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「面白い人」

 昔から、「変わってるね」「面白いね」と意見をもらい生きてきた。その中で自分が嫌いで変えたいともがいて絵や詩や涙に変えてきた人生。10代の頃は狭いコミュニティ、世界で生きていたから人と違うことに劣等感を抱いて生きづらくて辛かった。自分を嫌いとも思ってしまったこともあったがその世界を超えて今は大好き。大学の時にこの生きづらさは何なのかと思い悩んだ。そこで行きついたのは社交的な繊細さんであるということ。でも私は社交的な繊細さんにカテゴライズすることで自分を肯定していた。今思えば自分で勝負してなかった思う。私が私として勝負できるようになったのは社会人になった前後。
 社会人になって1年間は本当に辛かった。先輩方からもらった意見は正論だった。だが、私には全てをこなすことは難しく性格上、やり遂げようとして潰れそうになる。潰れそうになってもそれは自分のためだと言いかせてやり続けてしまう、相談できないそれも自分のせいな日々が続いた。その日々が続いて時には涙を流して仕事場にいたが、やはり救ってくれてのは表現だった。絵と詩。これは昔から無意識に続けているものだった。社会人になって辛い時、無意識にも詩や絵をかいてることを自覚した。やはり私は詩や絵の表現がないと生きていけない。この衝動をどうしていけばいいか分からないと。もちろん詩や絵は好きでやってるが、好きなことを続けていかないと人は死んでしまうんだなと思った。死んでしまうという言葉を気軽に使いたくないが、本当にそれくらいの感情だ。詩や絵を続けられた自分でよかった。それを続けて伸ばさせてくれた両親や恩師、これまでこれからの自分ありがとう。大好きです。私もその原石を磨く、人格を支える仕事に就きドリームサポーターとして子供と関わっています。
 社会人になって、詩や絵がなくてはならないと強く自覚した日から表現者として幅を広げたいと思い演劇のワークショップを受けた。今日はその即興演劇のワークの帰りである。知り合いの劇団の役者が企画したインプロの企画。そこで出会った劇団の役者たち。役者たちの演技を見た上で今日会ったのだが、皆面白い人だと素直に思った。今日はそんな面白い人に出会えて私も私で行こう!と改めて思った日であった。今後、皆様と繋がりができて様々なことを教えていただけるのが光栄で嬉しすぎて眠れないくらいの夜です。
 私は面白い人が大好きです。皆、面白い人。自分にしかないものを持っている。それを否定したり妬んだりする人は苦手です。これからも自分はもっと面白い人になれるようにというか自然とそうなっていけるように、表現を続けます。今日は演技を通してまた新しい自分に出会えて嬉しかった日。それは周りのおかげであると忘れてはいけない。