TEAM学防災

東日本大震災にて被災、避難したそれぞれのメンバーによる新しい形で防災や減災を伝え繋いで…

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東日本大震災にて被災、避難したそれぞれのメンバーによる新しい形で防災や減災を伝え繋いでいくTEAM。 災害は一つではない。 災害の経験も体験も場所や人によって違うように伝える人達もその時々により違い変化する。 時には子どもたちTEAMに関わり伝え繋ぎ体験できるように。

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予防災(予防と防災)

被災地ボランティアと実際に被災者となるのは精神的、物理的にも異なります。 被災地へのボランティアの方々は受け入れ態勢が整った数日後から順次被災地入りされます。 けれど、それまでの数日が生死を分けます。 それまでの数日が実は第一試練です。 講演や企業アドバイザーの際には実際に自分が被災したら?をベースに考えてもらう事が多いのですが、如何に自分事に繋げてもらうかも重要です。 さらに、被災地になってからでは防災は更に後手になる。事は明確です。←これは企業アドバイザーの際にお話しさ

    • 行政も民間企業も住民も同じと伝え続ける理由

      自助、共助、公助という言葉がありますが、みなさんこの言葉にどんなイメージがありますか? 今回は私たちの被災当時の状況も含めてお話します。 2011年3月11日 あの当時、私含め主人やきょうだい、両親の仕事はそれぞれ石油関連会社、運輸会社、飲食関連会社、サービス業、自営業者でした。 あの日主人はたまたま仕事が休み。 私は勤務が終わり14:46はすでに帰宅していました。 兄や両親などはそれぞれ職場に。 14:46 地鳴とともに経験した事のない揺れと轟音の中玄関を飛び出まし

      • 進化と老朽と退化

        関東大震災から今日で101年目。 101年たった進化と老朽そして何が退化しているのか。 進化としては災害のたびに耐震化が進み、最新の設備や仕組みが生み出される。 例えば阪神淡路のあとには、建築物の耐震性能強化に関する法律の整備、建築基準法の耐震基準の改訂、特定非営利活動団体(NPO法人の制定)などが進み、都市ガス事業者にはマイコンガスメーターの設置が義務付けられたりしました。 ※ガスを使用していないときは、ガスを遮断しない機能になっています。←ここ結構勘違いしがちですが、マ

        • 災害の種類によって

          台風の時の停電 地震の時の停電 その他の事情での停電 停電にも種類がある。 例えば台風の時の停電については台風そのものは先に予測できる災害というポイント。 予測される災害という事は予め備えができる災害。 その中で台風は停電の可能性も高い。 飛散物や倒木等の被害が出やすい。 停電の可能性が前もってわかっているならば、食糧備蓄に関しては冷凍食品やナマモノはおすすめしない。 台風の停電はわりと復旧は早い場合も多い。 でも、夏場で、ぬるい庫内のナマモノを食べる勇気ありますか? ナ

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          4本

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          豪雨の時に

          豪雨のときの避難の判断は難しい。 事前にわかっていても難しい。 自宅にいても色々な不具合もある。 今日はそんなもしもについて💁‍♂️

          水の備えは色々

          水の備えって色々な形があります🫡 水は水道の蛇口を捻ったら出てくるのが当たり前になってしまった現代。 備えを無駄にしないという事も大事な事です。 ペットボトルの水は開封しなければ期限が切れても実は飲めますし、水道水も常温なら3日、冷蔵庫保存なら10日持ちます。 でもやっぱり抵抗あるなという方、もしくはお風呂のお水使えたらいいのになという方におすすめなのが浄水器です🫡 お水を作り出す事はできませんが、濾過して飲料水を作り出す事はできます。 備えの形は十人十色。 自分にあった

          水の備えは色々

          「災害対策?別にここは大丈夫っしょ。」その考え方。誰かの命奪うかも知れません。

          私が被災した時に、息子は生後11ヶ月でした。 なにも災害対策していませんでした。 あの日後悔しました。息子の命を守るという責任に対して。 【命を守る】いう事は【私たち親の認識、大人の認識が左右する。】 災害時、備えがなければマイナススタートになります。 マイナススタートなので心の余裕も無いんです。心の中は【不安】の2文字で埋め尽くされます。 私はこの経験から対策や行動をしていきました。 でも、私だけが一緒懸命やっても力不足なんです。我が子が関わる大人、旦那や、祖母や、祖父や、

          「災害対策?別にここは大丈夫っしょ。」その考え方。誰かの命奪うかも知れません。

          Peatixでスタート!世代別 災害の備え 【子育て世代 乳幼児編】

          被災した時に息子はまだ1歳前。 地震、原発、車中泊、物資などあの時どうだったのかの話も交えながら進めていきます。 乳幼児子育て中にできる備えや幼稚園や保育園の災害時の対応は? 親の不安は子どもに伝わるからこそ、親が冷静に行動するために事前に考えておく事。 一瞬にして何百、何千、何万人もの人々の日常が非日常に変わる災害。 だから平時になにをするのか。 具体的対策から夫婦間でも共有、共感し合いながらどう切り抜けるか。実体験を元にお届け。 最大の備えがあれば最小の被害はカバーできる

          Peatixでスタート!世代別 災害の備え 【子育て世代 乳幼児編】

          Peatixでスタート!世代別 災害の備え 【子育て世代 小、中、高校生編】

          親の手から離れて登下校も子どもだけになる年齢 登下校中にもしもが起きたら?子どもと話し合ってますか? 学校のもしもの対策聞いていますか? 習い事先の対策聞いていますか? 子どもの認識と親の認識の違いは災害時に重要なポイントになる。 具体的な対策と具体的例を交えながら今からできる事。 けれど実際は子どもに関わる大人の認識意識も重要となる。 我が家の押し付けない防災教育や思春期の子どもとの防災意識の確認などもお伝えいたします。 親の手が離れていく年齢からは自分の命は自分で守る備え

          Peatixでスタート!世代別 災害の備え 【子育て世代 小、中、高校生編】

          Peatixでスタート!世代別 災害の備え 【Z世代編】

          私が被災した時はまだ21歳でした....所謂【ゆとり世代】ですね(笑) そんなゆとり世代からZ世代に贈る!災害対策!楽しくいこうー!

          Peatixでスタート!世代別 災害の備え 【Z世代編】

          万が一の想定

          今年【3月】にTEAM学防災主催で地域の【お寺で災害を考える】という集いを行いました。 TEAM学防災の拠点ベース藤森学区やお隣の深草学区、桃山学区のご住職(宗派により呼び方が違うため親しみを込めてご住職とお呼びします。)に集まっていただきました。 藤森学区からは 墨染寺 深草学区からは 常泰寺 桃山学区からは 栄春寺 災害時のお寺としての役割 平時からのお寺の役割 お寺と地域の交流 ご遺体との向き合い方 災害時の遺体の取り扱い 様々な話が繰り広げられました。 この集まり

          万が一の想定

          「地域の集合場所」に疑問

          最初に誤解の無いようにお伝えいたしますが否定をするつもりはありません(笑)我々も大変お世話になっている消防局さん、日々みなさんが頑張ってくださっている事は知っていますので、否定ではなくあくまで当事者としての疑問として読んでいただけたらと思います。でも否定になっていたらすみません(笑) さて疑問な【地域の集合場所】ですが、何が疑問かわかりますか? 実際そんな余裕がないんです。(実体験) 揺れが収まるのを待つ、もしくは外に逃げるので精一杯です。 というか、だいたいみんな外に出

          「地域の集合場所」に疑問

          KYOTO学防災開催

          とうとう今週末開催となりました! ここにくるまでの道のりは沢山の出逢いで創られてるなと思うとともにその関わってくれたみなさんに心より感謝いたします。 新たなチャレンジで何かを創り出すエネルギーって本当に未知数。 毎回色々な気づきがあって、出会いがある。 26日は「防災」に対するイメージがもっとフラットに、身近に感じられるようなものになるように。昨年のKYOTO学防災の輪が今年沢山花を咲かせている。でも実は第一回からその繋がりはずっと繋がっています。 当日お手伝いしていただく

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          第3回KYOTO学防災

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          第3回KYOTO学防災

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          TEAM学防災公式LINE

          TEAM学防災公式LINEがスタートしています! 防災をより身近に。 防災という言葉が難しくしてしまっているのか…. これだけ災害が多い日本でも防災に関しては課題が山積みであり中々身近に感じてもらえない事も関係者の悩みの種になっています。 災害は日常生活の中に訪れます。特別な日に発生するわけではなく、発生した日がその日となってしまう。その「その日」は誰かの誕生日かもしれない、誰かの記念日かもしれない。 そのくらい災害と日常は隣り合わせ。 だから本当はもっと身近な存在であって

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