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「何もかもがちょうどいい。新卒1年目に縁のない”新潟”で暮らし始めた理由」/ Kaitoさん/テックレジデンスメンバー紹介シリーズ#13

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もしあなたがIT人材で、コミュニティを持ちたい!テックレジデンスを知りたい!と感じているなら、
一番知りたいのはどんな人がいるのか?ということではないでしょうか。

各分野で活躍してるエンジニアやデザイナー、マーケター、ディレクターなど、多才なテックレジデンスメンバーを紹介していくこのシリーズ。

第13回は、IT企業でフロントエンジニアをしている【Kaito】さんです。
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北海道札幌市出身で、新卒で東京本社のIT企業に入社したKaitoさん。大学までは札幌市に住んでいたKaitoさんですが、社会人の幕開けとともに、縁もゆかりもない新潟に移住。出身は、北海道。勤める会社は東京。それにもかかわらずなぜ新潟を選んだのでしょうか?Kaitoさんに今のお仕事や新潟に住むことになった経緯などを伺いました。

キャリアの原点はゲーム好きから

出身は、北海道の札幌市です。札幌市にある情報系の大学の工学部(理工学部)に所属し、通信のプロトコルを専門に研究していました。
今からだいたい1年半ぐらい前に標準化された通信の規格があるのですが、それを実際に運用した際、通信速度や機器の負荷 がどれぐらいにかかるのか、というのを検証していました。インターネット上では、事実上の標準というのがあって、利用自体は少し前からされていたのですが、それが具体的に仕様として固まったのは1年半前くらいになります。

エンジニアになったきっかけとして、ゲームが好きだったという人は結構多いと思います(笑)。気づけばPC触ることが好きになり情報系に進んでいました。

小中学生のころはマインクラフトに思いっきりハマっていて。 ただ今の一般的な遊び方とは異なっていて、 改造パッチをたくさん入れていたんですよね。それで工場のラインみたいなものを作ることができるんですよ。それで2〜3年くらいは遊んでましたね。めんどくさいことが楽になるっていうのが好きなので、パッチを入れて、自動で採掘させたり、回収したアイテムを自動で別のアイテムに変換したりしていました。

中高生のころは、ゲームクリエイターになろうかな、と考えていました。もしゲームクリエイターじゃなかったとしても、コンピュータ中心の仕事に就くだろうなと予想していました。
ゲームの仕事といってもクリエイターやゲームプランナーなどさまざまありますが、最初から最後まで一人で何かを作れるようになるのが理想だな、と思っていたので、コーディング寄りの職種に就きたいと考えていたんです。

今は、IT企業で、フロントエンジニアをしています。

会社との相性の良さ

現在、新卒1年目ですが、社内外で結構発言させてもらっています。チームの人数が少ないのもあり、自分が調べた内容についてお客様に直接報告することもあります。
お客様のシステムをリニューアルしたり、リニューアルと並行して今まで運用してたものの保守をしたりさせてもらっているのですが、新卒1年目でここまで発言させてもらえているのはなかなかないだろうな、と思います。

今いる会社がかなり即戦力重視で採用をしていて、そもそも入社する時にコーディング試験で一定のレベルが求められますし、統一研修もあるにはあるのですが、それは業務の合間に挟む感じですぐに仕事をしています。

相性はあるとは思うのですが、一人ひとりがしっかりと決定権を持ってるというか、そこが良いな、と感じている点です。

同期の2023年卒で入社した新卒社員は、会社全体の社員数が400名弱のところ、 50〜60人いて(ほぼエンジニアとデザイナー)人数が多いのですが、会社全体でこういう風にしましょう、みたいな提案なども新卒の段階でできるんです。
提案は、しっかりと理由を話せないと通るものではないですが、元々みんなリテラシーは持ってるよね、という前提で成り立っているところがあると思います。風通しの良い、チャレンジを歓迎してくれる会社です。

新卒でいきなりフルリモートに”壁”なし

東京との距離感でいうと、週1で通うのは正直ちょっと厳しいですが、イベントのために月に1回行く程度であれば、全く苦にならない距離だと思います。

リモートワークがやりやすいかどうかは、人によって分かれるところが多いと思いますが、私はコミュニケーションの面で不便さを感じていません。多くの社員が同じ業務で共通した話題を持っているので話すことはたくさんありますし。非同期のテキストコミュニケーションに慣れている人が多いので距離が障害にはなっていないと感じます。

Slackのハドルミーティングを開始すると、誰かがフラッとやってきたりということも...。
結構フランクな社風なので、敬語使わずに話していこうね、みたいな風潮すらあります。
親しき中にも礼儀ありということで、最低限の礼儀は必要だと思いますが、かしこまった、いわゆるビジネスメールのような構文でやり取りしなきゃいけないわけではないです。

実際は細々とした問題がなくはないのですが、大枠としてはよくできた仕組みというか、エンジニアは納得して入社するだろうなという仕組みができています。

”新卒でフルリモート”はそんなにハードルは高く感じていないですね。

気候も生活環境もちょうどいい、新潟。

テックレジデンスを知ったきっかけは、Qiitaというブログサービスの広告でした。入居者について書かれたブログを読んで、同じエンジニアで活躍している方がいることがわかり、興味がわいたのがきっかけですね。

社会人になって最初の住居をテックレジデンスした決め手は、最近、普及しつつあるシェアハウス(居室以外のリビングなどを住人と共有する)の形態だと、交友関係が作りやすいのでは、と思ったことにあります。そして、これは私の両親の想いでもあるのですが、一人で暮らしていると、”いつ、のたれ死ぬかわからない”と言われて(笑)清掃員の方が毎日掃除をしてくれて、同居するメンバーもいれば、勝手にくたばることはないだろう、と両親も安心して送り出してくれました。

また、なぜ新潟を選んだのか?という点についてはいくつか理由があります。東京の物件や他のテックレジデンスの内見をしたのですが、新潟拠点も見てみたら、物件の条件がすごい良くてびっくりしました(笑)新潟自体も気候が北海道に近そうだなと感じたので新潟にしようと決めました。

新潟拠点に引っ越したもう一つの理由が、車がなくても生活ができるだろう、と思ったことにあります。実際、新潟市の中心部であれば、車がなくても自転車と徒歩で行きたいところに行けます。移動できる範囲に必要なものがすべて揃っているので、そういった意味では電車も必要ないですし、移動が楽な点は大きなメリットですね。

同じ条件で比べると東京より安い家賃で、共有スペースのラウンジが広く、歩いて繁華街に行ける便利さ、過度に人が多いわけではないという意味で安らぐというか、単純に過ごしやすいです。

私ならではの理由としては、地元の北海道に帰りやすいというのもメリットです。
新潟港からフェリーが出ているのですが、飛行機で帰ろうと思ったら片道2〜3万はするところ、1万円足らずで帰ることができます。もうそろそろ新潟~札幌間に格安航空が飛ぶようになるみたいなので、そうなれば家族も呼びやすくなりそうです。

個人的な趣味でいうと、お酒が好きで、新潟は日本酒の宝庫なので嬉しいです。
1〜2か月に1回、日本酒を3〜4本まとめ買いして家に置いておいています(笑)一人作業をしながら飲むたのしみもありますし、ラウンジで誰かとたくさん飲むこともあります。1週間に2-3回くらいは入居しているマンションの大浴場に入っています。大浴場を使えるのは新潟拠点ならでは、です。

今後したいこととしては、何かつくりたいな〜と思いつつ、ネタが思い浮かばないので、これつくると面白そう、というアイデアをもった方が入居してくださると一緒に何かできそうで嬉しいです。私はつくるのは得意ですが、アイデアに困っているので、アイデアを持っている人は尊敬しています。

そんな方、ぜひ新潟でお待ちしています!


<インタビュー/ラインティング>株式会社papapa marketing

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