水戸駅で降りて茨城県のローカルチェーン店巡りをしてきた【ほぼ日記】
要約
茨城県には、料理が登場するまでの待ち時間も楽しめるレストランがあった。
茨城県行きつけのローカルチェーンのカフェでnoteのネタ作りのための深堀りをした。
納豆館で納豆について学び、お土産として納豆を買った。
2024年、3月23日。青春18きっぷを片手に水戸へ行きました。今回訪れた目的は、茨城県のローカルチェーン店に行くためです。気になっていたけど、できなかった
茨城県のローカルチェーン店でランチ
水戸駅から徒歩30分、メヒコ水戸店。カニを4分割して左上側を撮影したようなロゴマークが目印です。ピンク色の外観の建物が右側に見えます。レストランの名前は、メヒコ。
メヒコは、1970年、福島県いわき市に創業したシーフードレストランで、2024年3月時点で、茨城県、福島県、東京都に計13店舗あります。メヒコ水戸店は、水戸駅から徒歩で行こうと思えば行くことができるほど近い場所にありました。実際の最寄り駅は水戸駅から水郡線に乗り換えて1駅郡山方面へ進んだ常陸青柳駅です。常陸青柳駅から歩いて20分ほどで行くことができます。しかし、水郡線は、1時間に1本程度しかなく、水戸駅で乗換まで待つより、水戸駅で下車して歩いたほうが早くお店に着くため、水戸駅から歩くことにしました。大勢で行かれる方は、タクシーを利用することもオススメです。
行きたかった理由
風の噂で聴き、本当かどうか知りたくなったから、行きました。建物に近づくと、ガラス越しにフラミンゴが立ち尽くしていました。噂は本当でした。
フラミンゴがレストラン内で飼育されていた理由は、創業者がメヒコを創業する前、メキシコに滞在していたときのこと。メキシコでフラミンゴの群れを見て感動しました。このメキシコでの体験から、「レストランにフラミンゴが入ればお客さんも喜ばせることができるだろう」とアイデアが浮かんだからです。メキシコでは自国のことを「メヒコ」と発音することから、滞在先のメキシコにちなんで「メヒコ」という店名が名付けられました。
注文してからの待ち時間、フラミンゴを眺めました。水戸店では、10数羽飼育されており、とにかく脚も長いです。ほとんど水面に顔を近づけていました。よく見ると、水を飲んだり、エサを食べるために、下を向いているときは、後ろ足がつきます。一方、正面を向いているときは、両足が地面についています。フラミンゴが片足を上げているイメージを持ってしまう理由は、関節を曲げることができず、浮いているのではないかと考えられます。
水族館や動物園のように、フラミンゴの生態について解説もされています。待ち時間で読むと、少しだけ詳しくなれます。料理がくるまで、フラミンゴを観察しました。動物園にいるときより、しっかり見ています。フラミンゴは、世界中に2種おり、店舗によって飼育されている種類も大きさも数も異なります。水場にずっと足をつけたまま、出ようとしません。エサは、箱の中にあり、食べているときに時々揉めることもあります。食べたいときに食べてゆったり生活している姿を見て、週に1日はフラミンゴのような生活化したくなりました。たまに、コミュニケーションを取ったり、翼を広げる姿を見せます。フラミンゴを飼育している店舗は、福島県、茨城県に5店舗あります。
フラミンゴとは別に、水族館のような大きな水槽のある店舗も4店舗あります。待ち時間も飽きさせないサービス精神にあふれていました。マリンタワー店、大洗店は海が目の前にあります。浅草にも店舗を構えています。
カニが名物
メヒコはズワイガニを使ったカニピラフが名物。殻剥きが面倒な方向けに、剥き身タイプのカニピラフも用意されています。今回は、殻付きタイプのカニピラフを注文しました。殻付きは見栄えがありました。人数によって、サイズは3種類あります。1人前ならSサイズ、2人前ならMサイズ、3人前ならLサイズがちょうどいいです。
食べると、フラミンゴが見えるから繁盛していることではないことが、はっきりと分かりました。カニは、身がぎっしり詰まっていました。ハサミを使って脚と平行に殻を切って割ります。カニ掻きで身を取り出します。殻から身が離れているため、思ったより4倍カンタンに身が取り出せました。脚、付け根、カニの爪から身を全て取り出し、ごはんの上に乗せてから、ご飯と混ぜて食べました。カニの殻捨て場、殻を触ったあと、手を洗うための水も用意されていました。
カニの脚はカルパッチョ、カニクリームコロッケなどさまざまな料理に活用されているため、カニの爪を多く提供できると思います。洋風だけではなく、和風のコース料理もあります。カニをムダなく活用されていました。ライスは、あっさりした味がついており、もちもちでした。
メヒコは、季節限定メニューでもカニを推しています。ズワイガニだけではなく、タラバガニ、毛ガニも食べることができます。しかし、カニだけではありません。カキなど、魚介類のメニューが豊富です。魚介だけではなく、ステーキピラフなど、牛肉を使ったメニューもあります。
お土産も充実していました。ピンクソルトなどオリジナル商品だけではなく、東日本大震災から復興支援のためか、三陸海岸の街で作られたお土産も販売されていました。オイスターソース、サバの缶詰など、1月、気仙沼、石巻へ行ったときに、道の駅や直売所で販売されていたものもありました。
カニピラフなどテイクアウトも充実しており、予約すればすぐ渡せるように対応していただけます。
ランチ後の至福の一杯
ランチ後、眠気覚ましのためにコーヒーを飲むルーティンをやっています。個人経営かローカルチェーン店の喫茶店に行くことがほとんどです。全国チェーン店もよいです。しかし、いつでも行けると思ってしまうため、めったに行きません。茨城県に行ったら、3回に2回以上の確率で行くローカルチェーンのカフェがあります。水戸駅に戻って、お店に向かいました。
茨城県のローカルチェーン店で飲む一杯
行きたかったカフェとは、サザコーヒー。水戸駅南口の駅ビル、「EXCELみなみ」にあります。サザコーヒーは水戸市の北隣、ひたちなか市の勝田駅から徒歩5分ほどのところに本店があります。元々、勝田宝塚劇場という映画館だった場所に本店があります。茨城県を中心に、埼玉県、東京都にもあり、3都県で計17店舗あります。コーヒー農園を経営したり、世界大会で優勝経験のあるバリスタがいらっしゃるなど、コーヒーに強いこだわりがあります。コーヒーのメニューで半分以上占められています。1日に使用するコーヒーのブレンドも毎朝行われるほど、コーヒーに力を入れています。
終戦直後、創業者の父が、映画館、勝田宝塚劇場の経営を引き継いでいました。サザという名前の由来は、茶道の表千家の儀式、臨済宗「且座喫茶」から来ています。「さあ、座してお茶を飲んでください」という禅の心でコーヒーを提供できればという思いから、1969年、且座コーヒーをオープンしました。ました。コーヒー事業に業態が変わり、跡地を本店にしました。本店には、コーヒー工場も併設されています。
将軍コーヒーを味わう
将軍コーヒーは、徳川慶喜の曾孫とともに、幕末、徳川慶喜が嗜んでいたとさせるコーヒーを当時の文献から再現しました。幕末、コーヒーの一大産地だったインドネシアのスマトラ島産マンデリンという品種を使用しています。マンデリンは、深煎りで提供されることがほとんどです。文献から、フレンチロースト法という、高温の深煎り焙煎を再現しています。
お土産では、ドリップコーヒーで購入できます。深煎りの焙煎の薫りとサクランボ系の果実の豆の酸味がどっちもきます。後味がベリー系のフルーツのように感じました。
スイーツも充実
コーヒーだけではなく、スイーツなど食事メニューもこだわっていました。名物はカステラショートケーキ。カステラをショートケーキの生地に使用した夢のようなケーキでした。底にはザラメが敷き詰められており、焼いてもザラメが溶けずに残っています。ザクザク、シャリシャリ食感が心地よいです。カステラもしっとりイチゴ、クリーム、カステラがほどよい甘さです。底に近づくにつれて長く余韻が残ります。
豆菓子は森永製菓のキョロちゃんのチョコボールのような見た目です。コーヒー豆をチョコレートでコーティングしています。箸休めにぴったりです。コーヒーの香りが広がります。豆菓子を提供する点はコメダ珈琲と同じです。
以前、本店を訪れたときに味わった将軍カフェオレは、コーヒー、ミルク、グラスが分けられています。自分でコーヒーの量、牛乳を調整できるため、自分好みの配合でカフェオレが味わえます。金箔貼られたグラスが高級感を演出しています。本店は、焙煎された香りが広がり、店内でゆったりできます。
喫茶店の過ごし方
混雑していなかったため、将軍コーヒー、カステラショートケーキを味わいながら、1人用カウンターで忘れないように日記を取ってから、春の連続投稿チャレンジのネタ出しを集中して深堀していきました。集中できる環境の喫茶店では、マルチタスクより一つの課題に深堀りしたほうが短時間で成果が出ると本には書いてありました。詳しくは、下の記事をお読みください。
自分へのご褒美は納豆
納豆展示館で納豆の歴史を学ぶ
1時間ほど、ゆったりと一服し、水戸駅北口を散策しました。水戸駅周辺の地図を見て、納豆展示館を発見しました。面白そうだという理由で行きました。
水戸にある納豆のメーカー、天狗納豆総本店の中に直売店、納豆展示館がありました。納豆展示館では、無料で納豆の歴史からオススメの料理まで、入門編が学べます。行くだけで、周りの方よりは、納豆について知識に差できます。ちなみに、茨城県のスーパーマーケットを見ると、納豆コーナーの中でも、最も多く面積を占めていたのが、くめ納豆でした。
お土産は、昔ながらの納豆を再現した藁包納豆を買いました。パスタの上に乗せるか、ご飯の上に乗せるか迷います。1人前しか買わなかったことを後悔しています。
納豆の詳しい話は、納豆の日まで取っておきます。
水戸東照宮参拝など、まだ水戸でやりたいことはあります。しかし、次回訪れたときの楽しみとして取っておいて、常磐線で東京へ戻りました。
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