できあがりはソフトクリームに近く、やわらかいものでした。電気を使った家庭用冷蔵庫が普及し始めたのは1918年以降のため、当時は氷を使った冷蔵庫が主流でした。冷やすために氷を使用しているため、冷蔵庫内は下がりにくく乳製品を凍らせることが困難でした。これにより、一般家庭でもアイスクリームを作ることができるようになりました。
日本へソフトクリームが伝わったのは、1951年7月3日、アメリカ軍が神宮外苑でカーニバルを開催していました。カーニバルでソフトクリームの露店を出店させて日本上陸しました。1990年、日本ソフトクリーム協議会によって日本で最初に発売された7月3日を「ソフトクリームの日」と制定されました。
白い恋人パーク
白い恋人パークは、白い恋人で有名な石井製菓の創業者の夢を詰め込んだお菓子のテーマパーク。イギリスのチェスターの中世の街並みをモデルにした建物のデザインが印象に残りました。
白い恋人パークでは、コーヒーの上に乗せたソフトクリームを食べました。液体のコーヒーが氷点下のソフトクリームに当たることにより、コーヒーがソフトクリームの接触面で凍り、シャリシャリの食感がたまりません。ソフトクリームだけで食べると、チョコレートが入っているためか、濃厚さを感じました。ブレンドコーヒーの深煎りの苦みによってソフトクリームの甘さは控えめに感じました。
もりもと 千歳本店
もりもとは、ハスカップを使ったお菓子、太陽いっぱいの真っ赤なゼリー(トマトのゼリー)で知られており、東京などの北海道物産展でも出品されることが多いです。特に、トマトのゼリーは物産展に行くと買います。初めて食べたときは、青臭くなく、甘いゼリーがおいしく好きになりました。
今回は、本店限定のハスカップパフェをいただきました。パンナコッタの下地にソフトクリーム、ハスカップジャム、冷凍ハスカップ、ハスカップジュエリーが入っています。ソフトクリームが脇役でハスカップが主役。ジャムは甘く、冷凍ハスカップは酸味があります。ハスカップジュエリーは、クッキーの食感とあふれるハスカップがおいしく、お土産に購入しました。
北海道のお菓子メーカーについては、別途詳しく書きます。
今回は、北海道のソフトクリームについてまとめました。北海道には、紹介しきれないほどのさまざまなソフトクリームがあり、レベルの高さも感じました。北海道だけではなく、京都の宇治抹茶、静岡のワサビ、千葉の醤油など、全国各地に印象に残るソフトクリームはあります。
皆さんのオススメのソフトクリームはありますか?地域を問わず、コメントで教えていただけると嬉しいです。
参考文献
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/gyunyu/attach/pdf/antei_kyokyu-38.pdf
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