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【振り返り⑥】因島フィールドワーク合宿2022

おひさしぶりです。兵庫県出身のあやりです!

因島FW合宿から1ヶ月。いま振り返って感じたことを、お伝えできればと思います。
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参加するまでのバックグラウンド

私がこの合宿に参加した動機は「大学の単位のため」です。感染症拡大の影響で満たせなかった副専攻の卒業要件を満たすため、参加しました。

合宿参加者には多文化共生や地域貢献に興味がある人、近いことを大学で学んでいる人が多かったです。
それとは対照的に、私は工学部で化学を学ぶ研究者志望。多文化共生、地域貢献などには興味も、知識もない状態からのスタートでした。

活動してみて

本合宿の目的は、因島内の多文化共生を実現することです。
因島には海外から来た技能実習生(以下、実習生)が多く住んでいますが、日本人との関わりは少ない状態でした。

もともとモチベーションが低かった私ですが、実習生とお話しする中で
①実習生と島の日本人の間で、コミュニティが分断されていること
②実習生には島の日本人と関わる意思があること

を知り、実習生も含めてコミュニティができれば両者とも暮らしやすく、また生活が充実するのではと考えました。
これがきっかけでモチベーションが上がり、身を入れて活動に取り組むようになりました。

実習生とお話し中~

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正直、9日間だけの活動で一つのコミュニティの多文化共生が実現できるとは思っておらず、ほんの少しのきっかけをつくることすら難しいのではと思っていました。
しかし私たちは日本人の子どもに実習生が自国の遊びを教えるというイベントをつくることができ、多文化共生への良いきっかけとなったのではと思います。

イベント大盛況!

私1人では絶対にここまで到達できなかった。
それが参加者みんなで力を合わせると、思っていたよりも遠くまで到達できるものだと学びました。

そもそも私たち合宿の参加者自体も多様でした。

生育環境などバックグラウンドの違い、先天的な個性。
これらから来る考え方が違うからこそ、衝突もしたし上手く議論が進まないことがありました。
それでも多様だったからこそ色んなアイデアが出て、今回のようなイベントを立案できて、それを成功させることができたのではないでしょうか。

また、9日間だけだったけどメンバーと一緒に過ごせて楽しかったし、大切な仲間だと思っています。

因島でも多文化共生が進めば、これらのような前向きな影響が出ると信じています。
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振り返りは以上になります!

合宿に参加できてよかったです。
酒井さんやJICA職員の皆さまをはじめ本合宿でお世話になった方々、ありがとうございました!



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