「ひとりでの英語学習」発音が分からないと進めない
2023年の年末からDuolingoという英語学習アプリを使い、独学で英語学習をしています。
独学で英語学習をするうえで私にとって最大の問題は『発音』です。Duolingoにはリスニングとスピーキングがあるので、もちろん英語の発音に触れることはできます。しかし「本当に正しいのか?」という不安がつきまとう。
オフラインでもオンラインでも英語の発音を教えてもらえる場はあります。しかし内向型の私は、そのような場に飛び込めない。そこがストレスで英語学習を止めてしまう恐れもある。
なんとか発音を学べないかと調べていると、英語の発音を学ぶ最高の教材を見つけました。それは英語発音トレーナーまやさんのVoicyです。まやさんのVoicyでは、発音記号ごとに発音を教えるシリーズがあるので「この発音が知りたい!」というときに効率よく学べます。またVoicy内で『#まやの発音記号解説』と検索すれば、まやさんの発音記号解説がすべて一覧で出てきます。
発音記号ってなに?
発音記号、なんとなく聞いたことはありますが、単語の横に括弧して書いてあるな程度しか知りません。そこで、発音記号について調べてみました。
発音記号とは、さまざまな言語で使われる音を文字や記号で表すために開発された基準です。英語の発音では、1988年に制定された「International Phonetic Alphabet(IPA:国際音声記号)」を使うのが一般的となっています。
【発音記号一覧表(IPA)】
上図の発音記号の一覧表のとおり、英語の発音記号には母音、子音を合わせて45個もあります。理解できる人には、この発音記号を見るだけで英単語の発音が分かります。音楽でいう楽譜のような役割です。
「O」は「ア」と発音する
今回私は、発音記号「ɑː」の解説を聞きました。この解説では、英語のスペル上の「O」は「オ」とは発音せずに「ア」と発音することが多いそうです。
たとえば書籍や映画で人気の『Harry Potter』。Potter の ”Po” は「ポ」ではなく「パ」と発音します。つまり「ハリーポッター」ではなく「ハリーパッター」と発音するのが正解です。
他にも Stop「スタップ」、Doctor「ダクター」、Hot「ハット」など英語が得意でなくても分かりやすい単語を使って解説してくれているので、とても分かりやすかったです。
リスニングにも効果あり
まだ「ɑː」の発音記号の勉強しかしていませんが、驚くべき効果がありました。それはリスニング力が上がることです。
正しい英語の発音が分かっていないと、聞こえた英単語と自分の思う英単語の発音が違うので、何を言っているのか理解できません。しかし、英語の発音を勉強してから英語のリスニングをすると「正しい英語の発音」と「自分の思う英語の発音」がリンクするので英語が聞き取れるようになれます。
実際に私も、発音記号を学んだことにより「ダクター」と聞こえたので「今のは"Doctor"だな」となる場面に遭遇しました。またDuolingoのリスニングでも、少し早口の問題も1回で聞き取れるようにもなりました。
おわりに
英語学習を始めるまで、私は「英語なんて理解できれば十分だ」と英語の発音なんてどうでもいいと思っていました。しかし、今回発音の勉強をして気づいたことがあります。
「発音が分からずに、英語を理解するのは無理ゲーだ」
当たり前ですよね。中学で英語を諦めた私が、英語学習で飛び級なんてできません。ゆっくり自分のペースで歩くしかありません。
しかし今の早い段階で、発音の重要性に気付けて良かったです。正しい発音こそが英語学習の土台となるのだと学びました。なぜなら、英語が聞き取れると楽しさが倍増するからです。今後は発音学習にも積極的に取り組み、自信を持って英語学習を深めていきます。
また、今回紹介した英語発音トレーナーまやさんは『超図解 3分英会話フレーズ1500』という書籍も出しています。書籍で英語学習をしたい方は、ぜひご一読ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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