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四万十川でゆるりと流されてきた。その2

すっかりボートの上でリラックス。そのままウトウトしそう。時速2kmでも徐々に河口が近づいてくる。川を寝床にする生物の気持ちで近づく橋と町を眺めてみる。文明、文化。人間の縄張り。

好奇心に駆られるけど、近寄っては行けない場所を見つめてるような。
子供の頃、大人のおしゃべりが意味不明でなんだろな?って思ってた感覚と似てるかも。

マウンテンバイクに乗り、ラフティングで川を下ったら、街に出て、ごはんを食べ、温かいシャワーを浴び、お布団にくるまる。

最高。

外ごはんやキャンプもいいけど、ここも気楽でありたい。ごはんは高倉氏おすすめのお店がたくさんありそうなので、今回はシンプルなビジネスホテルを選択。

鰹が違う。高知の鰹。


東京に運ばれた鰹…は鰹じゃないかも。という美味さ。鮮度?調理法?高知は鰹が美味いっていう思い込み?…ではないな。だって焼き鯖寿司に使われているお米が美味しいから。
普段は飲まないビールも美味しい。
明日は朝から雨予報。今週末を最後に放たれてしまうという情報のジンベイザメを見に行って、天気回復してきたらサイクリングしますか。という予定に。ホテルは中村の中心にあるので、お店からアーケード街を歩いて戻る。この辺の喫茶店はモーニングやってるんですよ。と狭い範囲に4−5件あるのを教えてもらう。人口3万人で東京のうちの近所より喫茶店がある。外のメニューを見たら、トースト以外におにぎり!があり、何がメインでもお味噌汁が付いてくるらしい。起きてすぐ、街に出る楽しみがある。漁師文化。

高知モーニング

大阪海遊館のジンベイザメは高知で捕獲、しばらくすると調査に放たれていると前に読んだことがあったけど、
大きくなりすぎて搬送できなくなったから。
というのは初めて聞いた。

色々手狭になったジンベイ。



大海の方がのびのびなのか、野生に戻されてエサ確保が大変なのか。わからないけど、せまいイケスよりは、きっといいんだろうな。

雨が弱くなってきたので、e-bike で足摺岬一周へ。
そう…良い道は地元の人が知っている。Googleは知らない。

木々のトンネルロード


ローカルのガイドがいてこそ、満喫できる景色があって、道がある。季節が変わればまた違う空気の中遊べる。もうちょっと、パドリング上手くなりたいなっていう向上心も芽生えてきてるし。レース復帰のために乗り込むのここで。というのもあり。もちろん高倉氏コーチで。オランダのロード女子選手ご一行が合宿のときガイドをしたのも彼である。私なんて鼻○そほじりながらで相手してもらえそうだ。(すみません、他に適切な表現が…w

港に戻り、素朴なおやつタイム。東京ならもんじゃ、土佐清水ではペラ焼き。具はジャコ天、卵、ネギ。走ってる時、あちこちから鰹節のいい匂いがしていたけど、じゃこ天や鰹は観光のために作られた名物じゃなくて、地元に根付いたソウルフードなんだな。

四万十に戻って、街の銭湯を教えてもらう。
ど演歌が流れる番台。古い工場の裏口みたいな入り口。石鹸とタオルは貸してくれる。中は清潔で、お湯がめちゃ熱い。蛇口の栓がスパナで、水を足していいのか謎で、ちょっと我慢しながら入り、水を浴びまた入る。時間が早いから貸切だった。古き良き昭和。

夜宇和島に移動予定でホテルを予約してしまったのだけど、宇和島で美味しい店もわからないし、また高倉氏行きつけの店に…笑 頼りっぱなしである。カキフライの衣がパリパリしていて美味しい。
宇和島まで運転があるから呑めない自分よ。朝八幡浜移動でもよかったのに。ここは自分の計画ミス。
四万十、美味しい店しかない。

またね。四万十川。私が今回運んだバイクに乗る子たちには必ず思い出深い旅になるね。
ぜひ、オケラアドベンチャーズ四万十に問い合わせてみてください。色んな持ち札を持ったガイドが、それぞれに併せて、ゆるりからがっつりまで案内してくれます。

【今回の案内人】

オケラアドベンチャーズ四万十
高倉 剛 さん
https://okeraadventures.com

https://goo.gl/maps/TPoWXPTG9eo55iZv9


【移動】
羽田⇆松山 飛行機で1時間10分
松山⇆四万十 車(レンタカー)で3時間ほど

【宿泊】http://www.century-shimanto.com 
洗濯機有り、シンプルで清潔感のある宿。中村の街の中なので食事に困らない。オケラアドベンチャーズ近く。


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