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技術の雑談
2024年4月29日 13:49
理科の時間にならった“針葉樹”と”広葉樹“、この2つは成長の仕方が全く異なっている。針葉樹は太陽の光をもとめて、真っ直ぐに伸びる。上方に他の木が覆い被さっていてもおかまいなし、目標に向かって突き進む。広葉樹は太陽の光をもとめて、柔軟に伸びる。上方に他の木が覆い被さるとより多くの光のくる方向に主軸の向きを変えながら、目標に向かっていく。 人間の性格にも似た、成長の仕方だ。どちらが良い・悪
2024年1月12日 18:55
京都大学などは、栄養不足の熱帯地方でなぜ樹木が大きく育つのか、その原理の一部を解明した。植物の光合成に必須の栄養素リンは、主に岩石に含まれている。リンは温度が高いほど岩石から溶け出しやすくなるため、高温多湿の熱帯林ではリンが不足しがちになる。ではなぜ、栄養が不足している環境で、樹木は育つのだろう?研究チームは中米パナマにある熱帯林で、土壌が含むリンの量と約400種の樹木の成長を10年以上
2024年1月2日 13:52
竹は常緑性の多年生植物だが、イネ科タケ亜科に属している。その理由は、両者の花がとても似ているから。とはいえ、茎・枝・葉などの栄養器官は、一般的なイネ科植物とは似ても似つかない特徴をもっている。 そんな竹の特徴として、とにかく成長が早い。理由は一般的な植物は根や茎、葉の先端から成長する。そこが「成長点」と呼ばれており、活発に細胞分裂を行い大きく育っていく。竹は1本の竹に40~60個ある節の1つ