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ぎふ信長まつりで盛り上がる岐阜市のシンボル金華山を登ってみた

 2022年11月5日、6日は3年ぶりの岐阜まつり。今回の注目は、信長公騎馬武者行列。俳優の木村拓哉さんが信長役、伊藤英明さんが福富平太郎貞家役として登場。豪華な部者行列が企画された理由は、2023年1月27日(金)公開の映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」のPRと地元出身の伊藤英明さんが木村拓哉さんを誘ったため。96万人が観覧するために1.5万人定員の観覧券の抽選に応募するなどの盛況ぶりで過去最多の62万人がまつりに参加しました。さらに、11月30日まで、岐阜市内の中小規模のお店でpaypay、aupayを利用すると最大20%還元のキャンペーンも実施中。(支払い1回につき最大2000円分、期間中10000円分まで還元)。岐阜まつりを見物してグルメを楽しんだり、お土産を買ってお得に岐阜市を満喫しましょう。
 今回は、岐阜市のシンボル、金華山に登りました。

岐阜公園

 岐阜市のシンボル、金華山の麓にある公園。岐阜市歴史博物館、名和昆虫博物館、金華山ロープウェーがあります。かつて、淡水水族館、科学館、図書館もありました。
 公園付近は、信長の住居があった場所で、現在も水路、石垣などの基盤を観ることができます。また、大正天皇の即位を記念して建てられた朱色の三重塔、演説中に暴漢に襲われ「板垣死すとも自由は死せず」という名言の由来となった板垣退助の銅像もあります。

金華山ロープウェー

 岐阜公園内にある山麓駅と金華山山頂を15分に1本(混雑時は随時運行)、3分で結びます。山麓駅では、美濃和紙、飛騨高山の漬物、明宝ケチャップなど岐阜名物のお土産を購入可能。

営業時間 9:00〜17:00(10月中旬〜3月中旬)、9:00〜18:00(3月中旬〜10月中旬)
     GW、夏休み期間中、鵜飼シーズンは22:00まで運行あり
運賃   12歳以上片道630円、往復1100円
     4〜11歳片道300円、往復500円
定休日  不定期(メンテナンスのため)
アクセス 岐阜バス 岐阜公園歴史博物館前より徒歩3分

金華山

 岐阜市市街地の東にある標高329mの山であり長良川と並び岐阜市のシンボルになっています。当初は西側山麓にある伊奈波神社の祭神から、稲葉山と呼ばれてましたが、織田信長によって金華山に名称を統一。鎌倉時代には、山城が建てられ、1567年の斎藤道三が整備し、岐阜城誕生。登山道が整備されており、30分〜1時間で登頂できます。山頂から、濃尾平野が一望でき、東西を見渡せます。自然にふれあいつつ、リス村や岐阜城など観光名所も整備されており、ビルに囲まれた都会のオアシスとしての機能も担います。

ぎふ金華山リス村

 金華山ロープウェー山頂駅から徒歩3分のところにあるリス村。金華山のリスは、1936年、麓の岐阜公園で行われてた「躍進日本大博覧会」のときの見せ物として連れてこられたタイワンリスが脱走して野生化したものと言われています。その後、1965年、子どもたちに野生のリスとの交流の場を作るために、長年かけてリスを調教、繁殖させてならし、リス村が誕生。
 リス村では、広大な柵のなかでリスがのびのびと暮らしており、触れ合うことができます。
営業時間 9:30〜16:30
運賃   中学生以上片道400円、4歳〜小学生300円
ロープウェー往復券を見せると1人100円安くなります
定休日  年中無休
アクセス 岐阜バス 岐阜公園歴史博物館前より徒歩3分

岐阜城

 信長が天下統一を果たすため、最初に拠点とした城。1201年(鎌倉時代)に山城として創建、当時は稲葉山城と呼ばれ、1567年、戦国武将の斎藤道三によって整備されました。信長の拠点として利用された後、1601年、徳川家康によって廃城。城下町はかつて井口と呼ばれてましたが、信長によって岐阜に改称されました。岐阜は、岐路にたつ大きな岡という意味。尾張の政秀寺を開山した沢言宗恩が進言した「岐山、岐陽、岐阜」の3つの地名から信長が選んで命名。「岐」という字を使ったのは、中国の故事より、周の時代に岐山というところに都がおかれ、ここを拠点に殷の国を滅亡させたという縁起のよい地名とされていたから。
 1956年、古文書を参考に鉄筋コンクリート建築で復元し、歴史博物館として誕生しました。内部は面影を感じることはできませんが、信長の生涯、信長と岐阜の関係など信長にまつわる展示がありました。信長の肖像画、木像や信長が実際に着用していた鎧なども展示されていて見応えあります。
 天守の最上階は展望台になっており、岐阜市街地を一望でき、遠く長野県方面はアルプス、恵那山など、南は広大な濃尾平野とかすかに見える名古屋駅のビル群も眺めることができます。信長目線で天下を見渡せる場所です。
営業時間 9:30〜16:30(10月中旬〜3月中旬)、9:30〜17:30(3月中旬〜10月中旬)
     GW、夏休み期間中、鵜飼シーズンは21:30まで開館あり
入城料  16歳以上200円、4〜15歳100円
定休日  年中無休
アクセス 金華山ロープウェー山頂駅より徒歩20分

展望レストラン ルポンドシェル

 金華山ロープウェーから階段を登ると現れるレストラン。飛騨牛、鶏ちゃん焼き、高山ラーメンなど岐阜の食材、郷土料理を活かした料理もあり、岐阜のグルメも満喫できます。壮大な景色を眺めながらの食事も格別です。

開館時間 10:00〜16:30
定休日  年中無休
アクセス 金華山ロープウェー山頂駅から徒歩5分

 記事作成時はぎふ信長まつり開催中。今年は木村拓哉さんの武将で注目されています。応募制で歩行者すら覗くことが許されません。外した方も岐阜まつりを満喫しつつ、岐阜市、岐阜県の観光を楽しみましょう。今回の岐阜まつりをきっかけに、地域活性化に発展できることを願います。

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