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15秒で読める小説

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15秒で読める!140字創作小説
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#Twitter

【140字小説】虚無感

【140字小説】虚無感

彼のポストにいいねを押すと、その後思い出したように私のポストにいいねが返される。彼が絶対いいねと思わない様な内容のポストなので、単なるお礼の意味合いなのだろう。
この流れは常に同じ。私がいいねをして、彼がいいねを返してくる。
もう私からいいねしないよ。きっと永遠にさよならだね。

【140字小説】ここに潜む何か

【140字小説】ここに潜む何か

「全ての友達、こんにちは!」
「この髪型のアイデアは素敵です」

最近Twitter上でAIみたいな文を呟く奴が増えた。ほんのり感じる言葉の違和感。俺の気にし過ぎ?

という呟きをしたら即FF外からリプがきた。

「この素晴らしいアプリはTwitterではありません、Xです」

【140字小説】Twitter終了 ※終わってません

【140字小説】Twitter終了 ※終わってません

Twitter終了のお知らせ___

なぁ、あの青い鳥が僕らに運んできた物は結局何だったんだろうな。
交流、友人、情報、時間の浪費…。
善悪はともかく単なる呟き以上の物だった事は確かだ。

…なんて呟いてみる。勿論いいねは付かない。インプレッション数0。

なぁ、本当に終わっちゃったんだな。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

終わってないもん…Twitter…終わらないもん…(泣)

【140字小説】炎上必至

【140字小説】炎上必至

___SNSってすぐ炎上するから怖い。

響子は身震いしながらTwitterアプリを閉じた。

___今まで時事問題や主義主張を多く呟いていたけれど、これからは無難に食べ物とペット写真だけUPしよう。

そう決めた響子はカニバルの女。美しい成人男性を自宅の一室で飼育している。