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運転せずに根室旅を楽しむ方法【まとめ記事】

結論

  • 根室交通のフリー乗車券を活用すると交通費半額以上に抑えられる。

  • 風蓮湖→花咲港→納沙布岬の順番で巡ることがオススメ。

  • バスの待ち時間にお土産を購入できる。

根室交通の路線バスを活用する

フリー乗車券を活用する

今回の根室旅では、根室交通が発行している一日乗車券を活用しました。根室バスでは、一日フリー乗車券、二日フリー乗車券が販売されています。一日フリー乗車券は2090円(6歳~小学生1040円)、二日フリー乗車券2940円で販売されています。

フリー乗車券は、当日、根室駅前バスターミナル内にある券売機でも購入できます。しかし、根室駅前バスターミナルは9時オープンのため、9時より前の便に乗りたい方は10月31日までの分は、利用日前日までインターネットでも購入できます。事前に購入しておくことをオススメします。

購入後、メールでフリー乗車券が届きます。降車時に運転手に画面を見せればOKです。引換しなくても利用できました。バスの運行スケジュールに沿って合わせれば、車がなくても観光を楽しむことができます。事前にフリー乗車券を購入すれば、根室駅まで行かなくても、ホテルの最寄りのバス停から利用開始できます。

夏は観光バスを使ってもいい

5~10月は観光バスのさっぷ号を利用するという手もあります。納沙布岬コース、車石、風蓮湖コースの2種類のコースがあり、両方利用することもできます。


8:30~10:16 風蓮湖で野生動物を探す

根室市は野生動物が集まっていました。エゾシカは毎日会いました。根室市街地でもエゾシカ、キタキツネには会うことができました。

さらなる野生動物に会うため、風蓮湖に向かいました。風蓮湖は、根室半島の付け根の北側にある根室市最大の湖です。途中、根室半島の南北を走り、半島を分断するかのような温根沼も通ります。風蓮湖と根室海峡を隔てている広大な砂州、春国岱シュンコクタイには、上陸できます。春国岱は湿地になっており、ハマナスなど、独特の植生があります。運がいいと、ゴマフアザラシに出会うこともできます。

今回は、1時間の猶予しかなかったため、日本最東端の道の駅、根室スワン44ねむろにある展望台から眺めました。通常料金で行くと、片道800円かかります。展望台から、風蓮湖の広大さを実感できます。風蓮湖を訪れる2日前にヒグマが出没したため、遊歩道を散策することはできませんでした。

エゾシカ、キタキツネに続く野生動物に出会うことができたのか?続きは、下の記事をお読みください。

10:35~12:46 花咲港でランチを味わう

花咲港は、根室名物の花咲ガニの水揚げが盛んです。7〜9月、花咲ガニが根室市内で水揚げされます。根室市内の飲食店では、花咲ガニを味わうことができます。花咲ガニのシーズンになると、駅前の直売所も営業し、手頃な価格で花咲ガニを購入できます。全国発送も対応しているため、お土産にもピッタリです。

今回は、花咲港の近くにある食堂「大八」で花咲ガニの入った町中華を堪能しました。花咲ガニのシーズンになると、花咲ガニの身が贅沢にのったカニ丼も味わうことができます。まだシーズン前だったため、中華料理の上にカニの身が贅沢に盛られているシリーズから、カニ炒飯を注文しました。町中華を感じさせられる炒飯の上には、筋肉質な花咲ガニの脚から、濃厚な味が感じられました。

花咲港には、自然が生み出した絶景、「車石」もあります。車石は、まるでトラックのタイヤでした。花咲港周辺の楽しみ方は、下の記事をお読みください。

13:35~15:54or18:04 納沙布岬から千島列島を眺める

納沙布岬は、誰でも行くことができる日本最東端の場所です。望遠鏡を使えば、北方領土、知床半島が見えます。晴れていることが前提条件になります。歯舞諸島は4kmしか離れていないため、肉眼でも見えます。

今回は、あいにくの曇り空でにわか雨に会い、千島列島を眺めることができませんでした。根室市立北方領土資料館、北方館では、北方領土の歴史も学ぶことができ、北方領土の返還に向けて、一人一人の理解を得るなど、地道な努力が続けられていました。無料で北方領土の歴史を学ぶことができます。

根室駅前のバスターミナルにある根室市観光協会では、本土最東端の地、日本最東端の駅を訪れたことについて証明書が発行されます。アンケートに回答すれば、だれでも、いただけます。バスターミナルでバスを待っている間に手に入れましょう。

北方館では、オリジナルの本土最東端到達の証明書が発行されます。日本最東端のお土産屋さん「請望苑」では、本土最東端到達記念のコインが500円で販売されています。根室市街地では、根室グランドホテルでも購入できます。択捉島、国後島、歯舞諸島、色丹島がデザインされたきっぷもお土産にピッタリです。

夕方、喫茶どりあんで根室メシを食べる。

最終バスで納沙布岬から、根室市街地に戻ります。喫茶店で根室メシを食べました。根室メシは、喫茶店で誕生したエスカロップ、オリエンタルライス、スタミナライス、ビポックライスの4種類のことを非公式で定義しています。

今回の根室旅では、スケジュールの都合上、エスカロップ、オリエンタルライスのみ食べました。

「根室メシとは何か?」詳しく知りたい方は、下の記事をお読みください。

お土産は海の幸もオススメ

根室市は、海の幸を安くお土産として購入できます。根室市は昆布の特産地でもあります。根室半島の東端にある歯舞地区では、昆布が盛んにとれます。スーパーマーケットでは、地元の昆布を醤油に漬けたり、粉末にしてうま味調味料としても利用できるように製品化されています。

スーパーマーケットの海鮮売り場を眺めるだけで魚介類のオトクさに驚かされます。魚屋さんでは、送料の方が高い花咲カニ、春にとれる鮭など販売されていました。

根室市で出会った海の幸について、下の記事をお読みください。

一日フリー乗車券を活用することにより、2390円もの節約ができました。根室交通の一日フリー乗車券は、全行程の片道料金、納沙布岬間の往復だけ(根室駅⇔納沙布岬往復きっぷは1940円で販売)でも元が取れるオトクなきっぷです。

今回、根室を車で根室観光の参考にしていただけると、嬉しいです。バスの待ち時間に食事を済ませるのも一つの手です。


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