見出し画像

【振り返り⑧】因島フィールドワーク合宿2022

こんにちは!フィリピン🇵🇭&ジャパン🇯🇵のハーフ、野村ミカエル介です!
今日は先月参加した因島フィールドワークの振り返りをしたいと思います。

結論から言いますと、今回僕が一番学んだことはこちらです:

"With" > "For"

「〇〇のため」よりも「〇〇と一緒に」

日本人とフィリピン人が Patinteroパティンテロを遊んで、ゲーム終了後の握手

どういうことかと言うと、誰かのために何かをするよりは、その誰かと一緒に何かをした方がお互いの成長にもなるのじゃないかという気づきです。
今回のフィールドワークのテーマ「多文化共生」で言うと、外国人のため色々支援をすることよりは、外国人と一緒にお互いリスペクトしあいながら地域づくりをすることの大切さに気づかれました。

僕は今までたくさんの在留外国人支援の活動に参加をし、同じ地域に住んでいる外国人のため何をできるかメインで考えることが多かったです。でも、今回のフィールドワークで、外国人実習生が主体的に遊び、教えていることをみて、これからは自分主体ではなく相手主体でものごとを考えていくことも大事と思いました。

"Do not give them fish, but teach them how to fish"

という有名なことわざがありますが(魚を与えるより、魚のとりかたを教えよ)、一言足したいと思います。

"Do not give them fish, but teach them how to fish. Most importantly, fish with them." 

外国人のため何かをしたい気持ちはとても大事です。だけど、外国人はいつも助けだけを求めているわけではない。外国人から私たちは何か学べるし、私たちにない日本の問題の解決法を持っているかもしれない。
だからこそ、「のため」よりは「一緒に」、これから大事にしていきたいと思います。


ここで一旦、話を飛ばします。
今回のフィールドワークで僕は出会うと思っていなかった人と出会いました。その人は、新しい自分のことです。
あまり深くない話ですが、自分は料理が苦手なんです。苦手というよりは、下手なんです。僕はずっと、料理下手キャラとして、生きてきました。

でもなんと今回の合宿で、みんなが僕の料理を気に入ってくれました。
(一番先輩なので、多少気遣いがあったと思いますが笑)
そんな大して深い話ではないかもしれないですが、帰ってきてから、料理することが好きになりました。つい最近も、大学生を集めてシェアハウスでミカエルシェフのご飯会を開きました。フィリピン料理や、地域のおばあちゃんからいただいたカボチャでコロッケを作りました!!

今回の合宿で新しい自分に出会えて、新しいチャレンジに挑むことができました。僕にとって、これも大きな成長になりました。


もう一度、話を飛ばさせてください。実は因島フィールドワーク終了1週間後、北海道で同じようなフィールドワークに参加しに行ってきました。

真狩村という小さな村のことについて知り、最終的には「何か」を提案するフィールドワークでした。因島フィールドワークで学んだインタビューのノウハウや、地域課題に対してのマインドなどを真狩村フィールドワークで活かせたのではないかと思っています。

8月は因島や真狩村などで地域おこしができて、

やっぱり、自分は地域おこしが大好きだ

と思いました。

因島フィールドワークは僕の成長に大きく影響を与えてくれたプログラムです。このプログラムを可能にしてくれたJICA中国やPLUS inc、関わってくれた協力者の皆さん、本当に感謝です。来年はお手伝い側に是非関わってみたいですね。笑

最後に、僕のこれからを少し共有させてください。実はJICA青年海外協力隊に申し込んで、最終面接に進むことができ、今は結果を待っています。今まで国内で地域おこしをさせてもらって、たくさん成長でき学びが溢れるほどありました。次は海外で頑張ってみたいです!

by: 🐸 🐸 🐸


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?