2hours-妄想コンペ＃3「PEPSIを救いたい」

前回の「Renta!を救いたい」は、いかかでしたか？

週に1時間×2回の2時間という短時間の思考トレーニング。
思考をアウトプットし、みなさんからリアクションをいただけることが、とても刺激になっております。
やはり、アウトプットって大事ですね。
拙い妄想を読んでいただき、ありがとうございます！

それでは、今回の2hours-妄想コンペのお題は

本日のお題：サントリー食品インターナショナル株式会社／PEPSI

今回は、販促コンペからお題を頂戴するのではなく、日常の中にある「救いたい」と思うことをピックアップし、お題を決定しました。

「PEPSI」にいきついた流れとしては、
昔は人気があったが、今は下火になっているものは？
コロナウィルスの影響で、外食業界は本当に大変だね、タピオカもめっきり落ち込んでしまったし、その辺りは？
という具合に、もみもみしているうちに、飲料市場、コーラにいきつきました。
コーラといえば「コカ・コーラ」、近年めっきり勢いがなくなっている「PEPSI」。
コーラカテゴリーでは、いつも2番手になってしまう「PEPSI」。
あぁ、「PEPSI」を救いたい！という思いが湧きだし、「PEPSI」をもっと売るためのキャンペーンを考えようということになりました。

全体設計

課題

課題は、どういう時に飲む？というイメージがないこと。
「コカ・コーラ」は、映画館に行ったらポップコーンとあわせて飲む・ピザを食べるときに飲む・スポーツを観戦するときに飲むなど、人と一緒に飲むというイメージが明確です。
それに対し、「PEPSI」は、甘さがちょうどよいなど、味は評価されている一方で、飲むシーンのイメージがないことが問題なのでは、と考えました。

ターゲット/インサイト

ところで、みなさんミニサイズの缶ビールはご存知でしょうか？飲んだことはありますか？
135mlと250mlの缶ビール。くいっと1缶飲み干すのにちょうどよいサイズ。
このミニサイズに目をつけました。
「コカ・コーラ」も「PEPSI」も、缶はミニサイズがあるのですが、ペットボトルのミニサイズがあるのは、「コカ・コーラ」のみ。
なぜ「PEPSI」にはないのか？「PEPSI」には本当に必要ないのかを探るため、「コカ・コーラ」のミニサイズペットボトルを飲みたいと思うときはどういうときかを深掘りました。
・飲み干したい。本当だったらビールを飲みたいが、日中・仕事中だから「コカ・コーラ」。
・ゲームに勝ったときなど何かを成し遂げたときに飲みたい。
・あと一息のときに飲みたい。
・一瞬のおいしさが欲しいときに飲みたい。
一瞬のおいしさが欲しい、というインサイト。
このインサイトであれば、「コカ・コーラ」より、味で評価されている「PEPSI」の方がミニサイズペットボトルは、受け入れられるのではないかと考えました。また、あと一息のときに飲みたいという気持ちを抱く人、それは、何かにチャレンジしている人ではないかとターゲットの設定をしました。

パーセプションチェンジ

先ほどの課題でも触れましたが、「コカ・コーラ」は、人と一緒に飲むものというイメージが確立されています。
なので、「PEPSI」は、一人で飲むというポジションをとることで、
コーラの中の「PEPSI」から、指名される「PEPSI」へという提案にしました。

コンセプトアイデア

味にこだわってきた「PEPSI」の一口目のおいしさにフォーカス。
人と一緒にではなく、一人で飲むもの、自分を奮い立たせるものとするという意味合いで、Empower yourselfと考えました。

キャンペーンコピー

リトル●●を呼び覚ませ

何かにチャレンジしている人が、自分の中の●●を呼び覚ますというキャンペーンコピーです。

コアアイディア

現「PEPSI」のCMのリトル本田になぞらえて、「PEPSI」を飲むことで、自分の中の本当の力（リトル●●）が湧いてくることを表現。
①既に挑戦している著名人（アスリート）による各々のリトル●●について対談。
「NowVoice」に参画しているような、各界を代表するトップランナーが、業界を超えて各々のリトル●●について対談してもらう。その対談をラジオで配信。
https://voice.nowdo.net/
②TikTokなどで、消費者それぞれのリトル●●を投稿。
TikTokの10秒チャレンジで、ユーザー参加型のキャンペーンを実施。カウントダウンの間に、「PEPSI」を飲み干すと憧れの著名人に変身してしまうフォトモーションで、思わず遊びたくなるという心理をくすぐるというアイデアです。

コミュニケーション接点

創作性がありみんなのリトル●●を見れる場
・ラジオ/TikTok　等
・それを基にマスメディアへ展開

ニッチなメディアではあるが、最近また注目されつつあるラジオ。
飛ぶ鳥を落とす勢いのデジタルメディアTikTok。
この2つのメディアを起点に、TVCMに展開していき、リーチを広げていければ、と妄想しました。

今回で3回目となる妄想コンペ、いかかでしたか？
ひよっこのわたしたちでは、見落としている点などもあると思いますので、よろしければ皆さんのご意見もお待ちしております！

チームハバネロ🔥