マーケティング第1回 マーケティングとは
こんばんは。
今日からは7回に渡るマーケティング、第1回です。
本日は、そもそもマーケティングって何なのかということについて説明していきます。
1.マーケティング
・・・世の中の動きを察知して、それに合う製品やサービスを提供すること
流行 → ニーズ → 差別化 → マーケティング → 販売
マーケティングの神様:フィリップ・コトラー「価値の創造と交換を通じてニーズやウォンツを満たすプロセス」
マネジメントの父:ドラッカー「企業の目的は顧客の創造であり、イノベーションとマーケティングが重要」
2.なぜ生まれたのか?
・・・・ 20世初頭のアメリカで生まれる
鉄道と通信網の発達 ⇒アメリカ全土が市場に⇒「市場で売るための方法論が必要に」
企業マーケティングの創始者:A・W ショー
「市場で需要を創り出すには市場分析が必要」
マーケティング実践を理論化:R・S バトラー
「市場の研究は商品の研究同様に最も重要」
3.マーケティングの対象 対象は時代を経るごとに拡大
マーケティング1.0
製品中心のマーケティング。企業はマス市場 を対象に出来るだけ安くて高品質の製造を提供しようと一方的にテレビなどのマスメディアで宣伝を行う
マーケティング2.0
顧客志向のマーケティング。商品も情報も行き届いた状況の中、企業は消費者の「心」を つかもうと双方行のコミュニケーションを行う。
マーケティング3.0
製品やサービスに社会貢献などによる精神の充足を求 めている消費者に働きかけるマーケティング
マーケティング4.0
企業は製品やサービスの提供により、個々の消費者自 身が「こうありたい」と考える自己実現欲求に訴えか けるマーケティング
4.マーケティングで重要なこと
顧客のニーズにこたえること
→顧客の立場にたって人間の心理を読み取ること
→いかに買ってもらい、信頼を得てリピーターになってもらい、周りの人にその良さを伝えてもらうか
【一般的な流れ】
1顧客のニーズの把握
2顧客のニーズに合ったサービスや製品を創造
3ターゲット層にリサーチ
4信頼を得てリピーターになってもらう
5製品・サービスのよさを周囲の人に伝えてもらう
5.IT 時代のマーケティング
・・・顕在化していないニーズを生み出すことも大切
スティーブ・ジョブズ「顧客は自分たちが欲しいものは知らない」
→ 画期的なものを生み出すためデザイン思考へ
Step1共感
・テーマ共感 ・インタビュー
Step2問題提起
・step1を掘り下げ、問題そのものの設定を行う
Step3アイデア創出
・多様なアイデアを出し、コンセプトを創造
Step4プロトタイピング
・試作品を完成
Step5検証
6.商品の価値だけでなく消費者の満足度も重要
総顧客価値 ― 総顧客コスト = 純顧客価値
(顧客が期待する価値) (購入にかかる手間や時間) (消費者の満足度)
※4つの価値と4つのコスト
・総顧客価値・・・商品価値・サービス価値・従業員価値・イメージ価値
・総顧客コスト・・・金銭コスト・時間コスト・労力コスト・心理コスト
次回第2回は、マーケティングの基本について説明していきます。
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