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指からつくる、球質を変える方法

みなさんこんにちは!Team NINEの奥山航です。前回は指の力についての記事を作成しました。指は意外と奥が深いものです。今回はもう少し掘り下げて「指」において見るポイントをお伝えします。

もし前回の記事をご覧になっていなければ、こちらを覗いてみてください。今回の記事がより楽しく、理解しやすくなると思います。


① チェックポイント

手首から先の関節は下の写真のように呼ぶこととします。MP関節やPIP・DIP関節は聞きなれないかもしれません。専門的な名前ですが、覚えてみてください。(手首は専門的な名前ではありません)

前回と同様に洗濯バサミを用いたチェックポイントを紹介します。基本的にはどの関節も軽く曲がった状態がよいと考えています。力が十分に入らない関節は伸びきっていることが多いです。下の写真のようになっていないかチェックしてみましょう。

DIPが逆方向に曲がっている
PIPが曲がっていない
手首が反り返っている

いかがでしょうか。上の2つは気づきやすいと思います。3つ目が意外と気づかないことが多いです。手首が反ることは投球動作につながりにくいと考えています。(変化球によっては反っている方が良い場合もあります)「力を抜け」と言われやすい方は手首が反りやすい特徴があるかもしれません。

このチェックポイントは日常生活でも活用することができます。重いものを持った時に手首が反っていないか。ペンを握った時にPIP関節やDIP関節が伸びていないかをチェックしてみてください。

指の力は日ごろの生活から鍛えることができます。反対に野球をしているときだけ意識しても、そう簡単には修正できません。気づいた瞬間に修正することが「習慣になる近道」だと個人的に感じています。

② 「シュート」するか「スライダー」するか

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